岩松正記税理士事務所

活動履歴や講演依頼等はサイトの左側に、著書の紹介等は右側です

お知らせ

新刊が出ました。
「経営のやってはいけない!増補最新版」
http://amzn.asia/dXlguej

久々にセミナーを開催します。
2016年11月28日仙台初の本格信託活用セミナーです。
1億円の財産を100万円程度の評価で贈与する方法
 ~信託を活用した事業承継スキーム~
http://sendai21.com/1128sendai

プレジデントムック 2016年4月4日発売
「マイナンバー」儲かる人、大損する人
に寄稿しています
http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=2522

週刊FLASH 2016年3月22日号
「ふるさと納税 ”春先取り”ゲット術」
にコメントしています。
http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/past?magazinenumberid=3191

週刊現代 3月19日号
「図解 税金、けしからん!」
に取材協力しました。

週刊朝日 2016年2月12日号
「確定申告で税金を取り戻せ!」
にコメントしています
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17750

週刊SPA!2/2号
[節税の裏ワザ](秘)ランキング
にコメントしています
http://nikkan-spa.jp/magazine/1036816

本当の「信託」とは?

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

久々に地元で自主開催のセミナーを行いました。
最近注目されつつある「信託」についてのセミナーでした。

講師は私と、民事信託の実務家として有名な
株式会社コンサルティング・ネットワーク代表取締役の小林智氏。

小林氏は山一證券の後輩で、私と違って金融畑一筋、
しかも富裕層専門のコンサルティングをずっと行ってきた方です。
山一證券のあと、みずほインベスター証券(現みずほ証券)、
フランス資本のソシエテジェネラル信託銀行、
スイス資本のロンバー・オディエ信託などを経て独立。
民事信託コンサルティング実績は200件を超え、私は彼こそが
日本一の信託コンサルだと思っています。
実際、全国から信託関係の講師として引き合いが多いだけでなく、
事業承継対策の信託スキーム実務ではその裏方、仕掛け人として
数多くの案件に携わっています。

こんな小林氏を仙台にお招きし、本当に貴重なお話を聞かせていただきました。


ぶっちゃけ、ちまたで「信託」と言っているものは
本当の「信託」とは言えません。

たとえば信託銀行の行っている「遺言信託」。
これは言ってしまえば遺言の執行者を信託銀行に指定するだけで、
節税等までは使えません。

また、最近目にする、家族を利用した「信託」と言われるようなものは
結局のところ「委任契約」の延長に過ぎず、一歩間違えると
税務署から「贈与」とみなされるようなものばかりです。

キーワードは「分別管理」なのですが、
これができていない、ぶっちゃけ「信託」が多過ぎるとのこと。
それだと、後々痛い目に合うことになる、
と小林氏は危惧されていました。


その意味では非常に「信託」というのが誤解されている。

まあこれは信託銀行にも責任があると思うのですが、
実際に信託銀行等でずっと信託に関わってきた小林氏は

「真の信託を広めたい」

とおっしゃっていました。


実際、小林氏の携わった事例は本当にすごいのですが、
最終的には、富裕層に限らず、多くの人の役に立つのが
「信託」でなければならないと思います。

本当の「信託」を私も広めていきたいと強く思いました。


セミナーの様子(参加者のプライバシーを考慮しました)
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粗悪LEDの話

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

税務調査中の調査官との雑談で
LED蛍光灯についての話になりました。

近年、節電と節税になるということで
LED投資が増えています。

蛍光灯をLEDにすると電気代が安くなる。
一般に10年はもつと言われていますので、
LEDは少々値は張るが、それ以上に節約効果が高い。
しかも性能向上で多額の設備投資になるとはいえ、
資産とせずに修繕費とするのが認められる部分も多い。

 参考:自社の事務室の蛍光灯を蛍光灯型LEDランプに取り替えた場合の取替費用の取扱いについて
 https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hojin/04/12.htm

