馬体観察・考察

2019年04月22日

ノルマンディー17年産 3次募集!

こんばんは

絶好調のノルマンディーOC。
3次募集のカタログ・測尺・歩容動画が出揃い、本日より募集開始です!

ここのところ好調なノルマンディーですから、売れるのでしょうか??

さらりと検討してみました。

血統30点、厩舎30点、馬体写真20点、歩容動画20点の合計100点。

※牡馬にはプラス2点しています。

(注)点数化していますが、あくまで一口初心者の個人的な感想の範疇ですので、素人の呟き・戯れ言だと思って読んでいただけると幸いです。
なにせ零細一口馬主ですから、仮に検討中の馬の点数が低く出ていたら、むしろ前向きにとらえていただければと考えています。汗



では!

・ヴィクトワールの17

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【測尺】体高157cm 胸囲179cm 管囲20.5cm 馬体重455kg

【血統】14.25点
【厩舎】20点
【馬体】12点
【歩容】14
【合計】62.25点(牡馬加算+2点)

フリオーソ産駒は現時点ではミスプロクロスがある方が走っているようですが、本馬にはないのでそれはマイナス材料。
さらに、フリオーソのようなダート種牡馬で芝向きコメントの馬のダートでの走りっぷりはオートヴィルに勉強させてもらいました(たった一頭ですが。汗)。
馬体を見ると確かにダート馬としてはゴツさが感じられない。ただ、遅生まれなのでもう少し大きくなればちょうど良いサイズになりそう。
サマーセールで432万円で落札した馬を1120万で募集にかけるとは余程自信があるのか、これがノルマンディーらしさなのか。



・キネオソレイユの17

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【測尺】体高152cm 胸囲175cm 管囲20.0cm 馬体重422kg

【血統】19.75点
【厩舎】19点
【馬体】13
【歩容】13.5
【合計】64.25(牡馬加算+2点)

先日アンタレスSを勝ったアナザートゥルースの例を出すまでもなく、ノルマンディーはアイルハヴ好きですね。晩成型の血統と育成が合うのかもしれません。
出資馬オートヴィルはダート苦手でしたが、多くのアイルハヴ産駒は中山1800m大得意で、時に超穴を開けてくれる印象。
関東所属なのでその条件を使い倒してくれると良いですね。
ただ、馬体は写真ではゴツく見えるも実際は422kgしかない。遅生まれとはいえ、父を考えるとまだまだ成長して欲しい。
とはいっても半姉のリゼ(フレンチデュピティ産駒)は勝ち上がり待ったなしのところまで来ているが馬体は440kg程度しかない。小さくてもいけるのか??



・サマーロコガールの17

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【測尺】体高167cm 胸囲188cm 管囲22.0cm 馬体重502kg

【血統】14.25点
【厩舎】22点
【馬体】16
【歩容】15
【合計】69.25点(牡馬加算+2点)

14年産の全姉は中央では勝ち上がれなかったが、園田に移籍して7勝している。
本馬は牡馬に出たし、姉と比べるとかなり大きいので、スケール感がある。
カタログ通りのスピードがあるのなら面白いのかもしれない。
石坂公一厩舎はやたらノルマンディーの馬が転厩しているが、有能なのだろうか。期待を込めて厩舎22点にしてみました。
三次募集の中ではこの馬だけ妙に大きい。それだけで大人びて見える。
全姉が地方で変わったように、地方募集ならもう売り切れていたのではないだろうか。



・ヤマサラグランジュの17

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【測尺】体高154cm 胸囲176cm 管囲20.5cm 馬体重442kg

【血統】17.75点
【厩舎】21点
【馬体】13
【歩容】13.5
【合計】67.25点(牡馬加算+2点)


アドマイヤマックス産駒は渋いですね。
ケイティブレイブの活躍だけでなく、トルークマクトやダンツキャンサーのように超穴を開けるイメージがあり、好きな種牡馬です。
先日ラヴノットでお世話になった小西先生。個人的にはそんなに悪いイメージありません。
ただ、2月生まれでこの時期としては幼い体つきと動きもまだまだか。



