私の名前は、読み方を間違えられることは100%ありません(字が汚くて間違えられることはありますが。。。)。逆に、名刺を頂戴したり、印鑑証明書等をお預かりした時、何てお読み(お呼び)すればよいのか、と悩んだ経験はかなりあります。

 会社の商号も、ローマ字・記号の使用が許容されたことや類似商号規制が廃止されたこともあってか、個性的なものが増えている印象です。

商号にローマ字等を用いることについて
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji44.html

 設立登記を申請した際に、法務局から「この会社名は何て読むんですか。」と電話をもらうこともあり、法務局内のシステムではフリガナも管理されているのかな、と疑問に思ったことがありました。

少し先のようですが、法人名のフリガナ表記が登記申請時に求められることになるようです。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20160520/koteihyo_kaitei.pdf

○オープンな利用環境の整備

法人名のフリガナ表記については、必要なシステム整備を完了した上で、登記手続の申請の際にフリガナの記載を求めることとするとともに、法人番号公表サイトにおけるフリガナ情報の提供も行えるようにし、法人が活動しやすい環境を早期に実現するべく、同サイトにおける英語表記を含め、平成28 年度中に方針を策定する。【内閣官房、関係府省庁】

 
以前、「株式会社○○HD」という会社の設立登記を申請した際、法務局から読み方の問い合わせがあり、「○○ホールディングス」と回答したところ、「HD」を「ホールディングス」とは読めないので、「エイチディ-」で登録します、と言われたことがありました(そもそも問い合わせをしてくる意味があったのか…。)。

 フリガナ表記が必要になった場合、ローマ字の略語や記号(「○&●」は「○アンド●」「○と●」どちらもOK?)のフリガナがどこまで許容されるか、意外に混乱が生じそうな気もしています。

 なお、既に商号は登記事項(会社法第911条第3項第2号)ですので、平成272月の会社の役員等の氏の記録に関する改正(商業登記規則第81条の2等)と同様に、次のような商業登記規則の改正で対応されると思われます。

 

・設立(組織変更、新設分割・株式移転等を含む)の登記申請時に申出を求める規定の新設?

・商号変更の登記申請時に申出を求める規定の新設?

・登記事項証明書の記載事項に関する商業登記規則第30条に商号のフリガナ表記を追加?

・経過措置として、既存の会社は施行日後に最初に申請する登記と同時に申出が必須?
 
(いや、次の登記申請がかなり先という会社もあるので、一定期間内での申出が必須?)

 今後の動きに注目したいと思います。