法人にとって事業を経営する者にとって、
LED投資は非常に魅力的な者に感じます。




ところが、某調査官が言うには
すぐ壊れるLED蛍光灯があるのだとか。

10年もつといわれているLEDですが、
4〜5年で壊れてしまうものがあるそうです。

どこのメーカーのLEDか、というのも話題になりましたが、
それはあえて言及しません。
しかし、調査官はあちこちの会社を税務調査で見ているわけですから
非常に信ぴょう性の高い話です。

「安物買いの銭失いということですね」

と調査官は言ってましたが、私の持論は
「LEDで10年もつということは証明されていない」
です。
何故なら
「発売されて10年経ってないから」(笑)

まあ、これからあちこちで
こういうことが話題になるかもしれませんね。



ちなみに、資産計上となったLEDは
電気設備なので建物附属設備として
耐用年数は15年とするのが一般的です。

決して10年ではありませんので、お間違えなく。





経営のやってはいけない! 増補最新版
岩松 正記
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
2016-11-14





新刊が出ました

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

2年ぶりの新刊が出ました。
「経営のやってはいけない!増補最新版」です。

経営のやってはいけない! 増補最新版
岩松 正記
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
2016-11-14




前回の出版から4つほど企画をいただいたのに書き上げられず、
遅筆で出版社4社には多大なるご迷惑をおかけしてきました。

今回はクロスメディア・パブリッシングさんに我慢に我慢を重ねていただいて
ようやく出版にこぎつけました。

270頁ほどあり、内容もディープで読み応えあり・・・と言いたいところですが、
日頃の私からは想像できないような堅い内容です(苦笑)

お手に取ってご笑覧いただければ幸いです。

トランプ当選を予想していた人

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

ドナルド・トランプ氏が米国大統領選挙に当選しました。
私の周囲は阿鼻叫喚。私もヒラリーは大嫌いですが、
最終的にはヒラリーなのだろうなぁと思っていました。

ところがこの結果です。
これこそが「民意」なのでしょうね。

で、私の周囲で唯一、
「もしかしたらトランプが当選するかもしれない」
と言っていた方がいます。

誰あろう、政府税制調査会会長の中里実先生(東大大学院教授)です。

中里先生とは税理士会の仕事で1月にご一緒させていただいたのですが、
その時に中里先生が予言されたのでした。

先生がおっしゃっていたのは、想像以上のトランプ人気。
昨年末にシカゴへ行った際、いろいろな人に話しを聞くうち、
あまりのトランプ人気の高さに
「ひょっとするとひょっとするかも」
と思ったそうなのです。

結果、中里先生の予想通りになりました。

米国も日本も、マスコミはヒラリー推しでした。

「トランプ支持者は貧しい白人で高卒以下の低学歴」
といったようなレッテル貼りがひどかったように思えます。
いや、今でもまだそんな論調だと思います。

しかしながら、いわゆる知識層やエスタブリッシュメントの
そんな姿勢が、おごり高ぶりが、
反作用となってトランプを押し上げたのではないでしょうか。

「ヒラリー支持している私たちって知的でしょ?」
みたいな、サヨク的なイヤラシさを感じた人が
多かったのではないでしょうか。

とは言え、恐らく、ムッソリーニやヒトラーもこんな感じで
大衆の熱狂の中から生まれたのだと思います。
わが国だってほんの数年前、
「政権交代」などとマスコミの煽りで熱にうなされて
民主党政権を作り上げてしまいましたからね。

インターネットという武器を手に入れた大衆は、
もうマスコミの扇動には乗らないのでしょう。

また、実際の現場を知ること、感じることの
大切さも、今回学びました。

なんでも自分の感覚だけで判断せず、
裏取りをすること。

大統領選挙の結果を見て、フィールドワークの大切さを
再認識しました。



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上は8月にニューヨークへ行った際、
トランプタワーの前で撮った写真です。
ここにトランプ氏が住んでいるのですよね。

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11月28日(月)に仙台で信託セミナーを行います。
http://sendai21.com/1128sendai



