2006年04月28日

「つばめの子 ソラ」 ツバメのヒナとの出会いと別れ5

巣から落ちたつばめの成長記録
      小さい写真はクリックで拡大します。ビデオも多用しています
ツバメの巣

2005年4月中旬

初めて我が家にツバメが巣を作りました!(^.^)

この場所にツバメが巣作りをしたのは何度めかな…?いつも巣作りの途中で放棄されていたので、今回親ツバメが抱卵している様子に万々歳!
玄関灯の点灯は当分の間禁止ですね。

6月下旬
親ツバメが餌を運んで来ますが、何羽孵化したのか姿も見えず、鳴き声もしないので確認できません。
6/30 
かすかに雛の鳴き声が聞こえました。今度こそ無事に育ちそうだと家族で大喜びです。   写真拡大→

ツバメのヒナを守る



 可哀想なヒナ
まだ目も開いていないツバメのヒナ

ヒナの口は大きい!
ヒナのクチバシはほんとうに黄色い

7/4 ところが、この日帰宅すると玄関先に2羽の雛が落ちているではありませんか!一羽は既に死んでいましたが、もう一羽は雨に打たれながらも何とか生きていました。親ツバメの姿はなく、このまま巣に戻そうか?とも考えましたが、まずは濡れて冷たくなっている身体を温めることにしました。 

体が温まると元気を取り戻して、しきりに餌をねだります。ミルワームを与えると、旨そうに丸呑みです。 

ミルワーム

餌
      緊急時のエサ ミルワーム
「ミルワーム」はペットショップで安価で売っていますが、高カロリーのため、疾患の原因になることがあるようです。1日4〜5匹にとどめるようにし、できれば羽虫・バッタ・蜘蛛などの虫と、すり餌を与えるようにします。

ミルワームを与えるときの注意
■アゴが強いので、頭は千切るかつぶしてから与える
■消化が良くないので。特にヒナが小さい時は、細かく切って与える
餌やりの間隔
生後日数と固体によりますが、30分〜長くても3時間ごと食べます。幼いヒナほど頻繁に餌を食べます。
餌の量
食べるだけ与えて良いようです。お腹がいっぱいになると口を開けなくなります。

7/5
以前にもツバメを育てたことがあります。立派に成長したのに突然死なれてしまい辛い経験をしました。やはりツバメの子はツバメが育てるのが一番良いよねぇ。
話し合った結果、雛は巣に帰すことにしました。
「人間の臭いが着いた雛を育てない」という説はマユツバみたいですが、ただ、親鳥に気づかれないように戻した方が良いようなので、親ツバメの留守中に雛を巣に戻しました。

死んでしまったツバメ

7/6
ところが、夕方帰宅するとまた雛が落ちてるです!!
しかも一羽は既に手遅れで、そしてもう一羽は昨日巣に戻したヒナでした!!
蟻がたかって、生きも絶え絶えで…結局私の手の中で死んでしまいました…こんなことなら巣に戻すんじゃなかった(T_T)

       
 ソラとの出会い
こんな所に!?
 
玄関

7/6(1日目) 午後9時
「また鳴き声がする!」そう娘が叫ぶので外に出ると、確かに足元で雛の鳴き声がします。
なんと玄関脇の「金のなる木」の枝の間に落ちていたのです。
2度も子育てに失敗した親ツバメは、翌日から姿を消してしまいました。

ソラです
 大空に戻れるように! そう願って「ソラ」と名づけました
           
ビデオ:車内で餌やり手の平にのったツバメの子

7/7(2日目)
我家は全員が就労者です。餌を頻繁に与えなけらばならないソラの面倒はどうするか!?
結局、私が連れて行くことになりましたが、打合せや商談中は車内に残していくしかありません。
う〜ん…気にかかって仕事に集中できないぞ!

ビデオ:食後のウンチ糞

食後は必ず糞をします。
尾を小刻みに振りながら、後ずさりして糞をする場所をさぐります。
巣の外に排泄しようとする本能でしょう。
雛の糞は摘みやすいように何かに包まれたようになっていますが、成長するにつれ形状が変わります。
糞は健康のバロメーター。良いウンチが出るだけで嬉しくなりますね。


7/8(3日目)
 順調に育っています。

成長するヒナ
まるでかぐや姫のように成長目覚しいソラです。(^・^)

(↓7枚の写真はすべて拡大します)
7/9(4日目)
目が可愛い!
7/9(4日目)
餌をねだる
7/10(5日目)
まだまだ小さい
7/11(6日目)
羽が生えそろう
7/12(7日目)
羽も伸びて
7/13(8日目)
羽がはえそろってきた
ツバメらしい
ビデオ:車の中1

ビデオ:車の中2

ビデオ:羽の変化

ビデオ:羽ずくろい

7/15〜18 
子供たちにソラの世話を頼んで、相方と群馬へ渓流釣りに出発。

7/18(13日目) 初めて飛んだぁ!
巣から落ちて12日目、遂にソラが5m飛びました。
ビデオ:初飛行

すっかり手乗りツバメ状態です。(^_^;) ビデオ:手乗り?

