いわきち周遊券

拙い文章と写真で綴る旅と列車の記録

2011年09月

小田急の急行列車を撮る

先日のF-Trainを撮影した際の合間にとったほかの車両の写真をいくつか載せてみようと思います。

折り返しの間にあわよくば小田急顔の5000形や5200形が来ればと思ったのですが、それどころか8000形すらすがたを見ることはなく、ステンレスの車両だけしかやってきませんでした。

そのなかでも急行で一番よく見たのは1000形です。

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シャープな見た目と、しっかりとした内装、そして、20年選手らしい高らかに響く初期のVVVF音がなかなかに心地よい車だと思います。

これからもしっかりと補修して、長い間小田急の顔として走るのでしょうね。

そして、ニューフェイス4000形も少数ですが、新宿口へやってきました。

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JR233系と共通設計ということで落胆された方もいるようですが、顔はしっかりとオリジナリティを保っていますし、車内暖色系でまとめたインテリアもこれまでの小田急の通勤型の流れをしっかりと組んでいるのでなかなかいいと思いますね。

ただ、シャタースピードを落としても方向幕がはっきり映らないのはちょっと残念ですね。乗り入れ先のさらに先、常磐線の233系もおなじようにきれいに映りませんが。ここは3000形のようにシャッタースピードを上げてもきれいに映るようにしてほしいです。

残念がら3000形の急行はF-Train以外やってきませんでした。

さようなら小田急 F-Train

今日は新宿に用があったため、その前に今月いっぱいで運行終了となってしまった小田急の特別列車F-Trainを撮影してきました。

事前に運用を調べたところ、朝の運行が終了したら唐木田の車庫に入庫する運用のようなので、ちょっと早めに出発です。下りの回送列車を参宮橋で待ち構えてみます。

しかし時間になってもやってきません。どうやら早朝に電車がシカをはねるというトラブルがあったようで、若干遅れているようでした。遅れること10分弱。カラフルな車体の列車が颯爽とやって来ました。

F-train1


回送列車のはずが、行先が「快速急行 藤沢」となっています。どうやら運用変更がかかった模様です。ならば折り返しを撮影しようと南新宿のいつもの撮影地に移動しました。ここでいろいろな車両を撮ること2時間弱。ようやくお待ちかねのF-Trainがやってきました。

F-train2


ちょっと引いてもう一枚パチリ。

F-train3



新宿へ戻るついでに大カーブの踏切でもう一枚撮ってみました。

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3000形の久しぶりの晴れ舞台がこういった形で終了となってしまいとても残念ですが、またお気に入りの車両が華々しい活躍をしている姿を見たいものです。

台風一過の江戸川へ(東武野田線 9/22)

昨晩からの台風も過ぎ去り台風一過となった22日は江戸川の上流まで行ってきました。
さすがに風も強く、自転車では無理だったので電車を乗り継いでの散歩です。

目的地は東武野田線の南桜井と川間の間にある江戸川の鉄橋です。野田線でも随一の撮影地でしょう。南桜井から20分少々歩いて江戸川に到着。そこからみえる景色はいつもと違い、荒れ狂った痕跡のある江戸川でした。

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サイクリングロードも水没しています。流れも急で上流からゴミがたくさん流れ着いていました。

さて、強風の中カメラを構えてみました。当然ながらやってくるのは8000系ばかりです。

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おんなじようでちょっと違うこれが8000系の醍醐味かもしれませんね。

30分足らずで結構撮れたのでもうしばらく粘ろうとしたところ、なんだか曇ってきました・・・

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これ以上は雨が降ると判断し早々と撤収しました。この判断は正解だったようで地元に戻るとポツポツと雨が降ってきました。

なんだか消化不良な感がする、近場での撮影でした。

さらば羊蹄丸

おとといは夕方からお台場に行ってきました。お目当ては船の科学館です。

今月末でいったん展示が終了となるとのことで、小学校の修学旅行以来おおよそ20年ぶりに行ってみました。
なかでも見たいと思っていたのがこれ。

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青函連絡船 羊蹄丸です。当初はここに永久保存ということだったようですが、方針が変わりここでの展示は今月いっぱいで終了。譲渡先が見つからなければ解体という憂き目にあうということでした。

幸い譲渡先としていくつか名乗りを挙げたようでとりあえずは安泰のようですが、今後どのようにされるのかはわかりません。20年前には見た覚えがなかったので今回は羊蹄丸をメインに見て回りました。

船の玄関には、イルカのマークが優しげなまなざしで鎮座しています。

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何度も塗り重ねた跡があります。

船内に入るとなんとも不思議な世界が広がっています。

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昔の青森駅の風景を再現したようですが・・・何とも・・・

奥に進むと旧型客車やディーゼル機関車もいます。

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五稜郭の客車なのに急行津軽とはこれいかに・・・とはいえ、状態は上々のようです。今後はどこかで走ってくれるといいのですが・・・

