2012年06月22日
11月6日の手紙+α
親愛なる タケル さま
こんにちわ、お元気ですか。
この手紙は、いつになるかな、金曜日、土曜日、日曜日…
薔薇通信の有効期限ぎりぎりに、2人の方から手紙をもらい、それの
少し前に2人の方と、この所、返事 (もちろん断りの返信、県外が3人なの)
を書くのに追いまくられてます。2日の日記が、きょうになってしまいました。
2か月間で計 12人の方から返信いただいたけど、まともにずっと書いて
いるのは タケルさまだけです。 最近の4人は全部、35歳前後で、チョット
気乗りがしなかったのです。それに、遠方だし…。
タケルさまが、一番いいみたい。(チョッピリ何%かは、お世辞もあるかな?)
でも、ざっと数えてみて、2か月の間に約30通、2日に1通の割で机に向って
手紙書きました。便箋も、2冊つぶしちゃった。
よくも、こんなに書けたものです。切手代も高かったなー…。
それでさー、この所、2週間余り、欲望の処理をしていないのです。
寒さもあって、するのがめんどうくさいのと、日記を一生懸命つづっているから
なのです。
タケルさまの夢を見ましたけど、夢精まで至らなかったんだなー。今夜あたり
もう一度 タケルさまの夢を見て、出しとかなくっちゃ。ウィークエンドは2週間分
の欲望を、兄貴に捧げることになるもの。 それでも、いいですか ??
さ よ な ら
累
49. 11. 6
◇
タケル さまとの交信で残っているのは、これが最後です。 あとは、電話連絡で済ましていたのかな。
出会った時は、既に結婚されていて、いわば密会に値するものになりますかね。
仕事の帰りに、ホテルでの逢瀬ばかりで、昼間は一度も会ったことはありません。
やさしくて、感じの良い兄貴だったのですよ。
僕も兄貴はいるのですが、県外に住んでいたために、あまり家へ帰る機会もなく、また、年齢もひと回り違っていますので、もっと年齢差の少ない兄貴を求めていたのです。
職場にも、そんな感じの先輩は何人かみえて、普通の可愛がり方はしてもらっていましたが、カラダの関係までは、そういう嗜好を持った人間でないと、何かと気まずくなりますからね、そこまでねだれませんよ。
肉体関係としては、タケルさまは2人目になりますね。
大きさや、色具合は申し分なく、口に含んで、とっても美味しく味わうことができました。
奥さんも満足してんだろうなあ…なんて、その時は僕も童貞で、知識が薄かったので、とくに嫉妬の対象とかにはならなかったけど、頻繁に会えないというのは、男の子だけど胸キュンでしたね。
何回ぐらい、ザーメン飲んだり、飲まれたりしたのだろう…。いや、兄貴は、匂いが残るといけないので、飲んでくれなかったんだったかな、そんな気もします。
僕は、ザーメン大好きでしたから、よだれたらして舐ってました。
帰りの電車の中で、ハーって息吐いて、匂いの確認してたの憶えてます。
……思い出したら、また湿ってきそう、ヌルヌルヌルね……
次の年には、彼の仕事の関係でお別れしなければならなかったのです。残念でした。
初めて本気で愛した人だったけど、所詮は不倫の関係ということになりますものね。
その後、3枚の年賀状が届いているのですが、1枚目と2枚目は「一度、お目にかかりたく思っています」と、達筆でしたためてありまして、とても几帳面な感じです。
そして、最後に届いている3枚目は10年後で、奥さんと連名の賀状でした。
まだ、憶えていてくれてたの?って感じで、とても嬉し懐かしかったですね。
まっ、当人もある意味『欲求不満』気味だったのかも知れません。既婚だと、いろいろ難しいもん。多分、尻に敷かれているタイプだと思います。
でも、男2人でモーテルに入ったのは、彼が初めてだから、想い出だけは大切にしています。