香港の愛国者が尖閣諸島に上陸した。彼らの日本へ来る資金は寄付で賄い、強制送還される飛行機代は中国政府が出すという。政府承認の上での仕業なのであろう。


 先立て、テレビ解説者が戦争に発展することも覚悟して対処する必要があると言っていた。
 しかし日本は世界で唯一不戦の誓いをしている国家である。戦争の覚悟など微塵たりとも持ってはならないものである。
 粛々と降りかかる火の粉を祓い、粛々と国連の場で決着をつけていくのが21世紀国家の正しい姿である。

 マスコミや一部の識者は弱腰だのと言うけれど、兎に角、日本は緊張関係に発展するようなことは粛々と避け、21世紀のあるべき日本の道を行く。それはけっして、指をくわえて不法侵略を認めると言うことではなく、降りかかる火の粉は防衛の範囲内で実力を行使し排除する。100回押し寄せてきたら、100回「ハイハイ」とお約束のように押し返す。決して同じ土俵で戦わず、高次の次元で対応する。平和憲法の下ではそれしかなく、またそれでよい。そして世界に貢献し、世界の尊敬を集めていく。これがクールジャパンの正しい姿である。

  ただそうは言うものの、漁業権では話し合いの付いている竹島と異なり、尖閣列島はちょっと前まで石油埋蔵量はイラク並みの70億バレルと言われていた。現在は大分トーンダウンしてきたが、それでも豊富な地下資源があることに相違ない。採掘にかかれば中国は黙ってはいないだろう。このままでは絵に描いた餅である。何とかしなければならない問題ではある。