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DE10もいます。30号機とかなりの若番です。羊蹄丸にいる間に仲間はほとんど鬼籍入りしてしまいました。この機関車もしっかり保存されるといいのですが・・・

それにしても船内は派手にいじくられています。かつての客室などは一切残っておらず、昔の青森駅を模した空間や海底をイメージした空間など、不思議な部屋がただ広がっています。かえって青函連絡船の旅というものがイメージできず、薄っぺらい印象を覚えます。武骨な外観とは裏腹で若干がっかりでした。

意気消沈気味にデッキにあがると、煙突にはJNRのファンネルマークが誇こらしげについていました。

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外観だけなら往年の武骨な青函連絡船です。なんともチグハグな姿にされてしまいましたがお役御免になった後海外へ散り散りとなった僚船とくらべると幸せなほうなのかもしれません。

今後もどこかでこの美しい姿を見れるとよいのですが。

京成「シティライナー」との再会 (京成線・新金線 9/10)

夏季の節電も一段落となった今週から、各鉄道各社ではより通常ダイヤに近づけての運行が順次行われているようです。京成電鉄も、スカイライナーの通常運行化とシティライナーの2往復の運転の再開が告知されていました。おおよそ6カ月の間、活躍の機会のなかったAE100形が久しぶりの運用に就くということで近場で撮影をしてきました。

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久しぶりに再会するAE100形。いつもここでは通勤形ばっかり撮っていましたが、京成本線にはやっぱりコイツがこないとしまりません。その姿を本数は少ないですが、本線の雄としていつまでも活躍してほしいものです。

そして、帰りは新中川経由で帰宅。いつもの新金線は国鉄オリジナルの1119号機でした。

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下がちょっとカツカツでしたね。まだまだ修行が必要なようです。日々鍛錬です。


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台風の下のPF (新金線・総武貨物 9/3~4)

週末は貨物列車も撮ってみました。

まずは土曜日。夕方の76列車を撮影です。30分ぐらい遅れて16時ごろに通過して行きました。

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ちょっとタイミングが遅くなってしまいました・・・

そして日曜日。原色の1119号機が入っているということで市川駅はかなりの賑わいでした。めまぐるしく天気が変わる中、ちょっと曇ってきたところでやってきました。

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やっぱり原色はかっこいいですね。

これで多くの方は帰ってしまいましたが、雨風の厳しい中10分ほど待って続行の貨物を待ちました。

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はじめて見る1075号機です。

ここのところ新鶴見のPFの運用が変わったような気がします。

また撮りに行く楽しみが増えました。

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一点モノ3連発! (京成線 9/3)

土曜日は天気も不安定だったので近場での撮影にしました。

いつもの京成線です。時間も1時間弱に絞って夕方出かけてみました。

すると運がいいことに・・・

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まずは3000形唯一の8連3001編成が!

幸運はまだまだ続きます。

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3600形唯一の6連、3668編成です。全部先頭車です。

そして、最後に・・・

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芝山鉄道の3618編成がやってきました!

レアな編成に3連発で運よく巡り合い心地よく家路へとつきました。

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北九州バスの旅6〜海へと続く電信柱

唐津から天神バスセンターへと戻ったら、この日の宿泊先熊本へと向かいます。

もちろん熊本行き「スーパーノンストップひのくに号」です。西鉄の担当便でした。

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当然のごとく西工ボディの車両です。さすがにお客さんも多く20人程度を乗せて南へと走っていきます。熊本市内の途中バス停での降車が目立ちます。新幹線と旅客の住み分けがある程度できているのかもしれません。

バスは1時間40分ほどで通町筋に到着。4月の終わりのプロ野球観戦以来の熊本です。

もちろん夕食はいつも行く紅蘭亭です。

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夏の太平燕というのがあったのでそれを注文しました。

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オクラや瓜が入って胡椒の効いたスープが夏らしい感じです。干しエビの味が結構強くそれもまた良かったです。

このままホテルへ戻り、昼に呼子で揚げてもらったイカのてんぷらで晩酌をし熊本の夜は更けてゆきました。

翌朝はちょっと早く起きて天草方面の快速バスに乗車しました。

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途中の住吉駅前で下車。ここから15分ほど歩いて以前よりみてみたかった景色と出会うことができました。

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海へと電信柱が続いて行くという不思議な光景です。以前見た麦焼酎二階堂のCMで気になっていた景色です。ようやく実際に見ることができました。

ここは長部田海床路というところで乗りの養殖に使われる道だそうです。このように潮が満ちていくと道は海へと沈んでいき海に電信柱が続いているように見えるのだそうです。ちょうど満潮の時間に行ったので電信柱は海にどっぷりとつかっていました。

