2015年12月21日
あなたの家紋と名前の意味について。【杉】NO32 #followmeJP #着物 #家紋
どこの家にも、家紋はあります。ありますがその意味は知りません。
名称や呼び方もわかりません。
でも、墓石、着物、提灯、お祭り、歌舞伎、文楽、見かけるときは見かけますね。
深い意味や今に至る歴史があるのだと想像できます。
それを知ってくれればと思います。
家紋について、
苗字は20万ぐらいあり、家紋も2万ほど、有ると言われています。
全部の紋を入れた事はないですが、これから代表的な紋について、
すこしづつ、話したいです。
あなたの家紋の名前と意味が分かるかもしれません。
NO32、【杉】(スギ)と言います。
【杉】は【神が降臨する所】を表します。
【杉】は最も神の宿りやすい木と考えられていました。
それゆえに神社の森には【杉】が多い、【杉】は日本特産の常緑高木で、日本の樹木中最大です。
【杉】はいかにも神々しい。神の依代として、大切な木です。四季かなわぬ常緑の大樹の霊力を崇めたからです。
【杉】を神木として、崇めている風習、【杉】をご神体にしている神社は、大和大神神社、その他各地に【大杉】神社、【杉山】神社などの【杉】の名称があることでわかります。
『【杉】の木は酒の匂いがするが、それは【杉】に酒の神が宿っているからだ。それで酒樽も【杉】にした。』
万葉集には『うま酒を三輪の神主が斉う【杉】』とあり、昔から、【杉】と酒は切れない縁がありました。
それ故にも、神社にも【杉】自身の社名をしたとも言われています。
神社が神紋に【杉】を選んだのは、この様な理由からです。
家紋も、大神氏の出の者が大部分ですが、(三輪氏の末裔、大神氏、神氏、三輪氏、藤林氏、など)
それは大神氏が大和三輪神社を祖神とするからです。その支流には緒方(緒形)氏もこの【杉】紋を用いています。
(【杉】紋を鱗形にしてあるのは、三輪山伝説の蛇に因んでいるからです。)
これらの神社の神主などが用いるほかに、【杉】の付く性の家でも用いました。
【杉】、【杉浦】、【杉田】、【上杉】、などの諸氏です。
【上杉謙信】は【杉田因幡】から【杉】紋をもらったと『深谷記』に書いてあります。徳川時代は十余家がこの【杉】紋を用いたとも書かれています。
なので、戦国末期には、すでに家紋として定着していたことがわかります。
家紋でここまでわかるあなたの運勢 丹羽基二著より
家紋 樋口清之監修
丹羽基二著より
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