December 21, 2009

アショカ・フェロー来日講演!「ISL社会イノベーター塾」1/16(土), 2/8(月)



2010年1・2月の、「ISL社会イノベーター塾」のご案内です。

1月は、「ICTを使った高齢化社会への挑戦」と題して、香港からシュワブSEOYのアジア受賞者の馬錦華氏、2月は「BOPビジネスによる途上国医療への挑戦」として、米国からアショカ・フェローのデービッド・グリーン氏と、ともに世界的に注目される社会起業家を招いての開催となります。

自ら企画しておいて手前味噌ですが、かなり豪華なスピーカーだと自認しており、きっとソーシャル・ビジネスにご関心を持たれる皆様には、大きな学びの場になるかと思います。また、知人・友人の方への転送、あるはブログ転載も歓迎致します。

どうかお誘い合わせの上、ご参加ください。どうかよろしくお願いいたします。

伊藤健

《お申し込み》
URL:https://pro.form-mailer.jp/fms/9bc8ac845983

■1月16日(土) 13:30受付開始、14:00開始

「アジアの社会起業家:ICTを使った高齢化社会への挑戦」

スピーカー:馬錦華氏
/香港 シニアシチズン・ホームセーフティ・アソシエーション事務局長
(逐次による英日通訳)

日本でも、2030年には独居高齢者が、全人口の15%を超えるとされています。誰にも等しく訪れ、避けては通れない「老い」という課題。第3回のISL社会イノベーター塾では、香港・中国を舞台に、高齢化社会というアジア先進国に共通する課題に、事業的な方法論で取り組む社会起業家をお招きしてお話を伺います。

今回のスピーカー、馬錦華氏は、ソーシャル・ワーカーとして仕事をしていた1993年、香港を襲った大寒波に、一冬で100名以上の独居高齢者の孤独死という事態に直面し、この社会課題の深刻さに大きなショックを受けました。

馬氏は、この事件を受けて、従来型の社会福祉サービスだけではなく、ITを使った、事業的な方法論での問題解決が必要と痛感、電話回線と接続した機器を各戸に設置する、有償の緊急連絡サービスを提供する事業を97年から開始しました。企業から最先端のコール・センター設備を導入、会員のデータを蓄積、発信番号通知によって病状や親族、かかりつけの医院等の情報が瞬時に共有されるシステムです。

現在では総人口が620万余の香港で6万人以上の会員を得るほどに普及、事業高は年間8億円を超え、さらに中国広東省と上海市において、現地政府からの要請を受け、同様な事業展開のコンサルティングを行っています。

現在では、緊急時の連絡の他、医療アドバイスや話し相手になるなどのサービスを提供、一人暮らしをしている高齢者の暮らしを「安心」で「安全」なものとしていく活動に取り組まれています。その手法はIT技術によるソーシャル・ビジネスの事例としても突出しており、国内外からも大きく注目を集め、ISLとも提携しているスイス・シュワブ財団から、アジア地域におけるSEOY受賞者として表彰を受け、世界経済フォーラム主催の会議にも招聘されています。

全ての世代の人々が健康に年を重ね、安心して生活することができる社会を創るためには、私たちひとりひとりがこれからどのような努力をしていかなければならないのか、日本以上に高齢化が進む香港での経験に学び、皆様とともに議論し考えたいと思います。

■2月8日(月) 18:30受付開始、19:00開始

「BOPビジネスによる途上国医療への挑戦」

スピーカー:デービッド・グリーン氏
米国 オーロラブ社、プロジェクト・インパクト代表
(同時による英日通訳を予定)

「医療と薬品を、貧困層にも行きわたらせる」というミッションを持ったベンチャー企業「オーロラボ」を92年に設立したデービッド・グリーン氏は、ミシガン大学大学院で公衆衛生を学んだ後、赴任したインドで、主に白内障を原因にした失明の多さに着目しました。

本来は水晶体レンズをはめこむ外科手術で視力回復が可能な白内障が、途上国の人々には高額なレンズが購入できないために失明してしまう、この課題を解決するために、グリーン氏は技術者のチームと協力、リバース・エンジニアリングの方法論で、通常300ドル以上する人工水晶体レンズを5ドルで生産できる技術を確立しました。

特に、インドの眼科病院と提携、患者の収入に応じて本人負担を3段階に分けた手術費用を設定、47%の患者に無償で施術、残りの53%をを有償とすることで貧困層にも恩恵が受けられる価格設定とし、現在ではインドだけで年間27万例以上もの手術実績を上げ、レンズはインド以外の途上国にも輸出されています。

グリーン氏はこの方法論を聴覚障害にも適用し、先進国で2000ドル以上する補聴器を、45ドルという低価格で生産する技術を確立、その他にも近年は安価なエイズワクチンの製造にも取り組むなど、多方面に活動を展開しています。

「倫理的グローバリゼーション」の考え方に基づいたこれらの活動は、近年産業界の注目する「BOPビジネス(BOP:Base of the Pyramid)」の先行事例としても世界的にも高く評価され、グリーン氏は2002年にアショカ・フェローに認定されています。

40億とも言われる途上国の人々が、かの地に生を受けたために医療を受けられない。日本という先進国に暮らす私達が、そのことに思いを馳せる瞬間が私たちにはどれほどあるでしょうか。

医療とは「贅沢品」ではなく、あまねく人々に享受されるべきもの。そして事業とは、医療をはじめとする人々のニーズを満たすために起こされるもの。その本質に立ち返り、地球に住むすべての人々が、健康に幸せに暮らせる社会の実現のために、ビジネスに、そして医療に何ができるのか、皆さんとともに考えたいと思います。

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ISL社会イノベーター塾

(ISL社会イノベーター・フォーラム)

■日時:

第3回(スピーカー:馬錦華氏)
2010年1月16日(土)13:30受付開始、14:00開始

第4回(スピーカー:デービッド・グリーン氏)
2010年2月8日(月)18:30受付開始、19:00開始

■会場:

ISLクラスルーム(千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル5階)または都内の会場を予定。
(場所につきましては、お申し込みを頂いた方に、追ってご連絡を差し上げます)

■コーディネーター:伊藤健
(ISLディレクター、社会イノベーションセンター統括)

■会費:

第3回:一般2000円、会員・学生1000円
第4回:一般3000円、会員・学生2000円

■定員:

各回100名
(先着順に受付、定員に達し次第締め切りとさせて頂きます)

■主催:

特定非営利活動法人アイ・エス・エル 社会イノベーションセンター

ISL社会イノベーションセンターの活動は、三井物産、リクルートを中核に、サントリーホールディングス、日立製作所、ミスミグループ本社を含めた先進企業5社のご厚意によって支えられています。

■協力:

一橋大学イノベーション研究センター
早稲田大学WBS研究センター
東京工業大学 社会理工学研究科 社会工学専攻 国際的社会起業家養成プログラム

■後援:外務省、経済産業省

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《お申し込み》

ご参加ご希望の方は、下記のURLより必要事項を記入の上、事前にお申し込み下さいますようお願い致します。先着順に受付いたします。

URL:https://pro.form-mailer.jp/fms/9bc8ac845983

《ISL社会イノベーター塾について》
(社会イノベーター・フォーラム)

ISL社会イノベーター塾は、国内外で活躍する社会起業家をスピーカーに招き、その活動内容、事業モデルとそのユニークさ、その社会的インパクトと意義などについてご講演頂くフォーラムです。

フォーラムの内容は、日本経済新聞社の広報後援を受け、同紙夕刊に「社会イノベーター塾」として、2009年11月より隔月で、掲載をしてまいります。
(第1回:2009年9月2日実施のMatt Flannery氏の講演は11月26日に掲載。
第2回:2009年12月10日実施の鈴木亨氏、飯田哲也氏の講演は1月中旬に掲載予定)

それでは、皆様にご参加頂けますことを、心より楽しみに致しております。本件につき、ご質問等がございましたら、下記まで、お気軽にお問い合わせ下さい。


NPO法人ISL 運営事務局 (担当:柘植・伊藤)
forum@isl.gr.jp
電話:03-5226-6800
FAX :03-5226-6801

November 25, 2009

お知らせ12/10 「ソーシャルビジネスによる環境問題への挑戦」


■ 第2回ISL社会イノベーター塾
■ 北海道グリーンファンド 鈴木亨氏
■ 環境エネルギー政策研究所 飯田哲也氏を迎えて
■ 「ソーシャルビジネスによる環境問題への挑戦」
■ 12月10日(木)に開催

皆さん、こんにちは。NPO法人ISLの伊藤健です。

ISLでは、来る12月10日(木)午後7時から、「ソーシャルビジネスによる環境問題への挑戦」と題して、環境課題について先駆的に事業展開を進めるお二人のスピーカーを招いてのフォーラムを開催いたします。

お一人目は、市民ファンド形式での風力発電事業を全国11か所で展開、グリーン電力証書を発行し、自然エネルギーの利用を推進する先駆的活動を展開するNPO法人「北海道グリーンファンド」事務局長の鈴木亨さんにご登壇を頂きます。

またそれに先立ち、(株)日本総合研究所主任研究員、ルンド大学(スウェーデン)客員研究員を務め、内外の環境政策の第一人者である、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也さんに現在の地球環境問題と、日本での取り組みの課題についてお話を頂きます。

