WEBサイトを公開している企業にとって、その活用次第で効果は大きくかわってきます。上手に活用すれば、WEBの可能性は無限大ともいえるでしょう。

WEBサイト展開では、企業の紹介、商品の紹介、人材募集などがありますが、商品のネット販売はWEB展開でもっとも魅力的な方法です。特に新規参入企業や大手のような大きな流通・販路を利用できない企業にとっては、大手と同じ土俵で商品展開ができるからです。

一般の流通や販路が確保できないと、せっかく良い商品を開発・販売したのに人の目に触れる機会は限られてしまいます。

せっかくWEBがあるのだから、直接お客様に販売できたら……
でも、ネット通販サイトの作成は難しいのでは? と思っている企業担当者や事業主も多いかと思いますが、ネット通販サイト(ECサイト)が比較的簡単に作れたらどうでしょうか。

今回は、そんな問題を低コストで解決できるlivedoorレンタルサーバを利用して、ECサイトを作ってみましょう。

利用するのはビジネス向けスタンダードのFLEXプラン、アプリケーションは日本発のオープンソースECサイト「EC-CUBE」を使ってみました。

■最強のスタンダード
FLEXプランは、30GBのディスク容量が提供されるので、データベースやCGIを使ったホームページの運用ができます。
メールアドレスも無制限に発行できるうえ、ウイルス対策やスパム対策も標準装備されています。さらにウェブメールや自動応答など、ビジネスに必要な機能も、ほぼ全て備わっています。
管理ツールには「plesk」を採用しており、さまざまな機能を簡単なアイコン操作で行うことができますので、普段利用されているウィンドウズ感覚で扱えます。もちろん困ったときには電話でのサポートが受けられますし、チケットシステムというフォーム形式の問合せ回答システムも利用したネットサポートもあるので、安心して利用できます。

■豊富なオプションで拡張
FLEXプランは、標準ではドメインはひとつだけ使うプランですが、オプションで最大3ドメインまで利用することができます。もちろんそれに合わせて専用IPアドレスのオプションも用意されています。また、データベースやメーリングリスト、サブドメインの最大数もオプションにより増やすことができます。
豊富なオプションで拡張


ハードディスク容量が30GBもありますので、複数のサイトを立ち上げたりすることも、管理はコントロールパネル一つでできるので、ログインをしなおすといった面倒もありません。
さらに同時収容の複数ホスティングでは、使用するハードディスクの割り当ても自由ですから、データの多いサイトと少ないサイトが混在してもストレスになりません。

■日本発のオープンソースECサイト作成「EC-CUBE」
EC-CUBEは、日本で作成されたプロダクトのため、説明も自然な日本語でわかりやすく、テンプレートや解説した書籍なども充実しており、独自デザインのECショップを作るのに適していると評判も良いツールです。
日本発のオープンソースECサイト作成「EC-CUBE」


ただ、EC-CUBEのセットアップは途中でパーミッション(権限)の変更指示が沢山出てくるので、そこで挫折しちゃったりする人も意外と多いようです。そこでlivedoorレンタルサーバのガイドのページを見てみると、パーミッション(権限)を一括変更してくれるツールが紹介されていました。ツールのダウンロードもガイドからできるので、これを使うことで簡単にクリアできました。

ツールを使わない場合は、ガイドには設定手順の順番に沿った画面説明が掲載されているので、それ見ながら設定すればよいというわけですね。

■セキュリティも安心
ネット通販では、セキュリティが気になるところですね。

このFLEXプランは、SSLがオプションで用意されているのでお客様に安心して使ってもらうためにも同時に導入したいものです(固定IPアドレスが別途必要)。

別途購入が面倒という方には、SSLが標準装備になっているSECUREというプランが新登場したとのこと。
SECUREプランは年間契約のみのプランですが、ベリサイン社の セキュア・サーバIDまたは日本ジオトラスト社の クイックSSLプレミアムを選択可能なので価格もリーズナブルになっています。

SECUREプランの詳細はこちらでも紹介されています


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