2025年02月28日
2025年01月31日
2024年12月31日
家紋についての話。【違い鷹の羽(チガイタカノハ)】



【鷹の羽(タカノハ)】は、『武威(ブイ)と勤皇(キンノウ)』を表します。
『武威』→武士が最も好んで家紋にしたのが、動物紋に部類する【鷹の羽】紋です。生きた鳥獣を捕食する勇猛な鳥→鷹🦅を愛好し、一族の繁栄を天高くと神にも願いを込めて紋章に取り入れました。
『勤皇』とは、神様の王事に尽くす。
九州の阿蘇神社⛩️の氏子(ウジコ)の武家の菊池氏。
鎌倉時代に阿蘇神社の神様から菊池氏に神託(シンタク)があり(お告げ)
夢で神馬(シンメ)と鷹の羽の紋章の入った神前幕を賜(タマワリ)、【鷹の羽】紋が菊池一族の家紋になる。【鷹の羽】紋は阿蘇神社⛩️の阿蘇氏が用い、菊池一族も家紋にしました。室町時代に武家の間で好んで用いるようになり、紋のアレンジも約六十種あります。
鷹の羽紋の一族の中には、夢で神とコンタクトが取れる者がいつの世も存在するやも知れません😊
この写真の紋は【丸】の中に【鷹の羽】を打ち【違い】、クロス✖︎している。
【丸に違い鷹の羽】と呼びます。
よかったら👍覚えておいて下さい😊
2024年11月30日
家紋についての話。【三つ柏(ミツカシワ)】


【柏(カシワ)】→【神聖な木】↓
『柏の葉は神に供る神饌(シンセン)の器』
柏の葉は神事で神に食物を盛ってお供えする用器としてなくてはならない木🌲←【神木(シンボク)】。
神や天皇に食べ物を供る人を膳(カシワデ)の文字を当てているほどです。
膳(カシワデ)は天皇の食事を作る人ですから、最も信任の厚い人で、位(クライ)も最高でした。
【柏】は神と天皇に食事を奉るシンボルになったので、それゆえに神社⛩️で【柏】は神紋(シンモン)にするところが多いです。
この写真の紋名は『三つ柏(ミツカシワ)』と言います。【柏】の葉が【三】枚デザインされています。三枚の柏の葉→『三つ柏』と呼びます。
三つ柏は西宮の恵比寿神社の神紋で、七福神の商売繁盛のエビス様にあやかってこの紋を家紋に用いた人もいます。
【柏】紋の一族は、神社関係者が多いです。
ですが、後々には江戸時代の元禄に歌舞伎でエビス役が大人気になり、この紋を家紋にする人が出てきたり、商売繁盛のエビス様にあやかって、この紋を使用したりと一般人も使用し、現在に至ります。良かったら👍覚えておいて下さい😊
そして、【柏餅】を食べる時に思い出して下さいね😅😅
2024年10月31日
家紋についての話。『葉陰竜胆車(ハカゲリンドウクルマ)』