「北海道グリーンファンド」は、生協活動を出発点に、2001年に北海道浜頓別町に市民風車「はまかぜちゃん」を市民出資で建設、現在では全国で環境課題への事業的取り組みを進め、鈴木さんは2009年度にISLとスイス・シュワブ財団が提携して開催した社会起業家表彰プログラム?Social Entrepreneur of the Year? (SEOY)のファイナリストに選出されました。

また、飯田さんは市民風車事業にも「自然エネルギー市民基金」代表理事として中心的に関わり、金融スキームを使った環境事業スキームの構築に尽力され、また中央環境審議会、総合資源エネルギー調査会など政府や地方自治体の審議会委員を歴任され、日本の環境政策を作ってきたお一人です。

環境とソーシャルビジネスというキーワードにご関心をお持ちの皆さんには、政策的枠組みとその実践について、その第一人者にお話を伺える、逃すことのできない機会です。是非ご誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

当日会場で皆様にお目にかかれますことを、楽しみにしております。

伊藤健
NPO法人ISL
ito@isl.gr.jp

お申し込みはこちら
https://ssl.form-mailer.jp/fms/4155d53c75588

NPO法人ISLについてはこちら
http://wwww.isl.gr.jp/

(以下告知本文)
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第2回目のISL社会イノベーター塾では、「ソーシャルビジネスによる環境問題への挑戦」と題して、地球温暖化をはじめとする地球環境問題に対する取り組みに焦点をあて、日本と世界が直面する課題と、それに対する先端的な取り組みについて、皆さんと議論してゆきたいと考えています。

本年9月に鳩山新政権が打ち出したCO2の90年比で25%削減する新政策は、これまで温暖化対策に消極的な対応を続けてきた日本政府が、一転してグローバルなリーダーシップを取ろうと意思表示をしたものとして、世界が注目しました。

07年時点で9.2%増という現状から、これがそもそも実現可能なことなのか、目標達成には、われわれ国民にいったいどれほどの実質的な負担がかかってくるのか、企業の経済活動の停滞を招くのではないか・・・様々な議論が噴出しています。

一方で、2006年に英国で発表されたスターン報告をはじめとする、気候変動に関する数々の学術報告は、「現状を放置すれば、真水資源の枯渇、農業・漁業などへの影響を通じた食料問題の深刻化や生物相の変化により、もし温暖化を放置した場合、今世紀末に5 - 6℃の温暖化が発生し、世界がGDPの約20%に相当する損失を被るリスクがある。そして、それを回避するためには、この20-30年間の温暖化ガスの排出抑制が大きな鍵になる」と警鐘を鳴らしています。

持続可能性という言葉が企業経営においても、また社会の方向性を象徴づけるキーワードとしても聞かれるようになって久しい昨今ですが、地球の持続可能性について、私たち一人一人は、それを自分自身のこととして、差し迫った危機感を持って考え、問題と向き合うことができるでしょうか。

今回ご登壇を頂く鈴木氏、飯田氏は、このようなグローバルな課題に対して、それを政策レベルで議論し、あるべき方向性をビジョンとして描き、提言するのみならず、実際に環境負荷の低い再生可能エネルギーの活用を、自然エネルギービジネスとしていち早く取り組まれ、新しい時代にふさわしい社会の在り方に日々チャレンジし続けておられます。

私たち人間が現状の経済活動を、現在のライフスタイルのまま続けていくことが、近い将来に地球規模での大きな災禍をもたらすということが予測されている現在、私たちがそれに対してどのようなオルタナティブな方法論を生み出し、自ら新しい社会の在り方を創り出していけるかが、大きな挑戦となっています。

豊かさを知ってしまった私たちが一朝一夕には日々の暮らしを止めることはできませんが、であればこそ、新しい技術やビジネスモデルに基づき、新しい価値観によって支えられる社会を作り上げることこそが、現代にいきる私たちの未来への義務なのかもしれません。

鈴木氏、飯田氏のお二人をお迎えして、私たちが未来に向けてできることは何なのか、再生可能エネルギー社会への新しい挑戦と社会構造の変革について皆様とともに考えていきたいと思います。

奮ってご参加ください。

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         第2回ISL社会イノベーター塾
         (ISL社会イノベーター・フォーラム)

 ■日時:    2009年12月10日(木)18:30受付開始、19:00開始 

 ■会場:    ISLクラスルーム(千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル5階)

 ■スピーカー: 鈴木亨氏 (特定非営利活動法人北海道グリーンファンド 事務局長)
         飯田哲也氏(特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所 所長)

 ■コーディネーター:伊藤健
(ISLディレクター、社会イノベーションセンター統括)

 ■会費:    1千円(ISL会員、及び 学生)
         2千円(一般)

 ■定員:    100名
 ■主催:    特定非営利活動法人アイ・エス・エル
         社会イノベーションセンター

   ISL社会イノベーションセンターの活動は、三井物産、リクルートを
   中核に、サントリーホールディングス、日立製作所、ミスミグループ本社を含めた、
   5社によって支えられています。

 ■協力:    一橋大学イノベーション研究センター
         早稲田大学WBS研究センター
         東京工業大学 社会理工学研究科 社会工学専攻
         国際的社会起業家養成プログラム
 
 ■後援:    外務省、経済産業省
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《お申し込み》

ご参加ご希望の方は、下記のURLより必要事項を記入の上、12月4日(金)までにお申し込み下さいますようお願い致します。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/4155d53c75588

《ISL社会イノベーター塾について》
(社会イノベーター・フォーラム)

ISL社会イノベーター塾は、国内外で活躍する社会起業家をスピーカーに招き、その活動内容、事業モデルとそのユニークさ、その社会的インパクトと意義などについてご講演頂くフォーラムです。

フォーラムの内容は、日本経済新聞社の広報後援を受け、同紙夕刊に「社会イノベーター塾」として、2009年11月より隔月で、掲載をしてまいります。(第1回:2009年9月2日実施のMatt Flannery氏の講演は、11月23日の週に掲載予定です。)

それでは、皆様にご参加頂けますことを、心より楽しみに致しております。
本件につき、ご質問等がございましたら、下記まで、お気軽にお問い合わせ下さい。


NPO法人ISL 運営事務局 (担当:柘植・伊藤)
forum@isl.gr.jp  
電話:03-5226-6800
FAX :03-5226-6801

September 21, 2007

「“自然”にこだわるイノベーターたち」

 
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆  
◆     ◆第39回 SVP-TOKYOネットワークミーティング◆

        “自然”にこだわるイノベーターたち
    〜エコビレッジ、食育と自然なお産、産後のボディケア〜
      
    〜The39th SVPT Network Meetings〜 9月24日(祝)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東京ソーシャルベンチャーズは、このたび任意団体から法人化して、
合同会社(LLC)ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京となりました。

略称もSVTから、SVP-TOKYOに変え、シアトル発のソーシャルベンチャー・
パートナーズの北米外の第一号アフィリエートであることを明確にしました。

そんな新生ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP-TOKYO)としての
第一弾のNWMは、
こだわりを極め、事業にした3人のストーリーを紹介したいと思います。

1.宗祥子@松ヶ丘助産院院長、助産師
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2005-4/ss0504-5.htm
http://www2.odn.ne.jp/~cdk23230/
自分自身の出産、育児の経験を経て、もっと自然なお産をしたい、そして自分も
広めたいと思い、区の職員から助産師に転職。食育にこだわり、アロママッサー
ジができ、水中出産もできる助産院を開業しました。
そして今は、これまでにない「仕事をしながら通える2年制の助産師学校」の設
立を仕掛けています。

2.相根昭典@AMBIEX社長
http://www.ambiex.jp/kenkojutaku/eco2.html
有害な化学物質を使わない自然素材を使って建てる健康住宅の日本での先駆者。
さらに、「命と大地が循環する家作り」をテーマに、屋上菜園の有機農法、自然
エネルギー、循環・再利用型のエコビレッジをコーポラティブ形式で挑戦してい
ます。山を元気にする新たな事業展開も構想中。

3.吉岡マコ@マドレボニータ代表
www.madrebonita.com
http://yoshiokamaco.cocolog-nifty.com/blog/
妊娠、出産も大変だけど、実は産後の女性は体もきつく、精神的にも不安定。な
のに、産後は誰もが子供のケアばかり。そんな状況を変えるため、「産後の女性
のボディケアと心の健康」をワークショップや出版を通じてアクティブに広めて
います。
そして今、NPO法人化、組織化を行いこれまでの活動を大きく展開するところ。
SVP-TOKYOも、そんなマドレを支援しています。


今回はさらに、こんなおまけもついています。

4.SVPTメンバーによる出張報告「中国の社会起業家と出会う!北京ビジット」

SVPT内でも国籍不明のアジア人と呼ばれているチンさんこと伊藤健が
北京に里帰り?して、社会起業家に会って来ました。
実は、今アジアでは社会起業家が日本以上に脚光を浴びています!
なぜ、北京で社会起業家なの?ソーシャルイシューって何?どんな活動をしてい
るの?などなど、いろいろ???が浮かぶ中国の社会起業界。
この報告を聞けば、その????が解決しますよ。

お楽しみに・・・♪

■日時:9月24日(祝) 14時〜17時 (開場13時45分)

■場所:
ワトソンワイアット(株) 会議室
東京都千代田区九段北4-2-1 市ヶ谷東急ビル8階
(JR、地下鉄市ヶ谷駅A4出口から徒歩1分)
http://www.watsonwyatt.com/asia-pacific/localsites/japan/ourfirm/japan/c
ompanyprofile.asp#MAP
ビル正門の右手から建物に沿って進み、地下に行くとドアがあります。
お手数ですが、そこから下記のスタッフの携帯に連絡下さい。中から扉を開きに
行きます。
佐久間(090-2027-2088)または池永(070-6567-0701)。
当日はビルの正門からは入れませんのでご注意ください。

■参加費: 1,000円
 ※SVTのパートナー、エンジニアは無料です!
  興味のある方は、当日受付で聞いてください!