・レイクミードの17

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【測尺】体高159cm 胸囲179cm 管囲20.0cm 馬体重436kg

【血統】14.25点
【厩舎】24点
【馬体】14
【歩容】14.5
【合計】68.75点(牡馬加算+2点)


ノルマンディー×ショウナンカンプ×尾関先生といえば3勝馬ディスティンダリアがいて、それだけで良さげです。
ただ、現時点では馬体や動きにはびびっときていません。
オータムセール280万円。こんもり盛りましたね。
ゆう癖と手術歴があるようですが、そこが大丈夫なら面白いかも。



・フレンチミステリーの17

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【測尺】体高154cm 胸囲178cm 管囲19.0cm 馬体重432kg

【血統】13.5
【厩舎】18点
【馬体】12
【歩容】14
【合計】57.5

個人的にはオートヴィルに何も出来なかったという印象の松山先生ですが、ノルマンディーではヴィンセンツイヤークリュティエと回収率250%オーバーの馬も出しています。
オータムセール226万円。
どうでしょうか。



・モントレゾールの17

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【測尺】体高166cm 胸囲183cm 管囲20.0cm 馬体重462kg

【血統】11
【厩舎】18点
【馬体】15
【歩容】13点
【合計】57

シーデイライトで右往左往系厩舎と呼びたい栗田徹厩舎ですが、某サイトにおける出資者の満足度は高めです。結果だしています。ただ出資馬の扱いを見ると自分は手が伸びません。
サマーセール216万円。



三次募集の馬は価格も安価ですが、評価もそれなりになってしまいました。

地方募集もないので、即満口になる馬はいないのではと思っています。

一次二次で様子見している馬と、サマーロコガール、ヤマサラグランジュ、レイクミードあたりを天秤にかけ、満口直前までじっくり見守りたいと思います。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました✨


itoken412 at 14:32|PermalinkComments(6)

2018年09月04日

ゆるゆるからムキムキへ。~1年の成長には目を見張るものがある!?~

おはようございます。

申込書を投函したことで、自分の中ではキャロット祭が半分は終わった感じになりやっと一息つけます😃

そこで、書こう書こうと思っていた、ワラウカド売れ残り2歳馬たちの昨年と比較した馬体の成長についてです。

自分は二年連続でワラウカド募集馬ツアーに参加したのですが、昨年度パカパカファームで見た当時2歳のディープインラヴはそれはもう物凄い馬体で、募集馬たちとは雲泥の差。
募集馬たちは乗り込んでいなくて、ディープインラヴは吉澤ステーブルで絶賛鍛練中だったのであたりまえですが。笑

今年は昨年募集馬として見た馬数頭がまた2歳残口あり馬として再登場したので(笑)、馬体の成長を見てみたいと思います。

まずは自分の出資馬であるストラトスフィア。

昨年の募集写真
20180829_111948


そしてこちらが先日のツアー写真
ストラトスフィア


ヒ腹はスッキリと絞れ、肩周りそして特にトモの筋肉が最も顕著に変わっています。
馬体重は当時の464kgから480kg(8/10時点)に増えているように、絞れた事を考えるとそれだけ筋肉量が増えたことを意味します。


デアリングヴェスタ募集写真
20180829_112007


今年のツアー写真
デアリングヴェスタ

昨年のツアー時は、写真以上に重々だったのをよく覚えています。ツアー客も、「太いな~」と漏らしていましたし。
今回は全くの別馬になっていました。
馬体重は474kgだったのが461kg。
減ったからといって筋肉が落ちたかと言えばむしろ逆。かなり雰囲気が変わった一頭です。


