2010年03月03日

あなたの中にもわた春香さん

gase2さんに「美希は〜」の宣伝をしていただきました。
このおつきあいは大変にありがたく、そして難しいものだと思う次第です。
せめて再生数はあと5倍は欲しいよね(笑
それでもようやく四桁です。

自分のためというより、見てくれている方のために再生数が欲しいと思うようになったのは広告(に必要なお金)のおかげといえるでしょうか。
基本、再生数とは神の見えざる手によって決まる需要と供給のバランスが生み出す正当な評価だと心得てはいますが、それでももう少しなんとかならんものか、と思います。
話のスケール感に比べて、更新ペースが遅すぎるのかもしれません。

それはともかくとして。
ブログでgase2さんが書かれていたことで思わずうなってしまいました。
同じPでも手がけるシリーズが異なったら、アイドルの描写も変わるのか、という話です。

アイマス野球道の春香は9393千早と組んでいつもハイテンション。性格が顔グラと周囲の環境に引っ張られてる感じがしますね。ニュースでは、おんなじことをずっと続けるのがしんどいPの気まぐれで、いつも謎の方向に吹っ飛んでました。
司会という立場が生み出す余裕といった感じでしょうか。

「美希は〜」の春香は、どちらかといえば原作よりに近づけようという意識はあります。
ただ、原作のドラマの筋書きにふさわしくするためにPのキャラ付けが違っているのと、元康という異分子が混じることによって、ちょっと不安定な・余裕のない存在になっています。

「春香らしい春香」というのは考えると実に難しい命題です。
実際にゲームをプレイして、またコミュ動画などを見倒すと感じるのですが、ニコマスで標準偏差をとった場合に生成されるであろう「一般的なイメージ」の春香と、ゲーム中の春香では若干のズレがあります。

ゲームの春香はもっと快活というか、それなりにカドがあるというか。

それに比べるとニコマスの春香は、優しさや丸さが特に前に出てきている感じがします。
社長の「普通」発言や、ほっこり春香さんのような顔グラにイメージが引きずられているのかもしれません。あるいは声の有無でしょうか。脳内声優がアテレコするより、ゲーム中の春香の声のほうが押しが強いです。

ただ、じゃあ春香を描くときにどの面を強調するのか、というのはその時々、そのシリーズの立ち位置によっても変わってくるわけですね。
なので、いつも同じ感じにはならないだろうなと思うわけです。
一つの正解があるわけではないでしょう。

以前にも書いたかもしれませんが、一つ思い出したことがありまして。
架空戦記小説では史実の人物が多く出てきますが、同じ時代を題材としていくつものシリーズを書かれる作者もおられます。
その中に、霧島那智作品で、牟田口廉也が出てくるシリーズが複数ありまして(この人物は架空戦記小説のお約束として基本的に「どれだけ無能に書いてもOK」的な存在)、ほとんどの場合はステレオタイプな無能なんですが、ただ一作品だけ「思慮の浅い面もあるが勇猛果敢な将軍」として描かれている作品がありました。

なんでそういう立ち位置が与えられているかといいますと。
別に資料を発掘して新しい事実を掴んだからではなく、主役の部隊の頑張りで戦果をあげられそうな場面があって、その場面で牟田口が頑張ってくれないとそれまで盛り上げたお話が全部ご破算になってしまうからです。

つまり、あくまでもお話の都合上、その場面に限っては無能であってもらっては困るので、「それなりに使える」という役割が与えられたんですね。

論文を書いているわけではないので、小説ごとに無能だったり有能だったりしても構わないのですが、やはり同一の実在の人物を描写している以上、あまりに扱いに幅があると、「この作者は本当のところ、この人物をどう評価しているんだろう」とそちらに興味が沸いたりもします。

以前、ニシンPの動画で拙作を紹介いただいたとき「秀吉らしい秀吉」というお言葉をいただいて、大変にうれしく思いました。
台詞回し等で雰囲気が出ていると言ってもらえるのは最大の栄誉だと思います。

ただ同時に、自分などはへそ曲がりなものですから「俺もこの動画を観てる人も、本人に会ったことのある人っていないしなあ」とか思ってしまったりもするわけです。

各々が持つ「秀吉らしさ」のイメージがどこから来ているかといえば、大部分が小説だったりドラマだったりするわけです。
作り手も受け手も同じベースに乗っかってる以上、そうキャラが外れたものにならないのは、ある意味では当然なのかも知れないと思ったりもします。

従来のイメージを崩すことなく新解釈を織り込むことで「新しいけどそれっぽい」と言わしめることができれば、作り手冥利に尽きるのかも知れません。

登場する史実の人物全てに新解釈なんて織り込んでいたらぐちゃぐちゃになりそうですが。

えらく話が脱線しましたが、今回はそのようなことを連想した次第です。

春香は何もないところでしか転ばないのか、というポイントだけで議論が成立したりするあたり、まるで歴史上の人物と同様の扱いで「春香らしい春香」の描写を追い求めているような気持ちになりますね。

itofuyu_satoru at 22:08コメント(2)トラックバック(0) 
雑談 

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コメント一覧

1. Posted by gase2   2010年03月04日 20:21
 うあー800文字制限でコメント消えたよママンw

 こんにちは、取り上げてくださってありがとうございます。
 私は春香コミュは2割くらいしか見てないんで、そんなに違うものだとは思いませんでしたが、よく考えてみれば・・・って感じですね。最近はボンテリPの動画でよく見る、目をつぶって「トホホ・・・」って顔してる春香さんのイメージが強くて、原作は忘れつつありますw ニコマスの標準という意味では、野球道ニュースの春香は、かなり標準に近いイメージでした。
 しかし春香って、ほんとなんなんでしょうね。ニコマスでやっぱり一番特殊な位置にいますからね。伊織や律子、美希や亜美真美なんかと違って、原作のキャラを描こうというより、原作のキャラに対する作者の気持ちがより強く描かれやすいキャラだと思います。自分はアイマス原作より、アイマス原作に対するニコマスの人たちの「想い」のほうが好きなので、春香は常に、動画中で一番気になる存在です。
 糸冬Pの操る、色んな春香さんを見てみたいですねw
2. Posted by 糸冬   2010年03月05日 00:10
>gase2さん
いつもお世話になっております。
長文レスにはお気を付け下さいませ。

元ゲームと架空戦記・ノベマスとの一番の違いは声の有無ですので、そこでズレが出てくる面はどうしてもあります。

当然、台詞書き起こし時には脳内声優にアテレコさせながら調整するわけですが、その力量が本職に及ばない感じです。

春香や雪歩、あずさなどは、頻繁にアジャストが必要になります。伊織、美希、律子、亜美真美はわりと一度がっつりコミュを見倒すと馴染むんですけど。

961のアイドル2名は、アイドル群雄伝以来、脳内声優が先に設定されてしまっているので、今でも本来の声優さんの声で脳内再生できなかったりします。特に響は全然ちがーう。

次は、モノラルP謹製の春閣下グラを使いたいなと思ってます。といっても第二次ウソm@s絡みか支援関係・教養講座関係になるかと思いますが。

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