■申し込み方法:
info@sv-tokyo.org
へ、以下の項目を記入の上、タイ
トルを
「第39回NWM参加希望」としてお申し込み下さい。
 
-----------------------------------
・ご氏名
・ご所属
・メールアドレス
・参加人数
・ひとこと♪
-----------------------------------

※当日飛び入りもOKです!!
 (人数把握のため、できる限り、お申込みください!)


それでは、みなさまにお会いできますのを
楽しみにしております!
 
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 <主催団体> ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP-TOKYO)
 
http://www.sv-tokyo.org/index.html
 http://svt.seesaa.net/

米国シアトルから始まり、北米で展開するソーシャルベンチャー・パートナーズ
(SVP)をモデルに、東京版を立ち上げ、2006年秋に、北米外では初の正式な
アフィリエイトとなりました。

ビジネスや公的機関、社会分野等での専門性をもった個人が出資をし合い、ファ
ンドを組成。社会的な起業を支援しています。

特徴は、お金のコミットメントだけでなく、自分の専門性を生かした時間の貢献
や、一緒に汗を流すことを通じて、自らの成長や、地域やビジネスのあり方に変
化をもたらすことを目指しています!


●2005年より各パートナーが毎年10万円の出資を行い、「フローレンス」と
「多文化共生センター東京」という2つの団体への投資を始めました。
 
http://www.florence.or.jp/per/index.html
 http://www.tabunka.jp/tokyo/

 2007年より「龍の子学園」「マドレボニータ」が投資先として加わりました。
 
http://www.bbed.org/
 http://www.madrebonita.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆

April 13, 2007

SVTネットワークミーティング「ファンドレイジング研究会」のお知らせ

ブログも随分放置してしまったけど、なんとか生きてます。

ここ1年ほどは、「東京ソーシャルベンチャーズ」の活動にどっぷりつかっています。近況はまた別に報告するけれど、まずはその告知、第36回目のネットワークミーティング「ファンドレイジング研究会」開催のお知らせです。

NPOでファンドレイジングを担当されている方や、日本の寄付市場についてご興味のある方には、またとない学びの機会になるかと思います。関心のある方がいらっしゃれば、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

伊藤健


◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆
◆ ◆ 第36回 SVTネットワークミーティング ◆

「夢の学校」を創るための寄付キャンペーンを企画しよう!

   -「情報発信サイト ファンドレイジング道場」共催-

                  〜The 36th SVT NetWork Meetings
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

長らくお待たせしました!今回のSVTネットワークミーティングは「ファンドレイジング道場」と共催の、日本のNPOの寄付集めについて考える「ファンドレイジング研究会」です。

「夢の学校をつくろう!」という龍の子学園のファンドレイジングキャンペーンをご存知でしょうか?

龍の子学園は手話と書記日本語で学ぶバイリンガル教育という、ろう児のための新しい(とはいっても海外ではすでに普及した)教育の選択肢を提供するフリースクールを運営してきました。3月30日には東京都が提出した教育特区申請が国に受理され、学校法人「明晴学園」の設立に向けて始動しています。

ところがここには、学校設立のための準備金として今年7月までに4500万円を『現金で』集めなくてはならないという大きなハードルが!!

今回のネットワークミーティングでは、日本におけるファンドレイジングの第一人者、「ファンドレイジング道場」の鵜尾雅隆さんを迎えて、今まさに大きなチャレンジの真っ只中にあるファンドレイジングキャンペーンを題材として取り上げます。

寄付文化の薄いといわれる日本社会で、龍の子学園がその共感を学校設立資金にかえることができるか、当事者の取り組みをお伝えするとともに、参加者と一緒になって、効果的な寄付集めキャンペーンを考えるワークショップを開催します。

・ファンドレイジング道場 ウェブサイト
http://dojo.livedoor.biz/

・龍の子学園 ウェブサイト
 
http://www.bbed.org/
・学校設立準備金の寄付について
 
http://www.bbed.org/collect_folder/collect.html
・3月31日付新聞報道
 
http://www.bbed.org/information_folder/07-4-1.html


■プログラム

1)キャンペーン型ファンドレイジングの成功のポイント
  「ファンドレイジング道場」主宰 鵜尾雅隆

2)龍の子学園の活動と特区申請を通じて実現したいこと
NPO法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター
設立準備委員会事務局長 玉田さとみ
事業推進部(特区担当) 長谷部倫子

3)「夢の学校を創る」寄付集めキャンペーンについてのワークショップ

■日時:4月21日(土) 13:30〜16:00頃(予定)
       (そのあと近場で懇親会があります(実費))

■場所:慶應大学三田キャンパス
      (教室番号等の詳細は後日お知らせいたします)
      
http://www.keio.ac.jp/access.html

■参加費: 1,500円
(うち500円は今回、新しいろう学校「明晴学園」設立寄付となります)

■参加申込み:

人数把握のため、事前に所属と連絡先、一言をそえて
info@svptokyo.net までお送りください※人数オーバーの場合には先着順で予約制となります。

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 氏名
 ご所属
 e-mail
 期待することなど一言♪
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■問い合わせ:
info@svptokyo.net

◆講演者プロフィール
鵜尾雅隆(うおまさたか)氏
NPOの資金調達を研究、支援する情報発信サイト「NPOマネジメント・リソースセンター」を主宰。オンライン寄付サイト「ガンバNPOネット」ワーキングチームメンバー。91年以降、NPOに携り、今まで中小企業診断士取得、アメリカの大学院でNPOマ
ネジメント修士号取得、そしてアメリカのファンドレイジング訓練機関では高い評価を受けているThe Fundraising SchoolでCertificateを取得。これまで日・米・インドネシアのNPOの運営に関わり、ファンドレイジングを実践。日本のNPOの資金調達などについて探求するブログ「ファンドレイジング道場」を公開中。

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主催団体プロフィール
────────────
『東京ソーシャルベンチャーズ(SVT)』
http://www.sv-tokyo.org/

北米で展開する、ソーシャルベンチャー・パートナーズをモデルに、東京版を立ち上げました。

ビジネスや、社会分野での専門性をもった個人が出資をし合い、ファンドを組成。社会的な起業を支援しています。

お金のコミットメントだけでなく、自分の専門性を生かした時間の貢献や、一緒に汗を流すことを通じて、地域やビジネスのあり方に変化をもたらすことを目指しています。

2005年より各パートナーが毎年10万円の出資を行い、「フローレンス」と「多文化共生センター東京21」という2つの団体への投資を始めました。
http://www.florence.or.jp/per/index.html
http://www.tabunka.jp/tokyo/

2007年より「龍の子学園」「マドレボニータ」が投資先として加わりました。
http://www.bbed.org/
http://www.madrebonita.com/


June 21, 2006

社会起業のファイナンス


僕が参加している東京ソーシャルベンチャーズのネットワークミーティングです。
ソーシャルベンチャーに興味のある方なら、どなたでも参加歓迎です。

僕も当日は会場にいますので、是非お会いできたらと思います。

伊藤健

◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆  
◆     ◆第32回 SVTネットワークミーティング◆

       ソーシャルベンチャーのお金と組織
           〜自分たちでつくる、社会起業のファイナンス
      
                The 32th SVT NetWork Meetings
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32回目のネットワークミーティングは、
ソーシャルベンチャーの「お金」と「組織」が、テーマです!

「NPOで始めるの? それとも、株式会社?」

実は、組織のかたちを選ぶことと
お金の調達方法を選ぶこととは、とても密接な関係にあります。

でも、自分たちの目指す組織の姿をイメージしたところ、
それがどうも既存の会社のかたちには
当てはまらないみたい・・


そんな壁にぶつかったあげく、自分たちで新たな
しくみを作っちゃった人たちにせまります。

「市民のための会社なのに、NPOには銀行がお金を貸してくれない?!」
そんな現状に疑問を抱き、自分で市民のための金融機関・NPOバンク
WCCを作っちゃった向田さん。

一方、「ソーシャルだからといってNPOにしなくてもいいんじゃない?」
仲間で資本を出して株式会社を作り、社員=株主=理念共有者という
共同体を作っちゃった株式会社マザーハウスの山口さん。

はたまた、地域の人がステークホルダー。非営利の株式会社
「コミュニティ・カンパニー」なるものを作ろうとしている
金融庁にお勤めの坂本さん。

慶應大学SFCの井上研究室でNPOバンクを研究している
亀田さんによる、全国のNPOバンクについての、ブリーフ
イントロダクションもあります。

そんなチャレンジャーの皆さんを迎えてお送りする今月のNWMは、
今度の日曜日(25日)14:00〜@下北沢です!!