ようやく見れた景色に満足し、再び熊本へ戻ります。帰りは今回の旅で初めてのJRです。三角線に乗車しました。

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バス670円に対しJR340円。そのせいかかなりの乗車率でした。観光特急もできるようなので今後さらにお客さんが増えるかもしれません。頑張ってほしいものです。

さて熊本に戻ったら前回行けなかったお城へと登ってみました。

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35度近かったこの日に城に上るというのはかなりリスキーでした。おかげで汗びっしょり。この旅行で飲みすぎたお酒がかなり出て行ってくれたと思います。

下に降りてから復元された御屋敷の中を見てクールダウン・・・

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落ち着いてからリムジンバスで熊本空港へ向かい、飛行機で一路羽田へと戻ってきました。

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今回は駆け足でまわったSUNQパスでの3日間。鉄道ではいけないバスならではの観光地も結構ありそうです。またパスを使っていろいろ回ってみたいものです。

北九州バスの旅5〜イカの町呼子へ

大手口バスセンターから呼子、加計島行きのバスに乗車します。呼子まではおおよそ30分に1本の本数が保たれており、地方ではかなり健闘している路線です。

いまいち冷房の効かない中型の路線バスは西唐津駅前を過ぎると小さい峠を越え、40分程度で呼子のバスセンターに到着しました。

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なんとも古風なバスターミナルです。中には待合室と案内所があります。

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わかりづらいのですがバス乗り場の後ろにターンテーブルがありました。今となっては全く使い道のないモノのようですが。

しばらく港を散策します。

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電球がいっぱい付いているイカ釣り漁船がたくさんいました。さすがイカが名物の町です。
漁船の前にイカが干してありました。美味しそうですね・・・

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港に何箇所か離島へ行くフェリー乗り場がありました。

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どれも個人営業なのでしょうか。ちなみに先ほど降りた路線バスは上にかかる橋を渡って島へと向かっていきました。景色は良さそうですが・・・折り返しがいつになるのか不安なのでやめておきました。

さらに港を先へと進んでいくとイカを食べさせてくれるお店を発見。

こんな看板がありました。

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たしか逃避行みたいなシーンで呼子に行ってたと思います。小説を斜読しただけなのでちょっとうろ覚えですが・・・ここで、ちょっと遅い昼ごはんにします。もちろんこいつを食べました。

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イカ刺しです。下足はハサミで切って醤油をかけて食べます。醤油をかけると足がクネクネと踊るので何とも残酷な気もしますがおいしく食べてしまいました。身も固くしまっていておいしいです。お昼からついつい焼酎で一杯やってしまいました。このあと、小鉢5品とみそ汁ご飯が出たのでイカを少し残してしまったのですが、天ぷらにして持ち帰らせてくれました。

お腹もくちて満足したので博多へ戻ります。帰りも中型バスで戻ります。

唐津駅でお土産を買って天神バスセンターへ。車窓からは夕日の沈む玄界灘が垣間見えます。

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満足のいく唐津・呼子への小旅行でした。

北九州バスの旅4〜からつ号で西へ

夜に屋台で飲みすぎてしまったせいか、ちょっとゆっくり目にこの日は始動しました。

まずは天神バスセンターへ。ひっきりなしに来るバスの中から、時間も手ごろで本数の多い唐津行き「からつ号」に乗車します。緑色基調でカラフルな昭和自動車のバスがやってきました。

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バスは都市高速を西へと向かってひた走ります。福岡近辺の都市高速からは海がよく見えてなかなか気持ちがいいです。

バスから、製造中の船が見えました。

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福岡らしく、都市高速には路線バスもいっぱい走ってきます。

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バスは都市高速が途絶える姪浜あたりから西九州道、国道、有料道路と目まぐるしく変わりながらも一本道で西へ向かっていきます。

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それぞれの制限速度ギリギリで走っていてなかなかの快速ぶりです。

進行方向右側には雄大な玄界灘と虹の松原などが見えます。

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筑肥線よりも高いところを走っている分だけ景色がいいです。向こうはロングシートですし、高速バスの圧勝している区間なのでしょうね。

途中バス停でお客さんも全部降りて運転士さんとお話をさせてもらったところ、折角SUNQパスで唐津に来たのだったら呼子に行ってイカをたべるといいと勧められたので行ってみることにしました。

バスは1時間10分ほどで大手口のバスセンターに到着。バスセンターと言う割には案内所だけのこじんまりとした施設です。

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中に張ってあった案内を読むと今年の3月までは直行の呼子行きがあったようでしたがあいにく廃止、路線バスと分断となったようです。これがあったらもっと楽に行けたのでしょうが・・・まあ仕方がありません。

ここから路線バスに乗り換えてさらに西へと向かいます。
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