税務職員名簿

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

税務職員名簿が届きました。

作成は東北税理士協同組合で、税理士登録して組合員になっていればもらえるもなです。

これは東北税理士会だけでなく、他の税理士会でも作っているもので、会によっては販売したりもしているそうです。


私はこれを事務所の私の机のすぐそばにいつも置いて、同級生や後輩はもちろん、以前調査等でお世話になった方がどこにいるのかを探したりしています。決して相手の役職によって態度を変える…なんてことはありません(笑)

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雨宮キャンパスお別れ会

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

先日、「雨宮キャンパスお別れの会」というものに行ってきました。我が母校である東北大学農学部の雨宮キャンパスが今年11月から来年3月にかけて青葉山キャンパスに移転するため、旧農学部農学科農業経営学講座(現資源環境経済学講座)の旧職員や卒業生が集まって雨宮キャンパスを懐かしもうというイベントでした。


私は恩師であり仲人でもある酒井惇一先生がいらっしゃるということで行ったのですが、先生はまったくお代わりありませんでした。先生が80歳になったと伺って、改めて年月を感じました。

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酒井先生、とても80歳には見えません(^^;

私は農学部で作った公益財団法人翠生農学振興会の監事なので、農学部には年2回ほど行く機会があるため、キャンパス自体にはそれほど新鮮味は無かったのですが、改めて構内を歩いてみると、なんだか急に懐かしくなってしまいました。

イベントは酒井先生のお話を聴いたほか、今の講座の教授である伊藤房雄先生の陰謀(笑)で、全卒業生の卒論が置いてありました。もちろん新キャンパスに持って行くそうですが、卒論を書いたあの頃を思い出すと、今の時代なら著作権法違反で捕まるのではないかと思えるような出来で恥ずかしいです(^_^;)
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マイクを持っているのが伊藤先生です(^^;

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卒業してすぐにあった高橋寛治さん退官記念パーティーの写真も置いてありました。高橋さんは技官として永らく講座のために尽力された方で、デキの悪かった我々昭和最後の学年にも優しく接してくださいました。懐かしい…と思いつつ、昔の写真を見たら、やっぱり痩せてた(笑)
今より10kg少ないです。
今回は欠席されましたが、秋山滿先生(現宇都宮大学教授)と堀田和彦先生(現九州大学教授)の写真も。両先生は私が4年生の時、東大大学院を修了して同時に我が研究室に配属になった、言わば新入社員で、私たちの兄貴分として接してくれました…しよっ中飲みに行ってタカった記憶が…(笑) 今お会いしたらお詫びにご接待しないといけませんなぁ(^_^;)

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大学跡地にはマンションやらイオンやらができるらしいです。また思い出が一つ消える…などと感慨にふけったある日の出来事でした。




第43回日税連公開研究討論会

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

来月11月4日に那覇で第43回日税連公開研究討論会が開催されます。
今回、テーマは3つ。
「税理士が行う租税教育等の意義と課題」(担当:九州北部税理士会)、「中小企業を巡る税制上の諸問題」(担当:南九州税理士会)、「地方創生と税理士の果たす役割」(担当:沖縄税理士会)で、どれも大変興味深いテーマです。

本日、事前配布資料が届いたのですが…毎度のことながら、分厚くて重い力作です。行く前に読んでおかないといけません(^_^;)
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中に沖縄の観光ガイドが同封されているところが沖縄マインドなのでしょうか(笑)
観光に行くのではありませんから!(^_^;)
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税理士版「雨ニモマケズ」

東ニ 相続争イアレバ

行ッテ、ツマラナイカラ ヤメロト イヒ


西ニ 倒産シソウナ会社ガアレバ

ゴルフ、サケノミ、ミナヤメテ ガンバレト イヒ


南ニ 無理ナ課税オ シソウナ官吏アレバ

ソレワ マチガイデアルト イヒ


北ニ 貧シイ人ガオレバ

報酬ノコトハ心配スルナトイッテ、相談ニノリ


イツモ静カニ ホホエミオ タヤサズ

決シテ事ヲ カマエズ

ソウイフ ゼイリシニ ワタシワ ナリタイ




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今は亡き私の師匠の残した言葉です(一部改変)