【メニュー】

■スピーカー:
 1)亀田ともみさん 〜広がるNPOバンクの動き
 慶応大学SFC井上研究室・ファンドリサーチグループ代表

 2)向田映子さん  〜市民のための手作り金融機関の物語
 女性・市民信用組合設立準備会(WCC)
 
http://www.wccsj.com/index.html

 3)坂本忠弘さん 〜コミュニティ・カンパニーという挑戦
 
http://cac-journal.seesaa.net/article/1814432.html

 4)山口絵理子さん 〜株式会社ソーシャル・ベンチャーって?
 株式会社マザーハウス
 
http://ameblo.jp/golden-fiber/

 最後に、ただいま次のパートナーシップを探索中のSVTと共に、
 ソーシャル・ベンチャーと資金供給元との望ましい関係って
 なんだろう?ということを皆で話してみたいと思います。

■日時:6月25日(日) 14:00〜17:00
    (そのあと、懇親会もします!)
 なお当日参加は大歓迎ですが、もし事前に
 info@svptokyo.net
 までご連絡いただけますと、当日の受付がスムーズです。

■場所:北沢区民会館「第三研修室」
 小田急線・井の頭線下北沢駅 南口徒歩5分
 
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/cgi-bin/getfile.cgi?filename=0000000040m.jpg&path=SISETUIMG_PATH


■参加費: 1,000円
 ※SVTのパートナー、サポーター、エンジニアはNWMは無料です!
  興味のある方は、当日受付で聞いてください!

*SVTとは?
 北米で展開する、個人出資による社会起業ファンド
 「ソーシャルベンチャー・パートナーズ」(SVP)をモデルに、
 ビジネスや社会分野での専門性をもった個人(パートナー)が互い
 に出資をしてファンドを作り、社会的な起業やプロジェクトへの
 投資をはじめました。

 特徴は、お金の支援だけでなく、自分の専門性を生かした時間の貢献や、
 一緒に活動すること。パートナー自らも成長しながら、
 地域やビジネスのあり方に変化をもたらすことを目指しています。
 
http://svt.seesaa.net/

◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 東京ソーシャルベンチャーズ(SVT)は、
 2005年より各パートナー(会員)が毎年10万円の出資を行い、
 「フローレンス」と「多文化共生センター・東京21」という2つの投資先
 ソーシャルベンチャーとの、パートナーシップを始めました。

 (フローレンス)
http://www.florence.or.jp/per/index.html
 (多文化共生センター)http://www.tabunka.jp/tokyo
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


March 14, 2006

平和の祈り

MixiとGREEのプロフにも載せたのですが、「アッシジの聖フランシスコ 」の「平和の祈り」です。学生時代に開発経済の勉強会で知り合った先輩のブログから頂きました。とても共感します。

平和の祈り

主よ
わたしを平和のためにお使いください。
憎しみのあるところに愛を
争いのあるところにゆるしを
分裂には一致を
疑いには信仰を
誤りには真理を
絶望には希望を
悲しみには喜びを
暗闇には光をもたらすことができますように。

主よ
慰められることよりも慰めることを
理解されることよりも理解することを
愛されることよりも愛することを求めますように。

わたしたちは与えることによって多くを受け
ゆるすことによってゆるされ、
人のためにいのちをささげることによって
永遠のいのちをいただくのですから。

-アッシジの聖フランシスコ-


January 16, 2006

職住接近で失ったもの


目黒に越してきて、早いもので1年が経ったことになる。

今住んでいる部屋は、物件的にはいろいろ不満足な点も多いが、なんと言っても立地がいい。通勤時間は、職場まで原付のバイクでわずか10分。これまで片道1時間以上かけてラッシュの電車に詰め込まれていたことを考えると、嘘のような環境だ。1日が有効に使えるし、忘れ物をしてもすぐ取りにもどれる。便利なことこの上ない。

しかし。短時間通勤の1年間で失ったものが、一つだけある。

それは、読書の時間だ。

目黒に引っ越してから、読書量が格段に減った。思えば、1日2時間以上電車の中で過ごすときは、新聞か本を読んでいるか、あるいは携帯でメールをしているか、だ。少なくとも半分は読書に費やしていると考えれば、1日1時間、月に20時間、年間240時間の読書量が確保されていたことになる。

同時に、駅で乗り換えることもなくなり、本屋に立ち寄ることも少なくなる。なんだか自分に対してインプットが少なくなったような気分にもなる。

ということで、次に引っ越すときは、職場まで電車で30分くらいのところにしようと思っている。理由はもちろん、通勤時間で読書をするためだ。贅沢かな。


December 14, 2005

柬埔寨見聞記(2) 新加坡(二)

【移民国家シンガポール】

街を歩いていると、店の店員や、街頭のあちこちで、普通に中国語で話し掛けられる。僕にとってシンガポールがいいところは、自分が外国人であるということをそれほど意識しないで過ごせることだ。シンガポールはもともと移民国家だ。マレーシア、タイ、インド、中国、台湾、香港などに出自を持つ様々な民族が交じり合っている。いちいち「どこから来たの?」と聞かれることもないし、日本人だからといって特別扱いもない。

↓地下鉄の路線案内。アルファベット、漢字とタミル語で書かれている。

Sin MRT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加えて、シンガポールはここ数年で大量の外来人口を受け入れている。僕が学生の頃は人口260万人と言っていたが、近年の統計では400万人を数えるという。町の様子を見ていても、工事現場などで働く建築労働者はインドネシアかタイ、そしてビジネス街には欧米人や日本人、そして見かけ上は区別がつきにくいが、中国や台湾、東南アジア一帯からの移民も多い。

シンガポールはオーストラリアやカナダのように移民審査に点数制をとっており、比較的労働ビザや永住権の取りやすい国の一つである。そして、政府が頭脳労働者の輸入元として近年ターゲットにしているのが中国だ。

↓旅行社のウィンドウ。隣のインドネシア、バタム等へのツアーに「中国パスポートでの御参加も歓迎します」と書いてある。

Sin-Travel A

 

 

 

 

 

 

 

 

↓メイドを紹介する人材派遣会社の登録を待つ、東南アジアからと見られる女性。

Sin-HR A

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールに長期滞在する外国人は、その娯楽の選択の少なさに退屈するらしいが、旅行で2・3日滞在するのであれば、十分楽しいところだ。町並みは近代的だが、そこここに各国情緒を感じることができる。料理も、本国の本場モノとは比べられないが、それでもものによっては引けをとらないものが味わえる。

↓チャーシュー飯の屋台。台湾留学時代を思い出す。

Sin- Chau Siu

 

 

 

 

 

 

 

 


↓エッグタルト。これも絶品であった。

SIn- Tart

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


December 13, 2005

柬埔寨見聞記(1) 新加坡

【柬埔寨?新加坡?】

「柬埔寨」ってどこのこと?と思った人もいるかもしれないけど・・・これは中国語でカンボジアのこと。読み方は“ジェンプージャイ”。 ちなみに首都プノンペンは「金辺」。読み方は“ジンビェン”。そして、これは察しがつくかもしれないが、「新加坡」はシンガポールのこと。読み方は“シンジャーポー”となる。

今回は前から書いているカンボジアの児童買春の防止の為の活動をしているNPO、「かものはしプロジェクト」のスタディーツアーに参加して、カンボジアに行ってきた。カンボジアは昔ピースボートのスタッフとして訪れてから、実に12年ぶりの訪問となる。

フライトの関係でシンガポール経由となったのをいいことに、他の参加者より1日早くシンガポールに行って、米国のビジネススクール時代の友達に会ったり、ぶらぶらと街歩きをしてゆっくりしてみることにした。シンガポールは以前に何回か行ったことがあるが、気候が暑い以外は、文化的にも環境的にもしっくりくる、台湾や香港に次いで僕の好きな場所だ。

中国系のマレーシア半島への移民によってできた都市国家シンガポールは、微妙に現地のマレー文化や、また英国植民地として西洋文化を取り込み、そして70年代からの近代化によって、独自の文化と経済発展を築いた。ある意味、中華文明をその出発点として、それでも「飛び地」として独自の発展を遂げた日本からも、なんとなく親近感を感じるのである。ま、向こうが日本にそんな親近感を感じてくれているか・・・というと疑問だが(笑)。

【成田−シンガポール】

SQ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成田では空港についたのが出発の45分前で、すでにカウンターはクローズしていたところをむりやりCheck Inさせてもらうというハプニングはあったが、かろうじてシンガポール着。

夜の便だったので着いたのが夜中の1時過ぎ。ホテルに着いて2時。それからご飯を食べに行って、チャイナタウンで広東粥と油菜を食する。

翌日ホテルを動いて、もうちょっとましなところに移動。昼にシンガポールの友人と待ち合わせ、台湾人の彼女の愚痴を聞きながら海南鶏飯のランチ。その友人と別れたあと、Bugisに移動して香港・韓国映画のDVD、などを眺めつつぶらつく。久々に中国語漬けで一日を送れてなんとなく嬉しい。

音楽・DVDの今回の収穫は、
前回CDを入手した陶戮痢崑席神浩ぁ廚MTV
チベット仏教リーダーを描いた「Kundan」
候孝賢の「千禧曼波」
アフガン映画「Osama」
「皇帝ペンギン」(March of the Penguins)