イッツマイウェイ募集写真
20180829_112033


今回のツアー写真
2イッツマイウェイ

こちらも変わりましたね。
まさに子供から大人への階段を着実に昇っています。
馬体重は486kgから500kgになりました。


三頭揃って言えるのは、毛艶がはっきりと良くなったのと、トモがしっかりとしたこと。


そう考えると、乗り込みが始まる前の募集時期に毛艶やトモの筋肉量を意識し過ぎるのもどうなのかと思ってしまいます。

調教に耐えうる脚元の状態(蹄・繋・球節・飛節等)、馬体のバランス、飼い食いの心配無用の頬の脹らみ、そして限界を見極めてギリギリまで攻められる調教師であればしっかりと鍛えてくれるだろうと。

もちろん募集写真で毛艶や筋肉が優れているに越したことはありませんが、前者についてはたまたまその時調子がいいだけかもしれませんし、後者についても生まれの早遅やその時点での馬体重でも大きな差が出ると思います。
人間でも小学1年生の4月生まれと3月生まれは入学時点では学年が違うくらい見た目に差があります。

かえって、募集時期に毛艶や筋肉がもうひとつだと、募集価格やその時点での人気もないでしょうから、意外な当たりに巡り会えるかもしれません。

itoken412 at 08:47|PermalinkComments(2)

2018年05月30日

出資マイルール(改)

前回書いた、ゆるいマイルール。
一晩寝てみて、全くしっくりきません。汗

夜考えたことをそのまま晒してはいけませんね。笑

馬体と歩容を一緒にするのはやはりおかしいですね。

血統は、種牡馬・母(年齢・繁殖実績・現役時成績)・配合(父と母父の相性)でひとくくりに。

そしてパッション。
今年は薄目と考えていましたが、これがないと楽しくないです。少しは入れましょう。

数年後の答え合わせ用に、点数化はしたいので、

馬体    20点
歩容    20点
血統    30点
厩舎    20点
パッション 10点

の100点満点でいこうと思います!

itoken412 at 14:16|PermalinkComments(2)

2018年03月16日

ノルマンディー2歳馬近況(2018.3.15),and more

こんばんは!

ノルマンディー2歳馬の近況が更新されました。

レゴリス

左前の傷はまだ癒えていないようですが、皮膚病は良化傾向。
我慢の時期ですね🐴


レイヴンキング

前回から重苦しさ匂わせコメントが出始めたレイヴンですが、体力的には余裕がありペースアップも図れている模様。

伸びしろがあると捉えたいと思います。

また、夜間放牧から日中放牧へと切り替えたとのことです。
ノルマンディーの夜間放牧期間の長さと仕上げの遅さについてはネットでかなりの批判の声が出ているように感じます。自分もこの件については考えがあり、後述します。


カグラヒメ


オカダスタッドからノルマンディーファームに移動しました。
ここまで至極順調なヒメ。

このまま、このまま


エルズリー


ミスルナの16改めエルズリー嬢。
馬名総選挙1,2位ではなくこの名前に。ちなみに自分が投票した名前でもありません。
もうルーナマーレと自分の中では呼んでいたので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、気を取り直していきます!

ここまで頓挫しまくっているエルズリー嬢ですが、歩容動画で見せた垢抜けた馬体と動きの復活を心待ちにしております。


2歳馬ではありませんが、ラヴノットが3/17(土)阪神未勝利戦ダート1200mに浜中俊騎手で出走確定しました!
枠は4枠8番。
良いところなんじゃないでしょうか??

新馬戦で先着を許した馬が出走していたり、河内先生のトーンも上がってこないのが気になるところですが、初戦以上の走りを期待しています。
浜中さん、宜しくお願いします!!!


【ノルマンディーの夜間放牧について】
ノルマンディーは、他のクラブと比較すると夜間放牧の期間が長く、現時点での仕上がりの差は歴然。
15年産は45頭いて未だに中央で勝った馬は3頭だけという惨状です。

新馬戦での逆噴射は見慣れた光景で、ネット上でも批判の嵐となっています。
今後出資しないとか、退会しますという意見も見かけました。
これは出資に関する個人の考えなので良いも悪いもありません。