会費

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

税理士会に限らずいろいろな団体に会費はつきものですが、
よく「会費を払った分の恩恵を受けていない」という意見を耳にします。

確かに会の仕事(会務)や団体の業務に参加していないと、
そういう感覚になるのは仕方ないことかもしれません。

でも、もし本当にそう思っているのであれば、
士業であれば廃業するなりその団体を退会すればいいだけの話なのですね。

所属していることを名乗っていること、例えば税理士であれば、
税理士会に所属(登録)しないと税理士と名乗れないわけですから、
所属することそのものが、払っている会費から享受しているメリットだと言えるわけです。

もちろん、会務に携わっている側からすれば、
研修会はもちろん、つまらんでしょうが総会や連絡協議会などにも出て、
その団体の現状を知ってほしいものだと思います。

売上を簡単に伸ばす方法?

仙台の税理士、岩松正記です。

東京は今や、仙台の人間にとっては日帰り圏内でして、お昼の新幹線で上京しても充分数件の打ち合わせをこなせて、さらには日付が変わる前に仙台に戻れます。

私は21時36分発のはやぶさに乗ることが多いのですが、これだと大宮と仙台にしか止まりません。最終は21時44分発のやまびこで、これは各駅に止まりますが、これでも0時前には仙台に着きます。

私の場合、仙台に戻ってから車に乗るので車中で一杯…なんてことはしません。でも飲み物やちょっとした食べ物を買ったりするのですが、新幹線ホームで買おうとすると…買えません。なぜならば、ホームの売店はほとんどが21時で閉まってしまうからです。

21時半以降でも上越・北陸新幹線の発便はあるのですから、なぜに売店を閉めてしまうのだろうか…。開けてさえいれば、確実に売上はアップすると思うのですけどね。

営業時間を伸ばせば売上が上がる、なんてことはビジネスの鉄則というか常識でしょう。もちろん弱者の戦略ではあるのですが、つまりは、JRの売店は無理にあくせくして売上を上げる必要はない、ということなのでしょうか…?

たとえそうだとしても、利用客の利便性の上でもホーム売店は最終便が出るまでは開けておいて欲しいなぁ…と思うのですが…。これってエゴなのでしょうかね。

舛添都知事の旅費は脱税になるのか?

仙台の税理士、岩松正記です。

舛添都知事の海外出張代が過大ではないか、と言った批判が起こっています。

批判する側にはそれぞれのスタンスがあって、組織の長なのだからそれなりにお金がかかってもいいという支持派もいれば、税金の無駄遣いではないかという批判派もいます。そもそも都知事が頻繁に海外出張するのもおかしい、という批判もあります。

ここで私は、税理士なので、税務面から見た問題点を考えてみたいと思います。


実は、過大な出張費(旅費交通費)は、給与になる可能性があります。

これは所得税の議論になります。
もらう側からすると、出張手当などは原則として給与つまり税金がかかる収入となるのですが、税法で、税金がかからない範囲を決めているのですね。


No.2508 給与所得となるもの
http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2508.htm
役員や使用人に支給する手当は、原則として給与所得となります。具体的には、残業手当や休日出勤手当、職務手当等のほか、家族手当、住宅手当なども給与所得となります。
 しかし、例外として、次のような手当は非課税となります。
(1) 通勤手当のうち、一定金額以下のもの
(2) 転勤や出張などのための旅費のうち、通常必要と認められるもの
(3) 宿直や日直の手当のうち、一定金額以下のもの
(参考:国税庁タックスアンサー、赤字は筆者)



つまり問題となるのは、舛添都知事の出張が「通常必要と認められるもの」かどうか、ということになるのですね。

一般には、その範囲を「旅費規定」を定めることでクリアします。

旅費規定で「役員はグリーン車を使う」とか「出張時のホテル代は○○○円とする」というように決めることで、業務上必要な範囲・金額をあらかじめ定めるわけですね。


また、海外出張の場合は、一般に金額が多くなるので、別途定めがあります。

ただ、こちらは法人税の範囲からの話になるのですが、これも同じように、業務上必要となるものは法人の経費となり、必要と認められないものは支給を受ける人(役員や社員)の給与になる、と定められています。