それから、光良の「童話」を買った。

童話

 

 

 

 

 

 

 

光良は、以前に「無印良品」というデゥオで活動していたが、今はソロで活動する歌手。マレーシア華人だが、中国語圏全般で人気がある。まあなんというか、ちょっと情けない系の優男、といった風情だが、ちゃんと作詞作曲もするし、曲にも聞き応えがあって結構いい。ちなみに彼もまたクリスチャンで、アルバムのSpecial Thanksのところに、プロデューサーや関係者に先立って、"Load, for your guidance and protection"と書いてあったのを見つけて微笑んでしまった。

シンガポールでリラックスした一日を過ごして、さあ、翌日はいよいよカンボジアだ。

(続く)


December 04, 2005

SVP Conference @ Arizona

なかなか一つ一つ書いている機会がなかったので、まとめて近況報告。まずは11月の頭に参加した米国SVPの年次コンファレンスについて。

■ Venture Partners / Annual Conference in Phoenix, US

7月からパートナーとして参加しているSVTが加盟申請をしている米国の親?団体、SVPの年次総会に行ってきた。金曜日の夜のフライトで出発、月曜日の午後に帰ってきてそのまま会社に直行で2泊4日という無理な日程だったが、USでのSVPの様子がわかり、大変に刺激になった。

2日間のコンファレンスのうち、到着が1日目の昼になったので、ビル・ゲイツSrの講演は聞き逃したが、以下の分科会に参加した。

Day 1: 
- Future Trend and New Models in the Venture Philanthropy Movement
- Site Visit : Aid to Adoption of Special Kids(AASK)
- Cocktail Reception at Bentley Projects

Day 2:
- Demonstrating SVP's Impact  (1) - Philanthropy Development
- Demonstrating SVP's Impact  (2) - Nonprofit Capacity Building
- Keynote speech "One Way to Find Happiness" : by Jerry Hirsch, The Lodestar Foundation
- "A Trip to the Shadow Universe : What Practitioners Need to Know about Nonprofit Business" : by Clara Miller
- Growing Pains : Cultural Keys for Moving Forward

【米国SVP事情】

米国のSVPは、東京のSVTとは違い、フィランソロフィーの色彩が強い。もちろん出資先に対してパートナーがテクニカルがサポートをするという意味ではそのモデルは同じなのだが、社会変革のサステイナブルな手段としてのソーシャルベンチャーに対する支援を行うというフォーカスはあまりない。どちらかというと投資ポートフォリオの一部という感じだ。

これは、SVPのフォーカスが教育や社会環境というそもそもビジネスになりにくい分野を前提にしているということがある。また米国には大きな寄付市場がすでにあるが、それがうまく活用されていないというパーセプションがあり、SVPは、その新しく効果的なファンディング・チャンネルとしての「ベンチャー・フィランソロフィー」としての存在を彼らのミッションになっているからだ、と僕は理解した。(すみませ、外の人が読んでもよくわらないですね)

例外としては、SVPのロード・アイランドでは、日本で言うところのNPO銀行のような組織をSVP主導で立ち上げ、商業銀行からの出資金を元に、事業性のあるソーシャル・ベンチャーに返済を前提とした貸付を行っているとのこと。これは研究の余地がある。

それでも、SVPのパートナーの人たちと話してみると、高い社会的意識とモチベーションを持った、面白い人たちばかりで、アメリカも捨てたものではないなという思いを強く持った。NPOのマネジメント・コンサルを立ち上げたというSVP LAの人の話は大変興味深かった。

今回のAnnual Conferenceには、我々東京と同じく、世界中からいくつものProspective Affliate(将来的に加盟を検討しているチャプター)が来ていた。ドイツ、イスラエル、カナダのトロント、東欧のエストニアなど。Social VentureやVenturePhilanthropyが世界的なトレンドなのだということを実感した。

【AASKとSVP Arizona】

特に印象に残ったのが、1日目のサイト・ビジットで訪問した現地フェニックスのNPO、Aid to Adoption of Special Kids(AASK)だ。

AASKは簡単にいえば養子縁組を支援するNPOで、SVP Arizonaがその支援をしている。もともとは州政府やその他の公的な資金で運営されていたが、段々成約率が下がり、活動が停滞してきたのと時期を同じくして、補助金の削減や打ち切りが相次ぎ、存続が危ぶまれるようになった。

その当時、支援をしていたSVP ArizonaのLead ParnerだったRon Adelsonが、自分の仕事をやめてAASKの理事としてフル・タイムで参画を決めた。RonはもともとHarvardだからのMBAを取ってからマネジメント・コンサルとして仕事をしてきたが、33歳でリタイヤを決めたとのこと。それからオペレーションや戦略の練り直し、パブリサイジングなどの作り直しを行い、実績を回復させた。

訪問の中で紹介してくれたケースは、もともと母親が薬物の中毒だったため、生まれてきた子どもも障害を持っていたが、親に養育能力がないため、施設に引き取られた3姉妹の話。障害児の養子縁組は、養子が日本より一般的な米国においてもきっと容易ではないだろう、と思う。

3人とも何らかの障害を持っているにもかかわらず、引き離されると精神的に不安定になるであろうから一緒にいさせるように、との医師の診断があった3人については、特に3人をまとめて引き取りたいという引取り手を見つけることが難しいだろうと思われていた。しかしながら、最終的にはAASKの取り持ちで縁組が成立した。会議室の奥の中央に、大きく引き伸ばした3人の子どもと、養母となった女性の写真が張ってあった。

どんな事情があろうが、両親がいない環境で育つ子どもに、お父さん、お母さんと呼べる人がいたら、どんなにいいだろう。その子たちの人生はその日から変わるに違いないと思う。きっとどんな子どもにも、養父、養母として面倒を見たいという人はきっといるに違いない。その媒介となるAASKの努力で、その人が見つかって、家庭が作られるのであれば、それは何て大きな意義のある事業だろう。

場所は違えど、既存のビジネスに飽き足らず、志とマネジメント・ノウハウを持ってNPOに飛び込み、変革を起こそうという人たちが、こんな形で成果を出しているのを見て、改めて可能性を実感できた時間となった。

また各分科会の内容については忘れないうちに別途報告したいと思う。


November 25, 2005

リアルとバーチャル2

カンボジアから帰ってきて、仕事に今ひとつモチベーションを見つけられず、脱力気味。

人にはリアルとバーチャルの両方のバランスが必要だ、と実感する。

生活の糧としての仕事はリアル。
自己実現としての仕事はバーチャル。

出張での旅行はリアル。
バケーションはバーチャル。

ビジネス書はリアル。
小説・映画・演劇はバーチャル。

結婚はリアル。
恋愛はバーチャル。

リアリティとは言っても、それはその所在や主体によってことなるものだし、だからこそリアルを共有するのは難しい。そして、バーチャルもまた、主体を出発点とするものだから、共有するのは簡単ではない。しかしながら、社会的な動物である我々は、それを敢えて共有しようとしてコミュニケーションが、そして摩擦が発生する。

(旅行記はまた別途Upします)

 


November 09, 2005

カンボジア(2)

青山学院大学で行われた、元カンボジア女性省の大臣、ムー・ソクアさんの講演会に行ってきた。お知らせを頂いたかものはしのO窪さんに感謝。

ソクアさんの経歴:

◇1972年にカンボジアからフランス、アメリカへ留学。留学中にクメールルージュ政権となり両親が亡くなる。
◇1981年にカリフォルニア大学バークレー校で社会福祉修士号を取得後、タイ難民キャンプの国連プログラムに従事。
◇1989年に帰国。以来、人権活動家として人身売買、ドメスティック・バイオレンス、労働者の搾取の問題に取り組む。
◇1998年に女性・退役軍人省大臣に就任。大臣時代、東南アジアにおける人身売買をなくすためにタイ政府との国際協定や、ドメスティック・バイオレンス法の制定に尽力。
◇現在、Peace and Development Institute 理事長。

・・・もうこれだけでも映画になりそうな人生だ。 それでは、講演の要旨を、当日のメモから。

【カンボジアの国情】
・ カンボジアでは2003年の選挙後も政治的不安定が続いている。04年には労組リーダーの暗殺、野党を支持する歌手の狙撃事件など。
・ 非識字率も女性が71%、男性が51%と低く、6-11歳の児童の40%が就学していなく、特に女性の大学進学率は10%と低い。
・ 教師の給与は1日あたり$1程度と低く、これが教育の荒廃を招いている一因である。
・ 高卒の卒業生は毎年30万人だが、就職率は16%。最低賃金は月45$と規定されているが、実際はこれに満たない。
・ 貧困層で特に問題なのが女性が世帯主で、かつ土地を持っていない農民。
・ 土地問題は深刻で、負債や病気の為に土地を失う農民が、貧困層に転落するケースが多い。
・ 土地の登記方法が非識字層に知られていないのも問題。デベロッパーの詐取にあうケースもしばしば見られる。法的な保護が必要。(NGOが法的にサポートしている例がある)

【援助と開発】
・ 援助の量ではなく、Good Governanceを実現する為の質的な援助が必要。
・ ODAにもメコン流域の人身売買防止プログラムなどのいい例があるが、Traffickingの問題もODAの俎上に乗せていくべき。