「ソラを空に返えす」と決意しているのに、心の中では手放したくないという思いがどんどん膨らんでいく。 そんな私の気持ちが良くないんだろうなぁ。

7/19(14日目) 自分で餌を食べたぁ(^.^)
エサを口へ運ばないと食べられなかったのに初めて自分でついばみました。
飛ぶこと、餌をとること、生きること。ですね!ビデオ:できた〜!

しかし数日前から少し気になっていたソラの眼…やっぱり変!
右目が開かなくなってしまったのです。(@_@;)
一体どうしたというんだ!? ケガをしたのか? 病気なのか?

死んでしまうのか!?

目が開かない

7/20(15日目) 
ついに左の目もおかしくなってきました。

病気かも
お願いだから死なないで欲しい (>_<)
おまえだけは助けると誓ったんだから!
朝、目が覚めてソラの様子を見るのが恐かった… 

ネットで探してみると、幸いなことに車で30分ほどの所に良い動物病院がありました。
メールを送るとさっそく返事があり、大急ぎで連れて行くことに。

7/21(16日目)
動物病院での診察結果「栄養不良による結膜炎のようなもの」ということでした。

          
 ツバメの餌で注意すること!
 ◆ミルワームはカロリーが高く、目に限らず色々な疾患の原因になるため1日4〜5匹にとどめるようにしましょう。
 ◆ツバメは雑食です。虫だけでなく親鳥は様々な餌を与えています。摺餌(スリ餌)に小松菜などの青菜を摺りつぶして加えたものが最適で、プラス羽虫やバッタなど自然の虫を与えましょう。
 ◆ヒナは虫や野菜から水分を取るので水そのものを与える必要はありません。
 ◆釣り餌に使う「サシ」は消化されずそのまま排泄されて餌には向きません。      

 困った時は保護や相談に応じている施設・病院に相談すること! 
 基本的に野鳥保護の治療費・薬代は無料です。

 「すずめっ子クラブ」 ←施設の一覧があります。

目薬

餌やりの道具

すり餌
ビタミンA配合の目薬
これですり餌を与える
ツバメには七分づき

鳥獣保護 申請書

たとえ保護飼育でも申請が必要です!
実は野鳥や野生動物を保護した時には保護飼育の申請をする必要があります。書類は役所や動物病院でもらえます。
たとえ善意で保護したとしても、許可なく野鳥を飼育することは違法なんですね。書類はツバメを放鳥(または死亡)した時点で提出することになっています。
写真拡大


       エサ獲りの特訓から放鳥まで/ビデオ記録

◆編集しててめ画像が不鮮明な点はご了承ください。
◆ISDN・低速ADSLでは再生に時間がかかる場合があります。

7/21(17日目)…スリ餌に加え羽虫を与えるようにしました 17秒 1.07MB

7/22(18日目)…薬が効いたようでソラの目はみるみる良くなりました。

     自分で食べられるように特訓開始 20秒 1.37MB   
     袋の中の虫に興味を持つソラ29秒 1.94MB
     少し大きいバッタをやってみたけど… 26秒 1.73MB

7/23〜24(19〜20日目)…積極的に虫をつつくようになったソラ 24秒 1.63MB

7/25(21日目)…スッカリ目は治りました\(^o^)/可愛い顔だ〜 25秒 1.7MB
           動く餌もなんとか…?(チョッと残酷画像) 24秒 1.6MB

7/26(22日目)…かなり飛べるようにもなりました! 31秒 1.95MB 


放鳥まで1ヶ月たらずの期間でしたが、ソラは今でも私の心の中で飛んでいます。
チッチ チッチと聞こえています。

7/27(23日目) つばめの子 ソラとの別れ
[スライドショー&ビデオ&BGM]

今年もたくさんのツバメたちが飛んできました。
その中にソラがいることを祈っています。 鉄腕たろう