第2款 海外渡航費
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/09/09_07_02.htm
(海外渡航費)
9-7-6 法人がその役員又は使用人の海外渡航に際して支給する旅費(仕度金を含む。以下この款において同じ。)は、その海外渡航が当該法人の業務の遂行上必要なものであり、かつ、当該渡航のため通常必要と認められる部分の金額に限り、旅費としての法人の経理を認める。したがって、法人の業務の遂行上必要とは認められない海外渡航の旅費の額はもちろん、法人の業務の遂行上必要と認められる海外渡航であってもその旅費の額のうち通常必要と認められる金額を超える部分の金額については、原則として、当該役員又は使用人に対する給与とする。
(注) その海外渡航が旅行期間のおおむね全期間を通じ、明らかに法人の業務の遂行上必要と認められるものである場合には、その海外渡航のために支給する旅費は、社会通念上合理的な基準によって計算されている等不当に多額でないと認められる限り、その全額を旅費として経理することができる。
(参考:国税庁タックスアンサー、赤字は筆者)


この判定についてですが、税法は抜け目なく、次のような規定も設けています。


(業務の遂行上必要な海外渡航の判定)
9-7-7 法人の役員又は使用人の海外渡航が法人の業務の遂行上必要なものであるかどうかは、その旅行の目的、旅行先、旅行経路、旅行期間等を総合勘案して実質的に判定するものとするが、次に掲げる旅行は、原則として法人の業務の遂行上必要な海外渡航に該当しないものとする。
(1) 観光渡航の許可を得て行う旅行
(2) 旅行あっせんを行う者等が行う団体旅行に応募してする旅行
(3) 同業者団体その他これに準ずる団体が主催して行う団体旅行で主として観光目的と認められるもの
(参考:国税庁タックスアンサー、赤字は筆者)



「社会通念上」「総合勘案して実質的に判定」といった、当局の判断に幅を持たせるような規定を設けるところが、わが国の税制のユニークさとも言えましょう。

ただ、逆に言えばこれは、こちら側でも幅を持った判断ができるということなのですね。

きちんと理論武装できれば、こちらに有利な判断だって可能だということです。


しかし、それでも、私は「社会通念」というのが大事じゃないかな、と思うのですよね。
「社会通念」、言い換えれば「常識」といったところでしょうか。

曖昧ではありますが、自分なりの判断基準をしっかり持っていればいいのですが、しかしそれでも、常識で考えておかしなものは、やっぱりおかしいのです。


舛添都知事の場合は、都知事の出張規定がどうなっているのか、が一つの判断材料になると思います。
私は調べていませんが、もし、規定を超える出費だったら、それは都知事の所得として課税されても文句は言えないでしょう。

もちろん、本人が課税されてもいいという判断でやったのなら、それは外野はとやかく言えないのかもしれませんが、しかし、常識で考えて、規定を超える分があったのなら、それは個人負担するのが常識なのかな、とも思います。


まあ、税務署がいちいちそれを指摘するかどうかは微妙ですけどね。為政者にはどうしても配慮するのがお役所ですから。。。それに、法人税の規定を公務員に適用するのかどうかという問題もありますし。


でも、公用車の問題も然りで、常識で考えて変だったら、やはり、それはやっぱり変なのです。

そのあたり、トップに立つものは「李下に冠を正さず」の精神が必要なのではないかと思うのですが。。。いかがでしょうか。



紹介に感謝

仙台の税理士、岩松正記です。

5月2日は一般的には5月の初日ですが、税理士業界では4月最終日です。4月30日が土曜日だったため、本日5月2日が4月申告の最終日となります。2月決算4月申告の法人は、本日までに申告書を提出し納税を完了させなければなりません。

とは言え、今年の5月2日は連休の間。こんな日に提出だとかとバタバタしていてはしょうがありませんので、今年は前倒しで仕事を終わらせ、3月決算5月申告法人の打ち合わせをしたり来客対応したりしておりました。