【DVとTrafficking、CSEC】
・ Domestic ViolenceやTraffickingに代表されるGender Based Violenceの問題が深刻。
・ 司法や行政の腐敗も大きな影響がある。
・ Traffickingには、(1)警察を含む司法の執行が不完全 (2)情報の欠如による低いAwareness (3)メディアの中の女性の描かれ方 (4)文化的なStigmatization の4つが大きなファクターとして関係している。
・ CSECの問題には、(1)Prevention (2)文化的な責任意識の創出 (3)法の執行の強化 (4)被害者のRecovery が重要。   (CSEC  :  Commercially and Sexually Exploited Children)

【Q&A】
(質問)TraffickingやCSECの問題に外国のNGOとLocalのNGOにはそれぞれどのような役割を期待するか?  (回答)外国のNGOは、国際的な関心を高めること、また外国人のSex Tourismを、送り出し国の側から阻止する努力をして欲しい。Local NGOは現地調査能力には長けているが、法的知識、財務面での支援が必要。


《“精霊”と文化的責任》

話の中で特に心に残ったのは、カンボジアには文化的責任意識の創出が必要、というくだり。上にまとめたような、カンボジアの様々な社会問題についての状況を語った後に、彼女はこのようなエピソードを語ってくれた。

カンボジアの文化の中に、人は皆、頭の中に「精霊」が宿っている、という考え方があるそうだ。ソクアさんは、例えば、といって、性的搾取の被害にあった女性が、その喪失感を「私の精霊を返して。精霊がいないと眠ることもできません」と訴えたという話をしてくれた。

ソクアさんはまた、「カンボジアは、国全体から“精霊”が失われてしまったかのようです」とも言った。つまり、長く続いた植民地支配や内戦によって、国の誇りや、国民の当事者意識、社会的なモラルや責任感が失われてしまったということだ。 しかし、彼女はこう続けた。

 「カンボジア人は、これを戦火のせいにはできません」

《当事者としての主体性》

その場でこの発言を聞いて、僕はある種の緊張を感じた。彼女の、問題の当事者としての認識と主体性が、その場で光を得て輝いたかのように思えた。

カンボジアの悲惨な側面を嫌と言うほど目にしてきたはずの彼女が、それを単に被害者として訴えるのではなく、同時にそれを自らの問題として捉えている。思えば彼女の人生の中にも、自分や祖国の不幸を他人のせいにしたい例がきっとたくさんあったことだろう。

貧富の格差は資本家のせい。
カンボジアの国際地位の低さは外国勢力の侵略のせい。
ジェンダーイシューは男のせい。
国土と民心の荒廃はポル・ポト派のせい。

だが、問題の所在を、外部にその責任を押し付けることで解釈するのは、特に第3世界の現状を解釈するのによく聞かれる、いかにも単純なロジックだ。

それは一片の事実ではあるが、それでは多くの場合、状況的にも、あるいは自分の中でも、物事は解決しない。自分を取り巻く力関係や構造的問題を認識しつつ、主体としていかに状況を切り開いていくか、が問題だ。僕にはソクアさんの発言を、そのように受け止められた。

こんなカンボジア人が、野党というポジションではあるが、国家のリーダーとして動いている。そう思うと、カンボジアへのスタディーツアーが俄然楽しみになってきた。

続きを読む

October 24, 2005

カンボジア(1)

■カンボジア

かものはしプロジェクトのスタディーツアーで11月にプノンペンに行くことに。カンボジアは10数年ぶりなので楽しみ。なにより、かものはしの彼らが、どんなビジョンを持って途上国の現状に取り組めるのか、一緒に見て、考えてこられたらと思う。

事前学習にカンボジア関係の本を何冊か読み始めた。そのうちの一冊がこれ。

カンボジア―僕の戦場日記

Cambook





























94年からカンボジアに長期滞在して、98年のカンボジア内戦ではフンセン派に従軍して写真を撮った日本人の手記。

正直「報道カメラマン」を名乗る人にいいイメージはない。戦争報道を個人で行うことに、社会的意義がないとはいわないけれど、リスクの高い趣味にしか思えない。

しかしながら、この本を読んで慄然としたのは、98年のカンボジアの政争から端を発したフンセン・ラナリット両派の戦闘がここまで大規模なものだったのか、ということ。恥ずかしながら、91年の和平合意以降の戦闘は、国境付近での小競り合い程度のものだという認識しか持っていなかった。

98年当時の僕は日本で何をしていたか。日本のメーカーに就職して2年目、上野のオフィスで退屈な毎日を送っていた。仕事はほどほどにして、平日の夜と週末は留学に備えて予備校に通い、TOEFLやらGMATを勉強する、という日々だった。

しかし、その同じ時間に、カンボジアでは何が起こっていたか。20年の内戦が明け、ようやく和平がおとづれたと思った東南アジアの小国では、政治指導者の主導権争いの為に数百の命が失わていた。きっと当時の僕といくつも違わないカンボジアの若者が命令一つで同胞と対峙していたのだろう。


僕がクーラーの効いたオフィスで製品サンプル管理にうんざりしていたとき、彼らは炎天下汗だらけになって、腹を減らして、敵襲に怯えながら行軍していたかもしれない。

僕が家で安穏と家族とテレビを見ながら食事をしていたとき、彼らは靴もはかず、マラリアの悪寒を感じながら、スコールに打たれながら銃をかかえ、ジャングルの中で潜んでいたかもしれない。

僕が予備校の自習室で英語の問題を解いていたとき、彼らは地雷で足を吹き飛ばされて、血だらけになって激痛に呻いていたかもしれない。


この落差はなんだろう。その瞬間、だから何をするべきとか、どうすればいいとか、そんなところまで考えは及ばなかったけれど、この断絶をどう捉えたらいいのか。しばらく考えた。

結局のところ、僕とカンボジアの兵士の人生は重なることはないかもしれない。向こうとこちらを、並列に並べて考えることにどれほど意味があるのかはわからない。しかし、同じ瞬間に、その2つの現実がそこに厳然として存在する。ただただ、その事実が重くのしかかる。

カンボジアに行って、熱帯の空気を呼吸したら、少しはつながるかもしれない。具体的なつながり方が見えるかは分からないけれど、自分の中で、何かの了解ができるかもしれない。そんな期待を持って、カンボジアに行ってみることにしようと思う。


次は、手に入るかわからないが、70年代にカンボジアで死んだカメラマン、一ノ瀬泰造を描いた映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」を見るつもりでいる。


地雷を踏んだらサヨウナラ

Cam2

September 29, 2005

9月のSVT : ソーシャル・ベンチャーの可能性5

9月のソーシャル・ベンチャー・パートナーズ東京ベイ(SVT)のネットワーク・ミーティングは、今回もまた、衝撃的だった。

恵比寿で4時間にわたって開かれたミーティングでは、SVTのディレクターである井上さんが、国際交流基金のフェローとしてシアトルSocial Venture Partners International(注1)に半年間滞在した体験を語ってくれた。

僕は7月にSVTのパートナーになったばかりだが、今回の話はソーシャルベンチャーの可能性を予感させる、大変刺激的なものだった。

話はシアトルという街がいかに魅力的か、に始まり、Social Ventureとは何か?(注2) どのようなモデルがSocial Ventureを支えるのか? 米国での成功例、そしてREDFやSVPをはじめととするSocial Ventureを支えるNPOの紹介など非常に多岐にわたる、充実した内容。

当日の僕のメモから、気になったところをご紹介すると・・・

【Social Ventureとは?】

・Social VentureのDouble Bottomlineとは、社会性と事業性。だが、その二つに加えて、「共感性」が重要。

・一時的な共感はその場で終わってしまうが、SVはそれをビジネス・モデルにすることによって、システム化する→継続性が発生する。

・わたし→われわれという共感性があれば、社会から無限のリソースが引き出せる。

・手塚治虫とディズニーの違い。手塚治虫はすばらしい漫画家だったが、事業をモデル化できず、一代で終わった。ディズニーは、Disney Co.として事業化に成功したために、Walt Disneyの死後も継続的は発展を遂げている。問題は「仕組み」を作り出せるか、だ。

【Social Ventureの担い手と意識の変化】

・Social Ventureの担い手は、以下のような3世代で構成されている。
 第1世代(フォードやロックフェラー):NPOをSocial Ideaの実験場にすることにより、政界入りを果たす。
 第2世代(Net長者):New Economyの興隆で稼いだ金を社会性のあるビジネスに再投資。
 第3世代(MBA卒業生の若者達):「お金を稼いで、プチリタイヤしてからNPO」では遅い。それまで“縦の時間割”の発想を転換し、“横の時間割”にした。HBSの最年少教授然り。地位や名誉よりも、社会に貢献する実感を選択するビジネスピープルが増えている。

【Social Ventureの成功例】

・USにおけるSocial Ventureの例
  Fair Start (Seattle)
  Housing Works (New York)
  DC Central Kichen (DC)
  North West Center (Seattle)
  Idealist (NYC)

・モデルを拡大していくときに、その「共感」(Compassion)をどのように維持していくのかが問題

【Social Ventureを支援するNPOの成長】

・Ashoka Foundationのケース:起爆剤となるスターを作る

・地域にユニークな事情はあるが、ユニークな問題はない。世界に目を向けて、ベスト・プラクティスを吸収すべき

・Social Ventureを取り上げた米国公共テレビの番組"New Heros"

