先日、「信頼学の教室(中谷内一也著)」という書籍を読んでいると面白い言葉を見つけました。それは「心配総量有限仮説」という言葉で、説明によるとこれはわれわれが気に病むことのできる全体量に上限のようなものがあり、ある大きな心配事ができてそれに注意が向けられるとその分、他の事柄の心配は低下するというものだそうです。
 自身を振り返ってみても、今抱えている問題以上に大きな問題が発生すると最初に考えていた問題の影響が相対的に低くなったように感じることがあります。しかし、当初考えていた問題点は無くなってもおらず、その影響は低く感じるだけで確実に存在してるわけです。
 もし、このような事態に陥いれば、問題の重要性が薄れるため、問題解決をする意思が低くなる可能性があります。問題はほっておけばおくほど、大きくなる可能性があるため、気づいたとき手遅れということもあります。
 こういう落とし穴にはまらないように意識をしておきたいものです。