本日は旧友にご親戚である不動産オーナーを紹介していただき、来年の確定申告はもちろん、最近とみに多い、相続の相談を受けました。

相談の最後に報酬の話になったのですが、実は私は紹介の方からは相談料はいただいていないと告げ、決算や確定申告の報酬についても先方が思っていたよりも安かったらしく、「拍子抜けしました」と言われてしまいました(笑)


かつて営業で飛び込み営業をしていた自分ですが、飛び込みの相談は基本受けていません。「本を読んだので…」というのも、です。どうしてもという場合は有料窓口を用意しておりますが、最近では、当事務所の受注は知り合いや顧問先からの紹介がほとんどです。

理由は簡単で、その方が、自分が安心できるから。

顔見知りや、その知り合いであれば、向こうも腹を割って話してくれるだろうし、私もぶっちゃけ話をできるわけです。

商売下手なのかもしれませんが、私らの仕事はお互いの信用の上に成り立っているものだと思いますのでね。依頼側の言い分もあるでしょうが、こちらだって相手方を信用できなくなったらおしまいだと思っています。


そんなこんなで4月最終日も終了。

今日からクールビズだということを忘れるくらい、今日の仙台は肌寒かったです。

私のクールビズは連休明けからになりますかね(^_^;)





グリーン車代支給の出張

こんにちは。
仙台の税理士、岩松正記です。

本日は日税連(日本税理士会連合会)の会議のため、大崎に出張です。

宮城県の人は「大崎」というと旧古川市を思い浮かべる方が多いと思いますが、東京の大崎です。大崎駅近くにある日税連会館ビルまで行きます。


日税連の出張は、当然に旅費が出ます。しかもグリーン車!
東北新幹線のはやぶさやはやては全席指定で、東京駅までは約1時間半ほどの移動です。
わずか2時間弱ではありますが、グリーン席に座らずにグリーン料金分をポッケに入れるなんてのは私の流儀に反するし、私みたいに太い人間は、普通席だと隣の方の迷惑にもなりますので。。。(笑)
今回もきちんとグリーン車に乗っております。
ただ、モバイルスイカでチケットを購入しているので、何百円かは安くなっているのですかね(^^:


私の場合、国内線の飛行機だと降りやすいように通路側か1人席を取るのが常なのですが、電車に乗る時は壁の背広掛けを使いたいので窓側を取るようにしています。

今日は予約の段階で窓側が全部埋まっていたので通路側を取りました。
が、点々と窓側の席が空いているようですし、隣の方がニンニク臭いので(失礼!)、仙台駅を出てから車掌さんに言って座席を移動しました。

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窓側でOK。。。と思っていたら、後ろの座席のご年配のご婦人2人が大きい声で延々としゃべり続けておりまして。。。よくもまあしゃべり続けているなぁ。。。話題が続くなぁ。。。と。
それでも隣も空いていてコンセントを2つ分使えていることで良しとしようかと思います。



ところで、出張などでグリーン料金を支給された場合、普通席や指定席に乗って差額を(もちろん会社等には内緒で)もらったら、それはどういう扱いになるのでしょうか。

1往復5000円×2で1万円、毎月1回出張したら年12万円。

雑所得になるのでしょうか、それとも給与所得になるのでしょうか。
はたまた会社役員だったら役員賞与にされるのでしょうか。

もしin my pocket を意識的に行った場合、その差額もチリも積もれば・・・で、かなりの額になると思います。

現実には税務署もそこまで追求することはないのでしょうけど、そう考えると、実は見逃されているというかお目こぼしにあっているものなんてのは、かなりの額に上るのかもしれませんね。


ここまで言うのですから、私は差額を浮かせたりなどはしておりませんですよ、ハイ(笑)




データのクラウド保管

仙台の税理士、岩松正記です。

データの保管場所としてたくさんのクラウドサービスがありますが、私は仕事用としてDropboxとEvernoteを使っております。

Dropbox
https://www.dropbox.com/ja/

Evernote
https://evernote.com/intl/jp/


Dropboxはファイル系の保管、Evernoteはウェブや原稿の保管と使い分けをしてます。
もちろん、どちらも有料版です。

あくまでもこれらは仕事用として使い、この他に個人用としてBitcasaというサービスを使っていました。ところが何と、このBitcasaが5月20日でサービスを停止することになったそうで、それまでに全データをダウンロードしないと消滅してしまうとの通知が来ました。