・REDFのように、社会起業の価値を金額化する試みもある。Social Return on Investment (SROI)、あるいは税金を財源として政府が同様な事業を行った場合の費用をコストとして見込む算出方法もある。

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<ソーシャル・ベンチャーによる社会変革>

みんな誰しもが、人の役に立ちたい、もっといい社会にしたい、そんな気持ちを持っている。「お金の為に働くなんていやだね」という僕と同世代の人は本当に多い。

ただ、誰もが、生活や自分の仕事の忙しさにまぎれて、その志を、どのように行動にしたらいいか、わからない。あるいは、既存のNPOや政府機関は、そうしたみんなの志を、税金の配分や、あるいは寄付金という、非常に限られた部分しかくみ上げられない。

ソーシャル・ベンチャーは、「社会や人の役に立つ」という付加価値を事業の形で社会に提供し、それに対して相応の対価を得ることによって、そのポジティブ・サイクルを維持拡大できる、画期的なモデルだ。

かつて社会正義は、資本主義に対するアンチとして語られた。そして、それは冷戦の生産性競争の結果、東側の敗北と一緒に葬り去られたかの感がある。

しかし、それは違う。人や社会の役に立ちたい、よりよい社会を作りたいという気持ちは、人として普遍的なものなのだ。ビジネスという形を取り、市場のシステムをその運営の基盤とすることによって、そんな人たちの気持ちは、「ソーシャル・ベンチャー」として生き生きと動き始める。社会的な意識とビジネスは、いまや対立関係にあるのではなく、相互に補完しあう両輪になる。

ソーシャル・ベンチャーは、一見相反するかに見えるその二つを事業モデルとして結合することによって、外部の「共感」を内部のリソースとして取り込む、無限の可能性を持っている。そして、模倣できる事業モデルとして存在することで、その変革の慣性は外に向かって拡散してゆく。

かつて日本が高度成長を経験し、あるいは中国が改革開放を謳歌した。しかし、これからは生産性や量的拡大が社会の目指すところではなくなる。みんながどこかに持つ志や共感を原動力に、社会性を持った事業が新しい資本主義のロール・モデルになる。

井上さんは、「今この時に、世界中で一人一人のDNAが変わろうとしているんです」と言った。まさにそのパラダイム・シフトが、シアトルで、東京で、そしてヨーロッパでもアジアでもアフリカでも起こりつつある。そんな実感を得た、充実した一日だった。


(注1)SVPは1997年に設立された米国のNPOで、簡単に言えばソーシャルベンチャーを資金的・ノウハウ的に支援する任意団体。全米で現在23箇所の支部、1100名のパートナーを持つ。日本のSVTも、米国のSVPのモデルを念頭において立ち上げられたもの。

SVPのユニークな点は、年間5500ドル(約60万円)という決して安くない会費を払ってパートナーになった個人が、そのプロフェッショナルなスキルを活かして、ボランティアベースで支援対象のソーシャル・ベンチャーを支援するということ。お金を出すだけではなく、一緒に汗をかき、知恵も出す。

SVPの支援は、Social Ventureの事業モデルをRefineし、事業が自立して軌道に乗るように支援をすること。例えれば、自転車の後ろを押し、道順のアドバイスをするようなものだと言ってもいい。ソーシャル・ベンチャーの多くが事業の運営経験やマネジメント・リソースに乏しく、せっかくいいアイデアや志があっても、実際のオペレーションがうまくいかないが為に挫折する例もある。SVPは、社会変革の起爆剤となるこれらSocial Ventureのインキュベータの機能を果たす。

(注2)ソーシャルベンチャーって何?という人の為に説明すると、ソーシャルベンチャーとは、それ自体が事業性を持ち、かつ社会や人の役に立つ事業を、ビジネスとして行う会社組織やNPOのこと。例えば、無農薬野菜の宅配事業や、地域で病児保育を行うNPO、町おこしを事業として手がける組合なども分かりやすい例だと思う。


September 16, 2005

宮古島:「ボーダーの感覚」と移住者の視点

宮古島に行ってきた。

宮古島は沖縄本島と石垣島の間にある、人口5万人ほどの小さな島だ。
宮古の自然は素晴らしいの一言に尽きる。エメラルドグリーンの海、強い太陽に映える、亜熱帯植物の深い緑、赤い瓦屋根とサトウキビ畑。

3日間の短い行程で、しかも中日は、丸1日台風襲来のために行動の自由が利かなかったが、行ってみて初めて知ったことがたくさんあり、収穫の大きい旅行になった。(下の写真は宮古島ではなく、本島から宮古への飛行機から撮ったもの。)

 Kerama_S

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<ボーダーと多様性>

例えば、言葉。

宮古の言葉は本州の日本語とはもちろん違うし、沖縄本島の言葉とも違う言葉が話されている。隣の石垣に行ったら、また言葉が違うそうだ。もちろん世代交代もあるし、どれくらいの人がその言葉を生活言語として保持しているかはわからないけどね。

日本の領土の中にも、こんなに多様な文化がある。違う文化を持って、違う価値観を持って、違うリズムで生活している人たちがいる。資本と権力のロードローラーで画一に均されそうになりながらも、そのOriginは脈々と息づいている。 そこに境界線があるときに、僕達は初めてその事実に気づく。海という境界線。そして、国家という境界線。

 Miyako Beach 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<公共投資とODA>

宮古島の北と南に、それぞれ人口数百人であろうと思われる、小さな島がある。

驚いたのは、宮古本島とその2つの島の間には、アクアラインのような、1キロ以上もある大きな橋がかかっているということだ。 気づかされるのは、宮古のインフラのなんと整っていることか、ということだ。人口5万人のこの島に、空港や電力・水道・通信が整備され、島のほとんどの道路がアスファルトで舗装されている。

「国内ODAだよ」と同行した友人は言った。

橋の建設に何十億の資金が投入されたかわからないが、ここでは、住民一人当たり数億もの税金を投入して、「本土並み」の生活が送れるようになっている。もちろんそれは現地の人たちの生活にはいい事ではあるが、果たしてその経済合理性はどうなのか。

今年の宮古の求人倍率は0.3倍。一人の求人に、3人以上の求職があるということになる。明らかに、島本来のの再生産能力を超えた"砂上"のような本土並みの生活がここにはあるということになる。

 Hashi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<本屋で見つけた「沖縄本」>

宮古の中心地で、書店に入ってみる。

「郷土本」のコーナーで自然に足が止まる。 宮古の歴史や文化について書いたもの、沖縄の歴史、戦争体験。そういったいわゆる「沖縄本」の中に目に付いたものがある。

一つは「東京の沖縄人」というインタビューを書き起こしたもの。 http://www.u-r-u-m-a.co.jp/08culture/book/18.htm 東京に滞在する沖縄出身の若者が東京の生活で何を感じ、沖縄人であることをどのように考え、人生の選択としてどのように住む場所を、生活のスタイルを選ぶか。登場する一人一人に、大体5年の時間を置いて2回のインタビューからなっている。

東京生活に失望して沖縄に帰るもの、結婚して家庭を持って定住しようとしているもの、さまざまな沖縄出身の若者の言葉に、いま沖縄の状況が如実に表されているように思われて興味深い。

そして、もう一つ目に付いたのが、「沖縄スタイル」という雑誌。 http://www.okinawa-style.jp/ これは沖縄本というよりは、より正確に言えば、「沖縄に住みたい内地人の為の雑誌」ということになる。

"移住者のコラム"、"この街に住みたい"、そして具体的な物件情報や、内地人の好きそうなおしゃれなお店の情報etc・・・完全に内地人の視点からみた沖縄が書かれている。 カラー写真をふんだんに使った紙面はきれいだし、まるで洗練されたホテルのパンフレットのようではある。

けれど、そこには違和感を感じる。この二つの対極はなんだろう。沖縄人としての視点と、内地人としての視点から見た沖縄。 沖縄を気に入って、そこに暮らしてみたい、という人の気持ちはよく分かる。自然は美しいし、気候もいいし、人も優しい。物価も安いし、のんびり暮らせそうだ。

ただ、気になるのは、後者に、相手から見た自分がどう写るのかという観点がやや欠落気味なのではないかと感じられることだ。沖縄は、基本的に沖縄人のものではないのか。そこに根付く文化、歴史、人との結びつきをなくして語っていいものかどうか。

 Miyako Beach

 

 

 

 

 

 

 

 

<文化のグラデュエーション>

確かに、最近のテレビ番組では、沖縄や北海道に移住した人を取り上げた番組も多い。LOHASな生活ということで、自分の好きな場所で、好きなライフスタイルで生きて行きたいという人も多いのだろう。

しかし、そこにはさまざまな難しい条件があることも事実らしい。高い失業率。低い給与水準。そして、沖縄人の内地人に対する眼はそれなりに厳しく、不動産を借りる際に、「内地人である」ということを理由に沖縄人の保証人を要求されたり、あるいは賃貸そのものを拒否されることもある。現地の言葉もわからず、人間関係もなければ、どれだけ思ったような生活ができるものか。

これも、ボーダーの"向こう側"と"こちら側"ということなのか。沖縄と内地、そして同じ場所で暮らしていても、文化や言葉のグラデュエーションがあり、そこには気圧差や温度差がある。断絶があるということではなく、こちらから向こうへ、向こうからこちらへ飛び込む時には、耳がつーんとしたり、言葉が良く伝わらなかったり、寒かったり暑かったりする。そういうことだ。

 いろいろ思うところはあるが、宮古島は旅行先としてはとても気に入ったので、また機会を見つけて行ってみたいと思っている。


August 28, 2005

目黒にトゥクトゥク出現

もう一つ、ネタですが。

ある日、会社の前の目黒通りを歩いていたら、耳慣れないエンジン音が。
振り返ると、なんとそこにはトゥクトゥクが走っているではありませんか。

Tuktuk
















見たことない人には、なんのこっちゃか分からないかもしれませんが、これ、タイなんかで庶民の交通手段としておなじみの3輪タクシー、Tuktukなんです。見たところ、ラーメンのプロモーションの為に食品会社が購入して改造したみたいですが。

って、思って、Webで検索してみたら・・・!

