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「お薦めされたお店」
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職場の人と、「どこか、いわきらしい、おいしいお店ないですかねぇ」なんていう雑談をしていた時に教えてもらったお店です。

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場所 → ここ

(店の詳細情報)
 住所:福島県いわき市平田町10-1新田町ビル1F
 電話:0246-24-0465
 ブログ:http://mapsuzuki.blog76.fc2.com/


場所は、平のスナック街、「紅小路通り」の中ほどにあり、比較的若い大将(鈴木正伸さんと言うそう)が一人でやっている小料理屋的な魚介のお店。
以前、このブログで紹介したことのある「やなぎ」というお店(→紹介記事)も、この「紅小路通り」にあり、この通り、スナックばっかりだなと思っていたのですが、隠れた名店が結構あるようですね。


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「超穴場的なお店」
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このお店は、さきほど書いたとおり、比較的若い大将一人でやっていますが、東京のお店で板前修業をしていましたが、地元に戻ってきて、お父さんのお店を継いだものの、そこはたたんで、現在の場所に移って来たそうです。

このお店を勧めてくれた人の弁では、「料理の腕も確かですごくおいしいんだけど、人が全然来ないのが欠点」と言っていましたが、そもそも人が来ないことが欠点かどうかは置いておくとして、確かに、夜7時にお店に来た時は、だれも客がいませんでした。
その後、居心地良すぎて、10時くらまでいましたが、2組しか来ず、確かに、客が少ない印象。

なぜ、お客が少ないのかは、分かる気がします。
それは、ずばり、店の立地。

お店の扉は、ビルの奥に引っ込んでいて、通り沿いからは、全く目立たない上、扉自体も会員制クラブの扉のような重々しさで、ふらっと一見さんが立ち寄るには難しそうなたたずまい。

【会員制クラブのような入り口なのである・・・】
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店の中に入ると、明るくこぎれいなお店で、大将の料理その他のセンスを感じさせ、すごく良い造りです。
外観は、本当に穴場のお店的な感じです。
すごくもったいない。
だけど、大将一人でやっているので、あまりたくさんのお客さんが来ると、捌ききれなかったりするのかなと、わざと、外観は目立たない感じにしてるのかもとも思いました。


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「名前の由来」
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お店の名前からすると、ヤンキーや番長がやってそうな感じですが(笑)、「タイマンで勝負だ!」の「たいまん」ではありません。
大将のお父さんのお店の名前をそのまま受け継いだそうなのですが、元々は漢字で「鯛萬」と書いたそうです。

魚の王様「鯛(たい)」と、数字の中で最も大きい数字「萬(まん)」を取って、最高の料理を出すという意気込みを表した店名だそうです。

いやいや、数字だったら萬(まん)よりも上に、億、兆、京などの位があるでしょという突っ込みが聞こえそうですが、そういう突っ込みをしてはいけません。
たぶん、お札の最高額が一万円なので、その辺りから、最も大きい数字=萬という解釈で取ったのだと思います。

実際、名前の由来に恥じない、名実揃った良いお店でした。


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「売りはアナゴ」
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料理は新鮮な魚介類が売りのお店ですが、このお店の売りは、ずばりアナゴ。
アナゴの白焼きなど、アナゴを使ったメニューもいくつかあり、ウナギよりも少しタンパクな味わいは、しつこくなく、いくらでも食べられます。

また、大将、東京での修業時代、ハモを捌く腕も磨いたそうで、こちらに戻ってきてからも、ハモ切り用包丁も持って帰ってきているそう。
そして、ハモを捌く腕は、使わないと衰えてしまうということで、このお店でもハモを出しているとのことでした。
さすが、腕を磨いていたというだけあって、ハモは舌触りが良く、梅のタレの爽やかさと絡み合って、上品な味わいでした。

ただ、ハモは、いわきではあまり人気がないそうで、いわきの人は、ハモより、似たような味わいのある別の魚(名前を忘れてしまった!!)が良いという人が多いそうです。
うーん、もったいない。

また、大将、当り前かもしれませんが、魚や料理の知識が豊富で、カウンターに座ると、料理と絡めて、色々と話を聞かせてくれるので、それがまた楽しいところでした。
思わず、3時間も居座ってしまった(笑)。

料金は、お酒も含めて一人6000円で、手頃でした。

大勢では入れないお店ですが、名店ですので、あまり知られていないのは非常にもったいないお店でした。