プライベート用として以前、naverが無料で提供していたNdriveというサービスを使っていたのですがこれがまた数年前にサービスを停止してしまい、そのデータの移管先がBitcasaだったのですが…これがまたサービス停止の憂き目に遭ってしまったということになります。

DropboxやEvernoteのように一定以上のユーザーが付き、ビジネスとして収益ベースに乗ってしまえばこんなことにはならないのでしょうね。つまりは、競争に負けたのだ、と。

本当はプライベートでもDropboxを使えばいいのでしょうけど、アクセスするたびにいちいちアカウントを変えるのも面倒ですし、やはり、仕事用とプライベート用は分けたいのですよね。

ということで次のクラウドサービスを探していて、たまたま見つけたTeraCLOUDというサービスをこれから使ってみようと思います。

TeraCLOUD
https://teracloud.jp/ja/


クラウドサービスは容量を気にせずにデータを保管したり、外出先からでもデータにアクセスできるなどというのが利点だと思うのですが、サービスを停止されてしまうと今まで保管していたデータの移管が問題になるのは言うまでもありません。

実はTeraCLOUDへのデータ移管でも、数時間かかってもまだ移行できません。これがハードディスクだったらもっと簡単なのか…とかクラウドサービスのリスクなのか思いつつ、コンピュータも動きが悪くなって無駄な時間を過ごしてしまっておりました。

特産品をもらうだけが「ふるさと納税」ではない

こんにちは。税理士の岩松です。

熊本地震は本当に大変なことになっています。
5年前に私たちが遭遇した東日本大震災もそれはひどかったですが、
ほとんど地震の経験もない熊本や九州の方々の心中はいかばかりかと思います。

さて、支援の話が盛んになってきていますが、
今回も私は「ふるさと納税」をお勧めしたいと思います。

「こんな時に景品をもらうつもりか!」などと批判するなかれ。

実は、ふるさと納税は、景品をもらうだけがその特徴ではないのです。

ふるさと納税をお勧めする理由としては、「使途を指定できる」点があります。

だから、震災の時は私もそうしましたが、「復興支援に使って欲しい」と指示して、しかもお礼の品を受け取らないようにしました。


ただ残念なことに、今回最も被害が大きいであろう益城町は、サイトがつながりません。

どうしようかと思っていたら、なんと、茨城県境町が、ふるさと納税するとその全額を熊本県を送付するというサービスを開始したようです。


茨城県境町による熊本県支援 ふるさと納税申込みフォーム
https://www.furusato-tax.jp/japan/tax_form/08546/3


熊本県へのふるさと納税は、お礼の品を拒否することができないようで(ふるさとチョイスを利用しているからでしょうけど、これも今後改善するかもしれません)、寄附してもお礼の品をもらうのは心苦しいという方には、絶対にオススメです。

カード決済もできますし、当然に寄附金控除の対象にもなります。

私も早速微力ながら協力しました。




(追加)
なんで茨城県境町なんだろうと思ったら、昨年台風18号で洪水の被害にあった町だったのですね。。。。


震災の経験から税務上注意しておくこと

熊本の地震災害において被害に遭われた方々に対しお見舞い申し上げます。

我々東北の人間にとっては、どうしても5年前の大震災とオーバーラップしてしまいます。
津波の被害が無いのが不幸中の幸いですが、海洋型ではなく断層型の地震ということで、
神戸の震災を思い起こしてしまいます。