Tuktuk、下の会社が、日本でもなんと100万円で販売しているそうです。通常仕様のですが。

http://www.geocities.jp/news0001jp/

タイ料理屋さんの店先にディスプレイとしておいてあるのをたまに見ることもありますが・・・一体どんな人が買うのやら。

しかも、この会社、普通の日本車をタイのタクシー仕様(35Bから始まるメーター付き!)に改造したりとか、タイの車掌さんが持ってシャカシャカ言わしてる料金箱とか、マニア向けのアイテムも販売してます。

日本の日常風景に突如出現したTuktukに、職場のランチタイムにぶらぶら歩いているだけだったのに、脳裏にタイの思い出がフラッシュバック。運転手と値段交渉して、熱のこもった空気をもろに受けながらバンコクの街中を疾走したスピード感や、バンコクの独特な街の匂いを思い出してしまいました。


August 27, 2005

General Store?

さて、ブログのリンクに会社の友達も増えてきたところで、一つネタにしておきたいと思ったお店を紹介しよう。 その名も、「GENERAL STORE」。場所は広尾と白金の間。

http://www.generalstore.co.jp/index_top.html General Store S

 

 

 

 

 

 

 

 

このロゴを見れば、なんかピンと来るでしょ?

実は、店名の字体もロゴも、一世代前のうちの会社のロゴにそっくりなんです。
下のは現行より一つ前のロゴ。 GE Logo

 

で、とうとう今日バイクで前を通ったときに、立ち寄ってみたんだけど。

お店自体は古きよきアメリカを連想させる雑貨や衣類を売っていて、僕は結構好きな類の店。でも、いくら一世代古いロゴだからって、こんな風に使っていいのかな・・・あるいはパロディのつもりなのかなー?と苦笑してしまいました。まあ、古いロゴをいいと思ってくれる人がいるっていうのはいいことではあるけどね。


August 26, 2005

カヤック@奥多摩


先週の週末に、奥多摩にカヤックに行ってきた。

目黒のうちから奥多摩までは道が混まなければ2時間もかからない距離。しかも奥多摩には青梅線が走っており、電車のアクセスも比較的いいので、本当にこんなところで自然が楽しめるのかな・・と思っていたが。

が!思った以上に奥多摩はとてもよかった。

たまたま選んだカヤック・スクールの立地がいいところにあっただけかもしれないが、急に切り立った崖に半ば無理やり取り付けられたような細くて急な階段を下りてゆくと、開ける視界には美しい渓流が広がる。

カヤックは時には川の流れと格闘しながら自分のバランスを保って動かなくてはならないという点で、とてもダイナミックだ。そしてなにより、水面に浮んでいる時に感じる自然との一体感は何物にも代えがたい。

切り立った崖に絡む木の根や苔むした岩、川面に反射する太陽や、水流の音、水の冷たさ・・・川ってなんてすごいんだろう。生きているってなんて素晴らしいんだろう(笑)。

この夏の間にもう一度は行ってみようと思っている。もう少し人数を集めて行こうかなと思っているので、興味のある人はご連絡ください。楽しいよ!

ウィズ・ネイチャー
http://www.wiz-nature.com/pc/home.html


August 12, 2005

人生の帰納法

【自己決定的なキャリア形成?】

最近ある人とこれまでの自分の経歴について話をした後に、「意図的をキャリアを決めて来たんですね」と言われた。また、別の場合には「いとけんさんって、結構飽きっぽいんですか?」といわれることもある。

前者は、「自分が何をしたかったのか、何をしたいのか」という自分の意志の経緯を話した時に、後者は「何をしてきたのか、何をしているのか」を事実の経緯として話した時のリアクションだ。実際には、自分では過去10年くらいの人生は試行錯誤だったなあ、と思うことが多い。

【自己解釈の方法】

人に自分の人生の経緯を語るということは、難しいくせに、そうしなければならない場面が結構あるものだ。いきおい、そのハイライトだけを取り出して話すことになり、その連関については、上手く説明することができないことが多い。あるいは自分でも、また他者が聞いても納得できるような理由付けをして説明してしまうこともある。

とは言っても、別に誇張したり、嘘をついているわけではない。ただ、「どうして××したのか」と問われた時に、「○○だからですよ」という明示的な答えをする事になってしまうだけだ。それは一面の事実ではあるが、全ての事象を代表することは、もちろんできない。

「どうして中国じゃなくて、台湾に留学したの?」 

「もともと旧植民地としての歴史や、日本との文化的相関に興味があって」

確かに、それも「ハイレベル」な意味では本当ではある。しかし、それが全てではないことも確かだ。いわく、大陸に1ヶ月いてがっかりしたから、たまたま台湾に友達がいたから、韓国での反日情結に疲れて、その対極にある台湾で暮らしてみたかったetc etc.. 平たく言えば、物事にはいろんな側面があるということだ。

【人生の帰納法】

思うに、自分の個人史に対する意味付けは、誰しもが意識的・無意識的に行うことだけれど、それは実はかなり恣意的なのではないだろうか。

楽しかった時間も、辛い思いをした時期も、その経緯が自分にとって有益なものであったと信じたい。その前後の経緯とどこかでつながっていて、なんらかの連関があると思いたい。最終的に今の自分に繋がる過去に、肯定的であれば否定的であれ、一定の評価を与えたい。

だいたいのケースにおいては、殆どはそこに肯定的な側面を見つけ、意味付けを行うことができる。そして、どうしてもそこに何の肯定的意味を見出せない時でも−−「それが間違いだった」ということを身をもって体験したという意味付けをする事ができる。

それはご都合主義だと言えば、そう言えるかもしれないが、それでいいのではないかと最近は思う。過去のトレンドを眺め、要因分析をし、そこに何らかの「ストーリー」を見つけ、それを仮定にして将来の方向性を考える。そこに何らかの意味があったと思うことで、その後の自分のステップが軽くなり、前に進む動機が与えられるのであれば。


July 25, 2005

近況


まとまったことを書こうと思っていたら、書きかけの文章の断片ばかりが保存されてしまっていたので、HeadlineだけUpdate。

■ A Night in Tunisia / Art Blakey and The Jazz Messengers
今週末久々に蔦屋に行って見つけた。3曲目の"So Tired"がなかなかいい。

■ 夏になったので外に出かけたいなと思っている。カヌーをやってみたいんだけど、だれか興味ある人いないかなあ。

http://www6.plala.or.jp/ozak/kayakschooltop.htm

■ 転職した友達のお祝いで、小さなフレンチのレストランでランチ。そんなにすごく洗練されているというわけではないけど、美味しかったし、いいお店でした。

サン・ファソン
http://www.syoutengai-web.net/kagura/sanfason.htm

■ 中国茶房8に恵比寿の支店ができたので、連続で2日も北京ダックを食するはめに。でもここのダックのコストパフォーマンスはとても高いと思う。いわゆる“ちゃんとした”お店のように皮がパリパリで・・・というわけには行かないが、肉も食べたい人にはお勧め。

中国茶房8
http://www.8-duck.jp/

■ 品川のStringsのラウンジでお茶。天井が高いのはいいし、席数が多い割にはがやがやしてなくて落ち着ける。でも階層が高いのだから、もうちょっと外が見えてもいいのにね。

Strings Hotel
http://www.stringshotel.com/stay/index.html

■ 晴海のターミナル

10数年前にPBの先輩に連れて行ってもらったおぼろげな記憶を頼りに行ってみたら素晴らしい夜景だった。人も多くなくていい。なにより、港や外航客船にはイマジネーションを広げる力があって、わくわくした気持ちになる。また船で旅がしたくなった。

晴海客船ターミナル
http://yakei.jp/db/summary.cgi?row1=harumi

■ 信仰について

最近はノン・クリスチャンという立場で教会に行っている。それもあって、信仰について考えている。一つ思い当たるのは、彼らが言うところの“神”とは、一つの神的な人格があるのではなく、ある黄金律、あるいは真実の形を“神”と総称しているのではないか、ということ。

実際にはクリスチャンと呼ばれる人たちの間でも、信仰についての解釈は大変幅広く、それを一つのカテゴリーで括っていいのかどうかわからなくなる時もある。

それでも、現状に甘んじることなく、自分の原罪に向き合い、隣人を愛し、あるべき秩序に従って、よりよく生きようとする人たちと一緒にいるのは心地よいものだ。