「山の神」どれだけ過酷か伝えたい箱根5区少し走った
箱根駅伝で最も過酷な往路5区の山登り。
ニュース配信元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000037-asahi-spo
山道を勢いよく駆け上ったランナーは、「山の神」とたたえられる。
その名誉ある称号をもたらす小田原~芦ノ湖の高低差約860メートル、計20・8キロのコースは、どれほどに過酷なのか。
実際に体験しなければ伝えきれないという思いを募らせた記者2人が、箱根に向かった。
12月中旬、平日の昼前に小田原中継所に立った。
まずは小田急電鉄の特急、ロマンスカーはこね号の終着駅でおなじみの箱根湯本駅付近の約1・5キロを軽くジョギング。
5区の序盤で、すでにわずかな上りを感じるが、本格的な勾配はまだこの先。
商店街のお土産さんをめぐる観光客を横目に走り抜けると、坂道がきつくなっていく。
旭橋を渡り、函嶺洞門バイパスをすぎたところから、上り坂がきつくなる。
カーブも連続し、目線が自然と下向きになる。
箱根の山々を360度パノラマにして回り込むような、大平台のヘアピンカーブを越えると息は絶え絶えに。
箱根登山鉄道のスイッチバックで有名な大平台駅で立ち止まった。
まだ標高350メートル余りだが、早くも足に限界がきた。
上りに上って芦ノ湯温泉を抜けたところで、うっそうと茂る木々から周囲がひらけた場所に出てきた。
左手に急峻(きゅうしゅん)な山肌を見ながら、わずかな下りを抜け、またしばらく坂を上ると、国道1号の最高地点(標高874メートル)の標識が見えた。
小田原中継所からここまで約16キロ。
芦ノ湖まではもうすぐだ。
そこからは上り下りの連続、気持ちが休む暇はない。
元箱根までたどり着き、ぱっとひらけた目の前に、芦ノ湖と富士山が見えたときは、ようやくたどり着いたという感慨もあって、気持ちもすがすがしい。
真っ赤な箱根神社第一鳥居を抜け、右手に芦ノ湖を望みながら、観光地になっている箱根関所の旧跡を越えれば、ゴールはもう目の前だ。
全長20・8キロ。
実際に足で走ったのは、テレビ中継でも印象的なカーブや温泉街など要所の5カ所。
計6キロ弱だったが、平地とは違う感覚が身体にあった。
一番は太ももの前の筋肉がすぐに痛くなったこと。
太ももやふくらはぎに、平地を走るときとは違う圧力がかかってくるのがわかった。
身体を前に進めるというよりも、上に持ち上げるという感覚だ。
さらに、レースとなれば他の選手との駆け引きも、重要な要素になるはず。
身体のみならずメンタルも厳しいだろうことは容易に想像できた。
今年の5区はどんなドラマが待ち受けるか。
「4代目・山の神」は誕生するのか。
例年以上に、選手を尊敬のまなざしで見ることにしよう。
(佐々木洋輔、平井隆介)
「「山の神」どれだけ過酷か伝えたい箱根5区少し走った」への、ネット民の反応
まとめ
車で走っても高負荷だもんな。
以上、「山の神」どれだけ過酷か伝えたい箱根5区少し走ったのまとめでした。
今回のは無茶とは思うが、実際にやってみることは重要よね。
クルマで走っててもキツさが伝わってきます。自分の脚じゃ無理だね!選手たちは凄いよ。
物理的に考えたら下りの方がしんどいと思うよ?