直下型は建物の倒壊など直接的な被害が多くなるでしょうから、二次災害にはくれぐれもお気を付けください。

さて、表題のように、税理士の立場から地震被害をとらえますと、
被害状況は必ず、どんな些細なものでも写真に収めておくことをおすすめいたします。

大震災の際にはさまざまな税制上の特典が出されましたが、
翌年以降、固定資産税・償却資産税の課税の際に、市町村の担当とやりあったことがあります。

津波被害などのあった資産に対し、固定資産税や償却資産税が免除になる特例があったのですが、
その被害状況を説明するのに、証拠として、写真がとても有効でした。

もちろん動画でもいいのでしょうけど、写真に現像して担当者に渡したこともありましたので、
やはり、写真の活用をお勧めします。



震災の際は、税務当局は非常に柔軟な対応を取ってくれました。

今回も「災害損失特別勘定」を被害地域には認めてあげて欲しいですね。。。

(参考)東日本大震災関係諸費用(災害損失特別勘定など)に関する法人税の取扱いに係る質疑応答事例
https://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/jishin/pdf/hojin_FAQ.pdf

PRESIDNTムックに掲載中

4月4日発売のプレジデントムック「マイナンバー」儲かる人、大損する人に寄稿しています。

先日発売されたPRESIDENTの再掲ですが、マイナンバーは関心が高くて好評だったのでムック化されたそうです。

全国書店・コンビニはもちろんネット書店でも販売されておりますので、是非ご一読を。





2月決算絡みの東京出張

こんにちは。税理士の岩松です。

2月決算法人は4月中に申告・納税しなければならないのですが、東京方面にいらっしゃる私の関与先のうち、3件が2月決算ということで、東京出張で一気に打ち合わせをして参りました。先方の都合がちょうど合って良かったと感謝しつつ、せっかくなので決算とは関係のない関与先にも顔を出したり用足ししたり、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして慌ただしく動き回りました。

その移動のために上野〜東京〜品川を上野東京ラインを使ったのですが、山手線や京浜東北線よりも時間が短くて驚きました。当然ですが、駅を飛ばせば早いのですね〜と、田舎者丸出しで感動しました。

18時20分東京発の新幹線(はやぶさ)で仙台に戻るのですが、前後のはやぶさでこの便だけが北海道に行きません。そのうち乗る機会もあるでしょうけど、なぜか損した気分になるのはおかしいでしょうかね(笑)

と、単なる雑感でした。

週刊誌2誌に取材・協力させていただきました

税理士の岩松です。

今年の確定申告はことのほかハードで、難しい案件もかなりあったのでヘロヘロになっておりました。

そんな中、週刊現代と週刊FLASHの記事について取材・協力をさせていただきました。

週刊現代は「図解・税金、けしからん」という巻頭特集について。
元々は別企画だったので私の名前は出ていませんが、サラリーマンの税金の仕組み等について説明しました。

週刊FLASHは「ふるさと納税 ”春先取り”ゲット術」という4ページの特集記事の中で、震災復興がらみのふるさと納税についてコメントさせていただきました。
景品の写真を撮っていなかったので、写真誌にもかかわらず残念ながら私の写真は載っておりませんが、ふるさと納税について詳細な記事になっています。


2誌とも内容はすごく面白いのですけど、表紙がちょっと過激なので表紙の掲載は自粛します(笑)








後片付けで出てきたもの

税理士の岩松です。

確定申告も終わり、返却資料の整理をやりつつ、後片付けをしておりました。

実は今度、事務所を引っ越します。

今のビルが建て壊されることになったためなのですが、オーナーが知り合いなので頼み込んで、オーナーの別のビルに入れていただくことになりました。

今度の場所は仙台駅から徒歩圏内なのは変わらずですが、地下鉄の駅も近く、すぐ目の前に大型の自走式駐車場もあるので来所しやすくなると思います。

また、歓楽街にも近いので、少し気をつけようかと思っております(^_^;)


今のビルに引っ越して7年半、途中震災も経験したビルなので当然思い入れはありますが、あと少しするとこのビルも無くなってしまうのかと思うと感慨深いです。

今日の昼は打ち上げと称してお弁当を取り(我が事務所の皆さんは私以外お酒を飲みません)、特別賞与もお渡しして、あとは延々と引っ越しの準備でした。

明日の打ち合わせの資料や連載の原稿ができていません…ので、今夜できるところまでやるつもりでした。

後片付けしていたら、こんな名刺も出てきました…13年前のものでした。

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