【不思議な霊力がある紋】→『竜胆(リンドウ)』
この写真の紋名は『葉陰竜胆車(ハカゲリンドウクルマ)』と言います。
【車】輪の形をした【竜胆】の【葉】が黒く【陰】になっているから→『葉陰竜胆車』と呼びます。
植物を紋にした植物紋の竜胆(リンドウ)の部類です。竜の胆(リュウノキモ)と書いて『リンドウ』と呼びます。
竜の胆は苦いのでしょうか?竜胆の根は漢方薬で苦く胃を丈夫にする健胃剤です。
竜胆の呼び方はリンタンの中国語読みが、
リンタン→リュウタン→リンドウと日本語訛りになりました。
竜胆紋はその道のトップになれたり、天下一になれる【不思議な霊力】が備わっています。
鎌倉時代を作った源頼朝、一時的に天下人になった源義仲(木曽義仲)、仏教界で他より抜きん出ていた永平寺の開祖、道元などがいます。
今現在、竜胆を家紋にしている一族の中からその業界の天下人が現れる可能性があります。
もう現れているやも知れません。
よかったら、覚えておいて下さい🙂
この写真の紋名は『葉陰竜胆車(ハカゲリンドウクルマ)』と言います。
【車】輪の形をした【竜胆】の【葉】が黒く【陰】になっているから→『葉陰竜胆車』と呼びます。
植物を紋にした植物紋の竜胆(リンドウ)の部類です。竜の胆(リュウノキモ)と書いて『リンドウ』と呼びます。
竜の胆は苦いのでしょうか?竜胆の根は漢方薬で苦く胃を丈夫にする健胃剤です。
竜胆の呼び方はリンタンの中国語読みが、
リンタン→リュウタン→リンドウと日本語訛りになりました。
竜胆紋はその道のトップになれたり、天下一になれる【不思議な霊力】が備わっています。
鎌倉時代を作った源頼朝、一時的に天下人になった源義仲(木曽義仲)、仏教界で他より抜きん出ていた永平寺の開祖、道元などがいます。
今現在、竜胆を家紋にしている一族の中からその業界の天下人が現れる可能性があります。
もう現れているやも知れません。
よかったら、覚えておいて下さい🙂
2024年09月30日
家紋についての話。『丸に違い矢(マルニチガイヤ)』

上絵紋(ウワエモン)です。
黒喪服や黒留袖、あとは、黒羽織、黒紋付に紋を入れる方法です。
今回の紋は『丸に違い矢(マルニチガイヤ)』と言います。
部類は器物紋の弓矢🏹になります。
【矢】の持つ意味は、
弓矢は武士には勇武のシンボルであり、
神事では男児の初正月に贈る破魔弓、
初春の行事で弓を射る『歩射(ブシャ)』『百手(モモテ)』『御弓(オユミ)』
年占いとして、その年の豊凶を占う『弓占い』
建築の棟の上に弓矢を揚げる悪魔祓い。
相撲の『弓取り式』など
今なお、弓矢の持つ威力を呪具として、占いや悪魔祓いに用いています。
【矢】を家紋した一族は。
①弓矢は古代から武士の魂だから、大切にし、家紋になりました。
②弓矢を作った職人、匠たちも同じです。弓矢を大切に誇りを持って作り上げる。職業の屋号にした。なので、家紋にする。
③名前に矢の付く苗字の方も弓矢を家紋にしました。
今回のこの紋、【丸】の中に【矢】を打ち【違い】、クロス✖︎している。【丸に違い矢(マルニチガイヤ)】と呼びます。よかったら、覚えておいて下さい🙂
黒喪服や黒留袖、あとは、黒羽織、黒紋付に紋を入れる方法です。
今回の紋は『丸に違い矢(マルニチガイヤ)』と言います。
部類は器物紋の弓矢🏹になります。
【矢】の持つ意味は、
弓矢は武士には勇武のシンボルであり、
神事では男児の初正月に贈る破魔弓、
初春の行事で弓を射る『歩射(ブシャ)』『百手(モモテ)』『御弓(オユミ)』
年占いとして、その年の豊凶を占う『弓占い』
建築の棟の上に弓矢を揚げる悪魔祓い。
相撲の『弓取り式』など
今なお、弓矢の持つ威力を呪具として、占いや悪魔祓いに用いています。
【矢】を家紋した一族は。
①弓矢は古代から武士の魂だから、大切にし、家紋になりました。
②弓矢を作った職人、匠たちも同じです。弓矢を大切に誇りを持って作り上げる。職業の屋号にした。なので、家紋にする。
③名前に矢の付く苗字の方も弓矢を家紋にしました。
今回のこの紋、【丸】の中に【矢】を打ち【違い】、クロス✖︎している。【丸に違い矢(マルニチガイヤ)】と呼びます。よかったら、覚えておいて下さい🙂