しかし、まだ勝負は始まったばかりですよと言いたい。

ここまで勝てないとは運営も予想していなかったのかもしれませんが、大手クラブの早期始動志向が年々進んでいる現状。
同じことをやって勝てるほど甘くないのは火を見るより明らかです。

ノルマンディーとしては、早期での活躍ではなく晩成傾向のある馬の爆発(もちろん例外も多数)に期待して、地方出戻りも想定した育成をしていると認識しています。

自分の場合、その考えを信じて(に賭けて)出資しているので、この時期に勝てないのはある程度仕方がないと割りきっています。
もちろん勝ってくれたら嬉しいですが。笑

ノルマンディーには4歳で地方から帰還して6歳秋にオープン勝ちしたアペルトゥーラという成功例がいます。
募集総額1600万で今現在1億円以上稼いでいます。

3歳馬たちの勝負はまだまだこれからです。

早い時期からの活躍を目指すのならば、大手クラブに入会する方が成功率が上がるでしょう。

自分の場合は、出来上がったものよりはこれから伸びていくものに賭けたい、当てたいという想いがあるため、ノルマンディー(ノルマンディーは既に成功して人気もありますが現在再構築中ということで)や新規のワラウカドを応援しています。

仮に今出資している馬たちが現役を終えたときに結果が出ていなかったとしても、それは出資した自分が賭けに負けただけのことです。

16年産一次募集の満口ラッシュから、勢いの収まった感のある二次募集。
クラブとしてはピンチかもしれませんが、出資する立場からすれば様子見しやすくなり、良い面の方が多いです。



同じように3歳馬が出遅れているワラウカド。

数日前にハリーさんがクラブホームページにコメントを出していました。

以下、引用。

『クラブの基本的な方針として、「馬のタイミング」を重視して育成を心がけております。個々の能力・馬体特性、成長進度を調教師と見極めながらベストと思われるタイミングでレースを選んでおり、結果としてデビューまで時間を頂く場合もあることをこの場を借りてお伝えさせて頂きます。』

大変しっくりきます。

ただ、ワラウカドの3歳馬は3頭しかいないので、たまたまその全てが遅めの『タイミング』になっただけで、2歳馬の中には2歳戦でそのタイミングがやってくる子もいるでしょう。

信じたタイミングまで待ったディープインラヴは先日9馬身差で圧勝しました。

出資している3歳馬レイローについても、その『タイミング』がいつくるのか楽しみです。


岡田牧雄さんとハリー。
それぞれの方針は違いますが、大手クラブに一泡ふかせようと試行錯誤している姿は共通するものがあると思います。

自分も彼らの想いに乗っからせていただき楽しんでいきたいと思います。

さて、大分纏まりのない事をつらつらと書いてしまいましたが、結局何が言いたいかといいますと、

一口馬主は結果が出るまで非常に時間のかかる楽しい趣味であるということです。
今後も目一杯ハマり、長い目で見ていこうと思います😌

最後まで読んでいただきありがとうございました。





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2017年11月28日

ジャパンカップ

いやー、シュヴァルグラン強かったですね~。

ボウマン騎手、最内枠を生かして、これまでG1で惜敗続きだった馬を勝利に導きました。

やはり騎手は大事なんですね~。

佐々木オーナー、友道先生おめでとうございます!

友道先生、レイローのこともよろしくお願いいたします

レイローは今日発売の週刊ギャロップにも少しコメントがありました。

また、今週出走予定のオートヴィルも調教点数7点のコーナーに掲載されていました。

嬉しくてつい買ってしまいました

さて、ジャパンカップのパドック、先週のマイルCSに出走していた馬たちと比較すると、明らかに馬体の伸びがある印象がありました。
首と胴体がしっかり伸びている感じ。

前肢の運びの柔らかさは両者に共通してあり、マイルCSの馬たちは、後肢の運びでより軽さが目立つように思いました。

前肢の外弧はやはりなく、後肢だけ出ている馬がほんの少しというところでした。

来週はチャンピオンCですね、ダート馬の動きも気になりますね。


クイーンズトゥルーのお兄さん、サウンドトゥルー頑張れ


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