2007年01月18日

TOKYOゲストハウス

カラフルな模様が目に広がる。赤、ピンク、白 緑。ファンタスティックな感じではなく、機械的で規則的な羅列が永遠につづいている。


悪い夢?、夢。ゆめ。ユメ。yume、e、e、e、e、e・・・・・・

何か違う。

体を動かそうとする、動かない。

夢じゃない。

全身にまとわりつく不快感が呼吸を阻む。
真夏の閉め切った部屋のなかにいるのに全く汗が出ない。そんな感じ。


動け、動け、夢じゃない。

頭が粘り付いたように離れない。

動いてほしい、全身に信号を送る。

腕をおもいっきり床に押し当てる、べたっとした頭が少しづつ床と離れる。

合わせるようにカラフルな模様が変化する。

夢じゃない。

規則的なカラフルさは視界から消えた。さっきまで見ていたのは会社から支給されたマットレスだった。
マットレスがあんなふうに見えるなんて。油と埃で頬がザラザラしている。

ああ、ちくしょう・・

あたりを見回す、一瞬視界にユウ君の姿が目にはいる。焦点全くあわない。

やられた。


「ふざけんなよ」


ユウ君はニヤニヤしながら私を見ている。

彼の足元に向かってもう一度、懇願するように言った。

「ふざけんなよ」



「サルビア」というリーガルドラッグを吸引した。あまりのまずさに唾をはきだした所までは覚えている。そこからの記憶が一切ない。

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ゲストハウス【ミオの記録】at 2007年01月29日 01:06
この記事へのコメント
先、その前、読みたい、自分の言葉で綴ってくれ!!!
Posted by きり at 2007年01月19日 23:08
コメントありがと、自分の言葉が定まらずです。頑張ります。
Posted by ito at 2007年01月22日 02:33