山登りは今井や柏原や神野が凄かったけど、藤原・奥田・大村の強風の中でのデッドヒートが5区の歴史上で一番印象に残った。
順天の今井はやっぱりかっこいいなぁ。
車で走っても、5区の登りの坂道が急なのがわかります。特に大平台のヘアピンカーブからの登りは急です。一度車で走ってみるといいですよ。
将来の箱根路ランナーにはぜひ乗鞍天空マラソンを経験しておいてもらいたい。きっと役に立つ大会だと思う。
なんだ、大げさな前ふりの割に、6キロしか走ってないのか。5区のフルコース走ってる市民ランナーなど、わんさといるのにな。
実際にハーフマラソンまでは毎年走ってて、登り坂が一番得意ではあるけど、箱根のコースは異次元なんやろな。でも走ってみたいと思う自分がいる。
自分で体験してそれを記事にするならいい。動きもせずただテレビの前に座ってそれを記事にするだけなら記者失格。だから、この記者は記者魂をしっかり持ってると思う。久しぶりにいい記事を読んだ。
トラックで走ったことがありますが空車でも正直しんどいですね(笑)
家族旅行で一人登山鉄道に乗らずに走ったことがある。正直走って登れるような坂では無い。
箱根TP走ったことあるけどきつかった。平地ならそこそこ入賞はする位の走りが出来てたけど、坂は別物だった。体重が軽いのは明らかに武器になると思う。まさか女子中学生に抜かれるとは夢にも思わなかった…。
ハーフマラソンを往路5区最下位と同タイムで走ってみたら、それで彼等のとんでない走力を十分理解できるよ。
今井もすでに34歳だが、今日の走りを見ても衰えどころか力強さが増したようにさえ感じられる。苦しくても箱根5区の辛さに比べればって感じなのだろうか。
箱根駅伝ではない時に、あの道路を走られると運転してる方は迷惑です!
平地の区間では歩道で自力あるいは自転車で並走したがる人がいますが、5区で並走したがる人はほとんどいません。よほどきついのだと思います。
箱根以外でもとんでも道路はいっぱいある体験してみないとわからない事は沢山ある?
昨年、芦ノ湖に行った帰りに箱根の山を車で下ったけどエンジンブレーキだとかなりきつかった、だから5区の山登りは相当きついと思う、山下りもきついと思うけど。
距離こそ短いものの、ちゃんと自分の足で体感してのこの記事。評価してもエエ記事。
自分も箱根駅伝大好き人として、5区の箱根湯元から芦ノ湖まで走ってみたけど、自分は休憩を入れて約3時間かかった。第五区を約一時間程度で走るランナーはまさに神であると体感した。
箱根は自動車でも大変ですものね。5区もそうですが6区は寒い中の下り坂でスリップしていたりしますし、5区も含めてこの時期の山はいかに防寒対策をするかでも違ってきますものね。そもそも青山学院大学が強すぎるしコースや距離が変わったりしたので以前のようなごぼう抜きはないかもしれませんけれどね。
登りも下りもきついよほんの少しでも経験したとしないじゃ大違い
20.8キロ走ったのかと思ったわ。
日テレの奴らも走ってみればいいのによ上重あたりがw
常人じゃ1kmも走れないほど過酷なのは知ってるよ。
いつもと違う目線で5区を見れるやっぱり生の声は説得力が違う
5区はテレビで見ててもキツいのが伝わってくる。 俺も登り坂走る時はあるけど、本当にキツい。 箱根の5区はそれ以上にキツいと思うし、20㎞走る選手は凄いと思うのと同時に尊敬する。明日、5区を走る選手は怪我なく無事に走ってほしい!
ここを下るのも身体への負担ハンパないと思うんだけどなぜか山下りというか復路はそこまで評価されないんだよなあ
過酷だけど、それを乗り越えた達成感は何物にも代えられないのだろう。
明日が楽しみで仕方がない。
車で行ったとき勾配に驚いた 下りもまた過酷そうだが
市のトレーニング施設にあるRANマシンで、傾斜角を最大(箱根の山登り)にして、速度は女子フルマラソンの実走速度(約18Km)で試したら1分半が限界でした。
明日だね山登りにはドラマが有る
まあ、6キロとはいえ、自分の脚で体験したからこその記事だね。私も明日は選手を尊敬しながら見ることにするよ。
凡人から見ても、あの坂はキツイよ!それを100m走っているのか?と言う走りを皆するからね!いくら凡人が本気でやっても、やっぱり、選ばれた人が本気で取り組んでいるのは違うなと!つくづく思う!
車で走っても高負荷だもんな。