晴れときどき猟日和!

ブログ復帰予定です。猟、実技技能講習や射撃・アクセサリーなど、銃や猟に まつわる話を記載しているHPです:;(∩´﹏`∩);:

本州狩猟でスコープ活かせ

スコープのキルゾーンを考える(本州狩猟でスコープ活かせpart2)

さて今回は、スコープの狩猟についての特性を考えてみようと思います。

もともとスコープは、銃身とサイト軸に高低差(スコープハイト)が大きくて、
近距離には不向きと言う難点があります。

たとば、その高低差が5cmあったすれば、こんな事はありえませんが、0mで発射した場合
標的の5cm下にか当たらないと言う事なのです。つまり仮に10m辺りでセロインをしてしまったら
他の距離では使い物にならない事になります。(その理由は次回に引っ張ります

ですので、自分の銃(弾)にあった、スコープの幅広い射程距離(シューティングレンジ)を知る必要があります。

ライフル銃でスコープ活用術 part4(弾道計算ソフトの使い方)でもご紹介していますが
本土でオープンサイトなら、200mの獲物を狙うなんて言う事は、私の経験上ありえません。

遠くても50m辺りでしょう。つまり狩猟シーンが違えばサイトの使い方も当然違ってくるわけです。

しかし、スコープを使えば、150m辺りまでシューティングレンジにする事が可能です。

ですので、私は、本州の狩猟でスコープを積極的に使用しています

まずスコープのシューティングレンジは43.4m~161.1mと弾道計算の結果から決めてあります。

ではもっと近距離はどうすれば良いのでしょうか?それは このスコープの上にドットサイトを乗せて
さらに近距離をカバーしています。

この考え方は、軍事にて長距離を専門にするスナイパーでも近距離の射程範囲を可能に
また、CQB-Rに置いての戦術的に考えられたセッティングとも言えます。

たとえば、ドットサイトを25mでゼロインにしておくと20m~30mをキルゾーンに収める事が出来ます。

私の設定では、キルゾーンを上下2.54cm(1inch)としていますので、上に1.24cm下に1.24cmずれても
差し支えない設定でしてあります。

ここでさらに10mならどうなのか?ここまでくればキルゾーンを離れドットセンターより4cm下を
撃つ事になり、範囲を外れた40mならドットセンターの4cm上を撃つ事になります。

つまり、私のようにスコープの上にドットサイトを装備しなくとも、スコープ範囲から外れた場合、
何処に弾丸がどこに着弾するかを把握していれば、必ずしもドットサイトを取り付ける必要もありません。

また、スコープとドットサイトを併用する場合、どちらを使用するかを瞬間的に選択する練習をする
必要も出てきますし、頬付の感覚を磨くのも結構バカになりません。

しかし瞬間的にそのものをポイントに付けて狙えるのは、なにより非常に大きいと言う事です。
どちらを選択するかは、皆さんの考え方しだいですよね。

ちなみに、私は待つ場所によって大体 獲物がどの辺りを通るのか把握できていますので、
その距離を見越して、最初にどちらを使うかをある程度決めておくことで精神的に楽になります。

獲物がどこから来るかは、長年の経験でしか補えないものです。
それでも、思いと違う場合も出てきますが・・・

では


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本州での狩猟でのスコープを考える(本州狩猟でスコープ活かせpart1)

さて、前回までは、遠距離や実技技能講習を想定したスコープの設定を書いて来ましたが、

今回は、本州で獲物が動く狩猟で実践できるスコープ術を書きたいと思います。

そんな事が出来るのか
なんて驚かれるかもしれませんが、ある程度、慣れと練習が必要ですが、もちろん可能なのです。

とは言っても、高倍率のスコープでは、極めて難があると言って良いでしょう。

つまり、どんなスコープでも使える訳ではありません。

ここで紹介出来るのは、低倍率で出来れば、1~4倍辺りまでのを使用してのお話となります。

まず何も考えず、スコープを付けて猟に出たとして、最初に面食らうのはなんでしょう

私は、視野の狭さにまず戸惑いを覚えました。

動く獲物が何処に居るかすら解らずにスコープを合わせられないからなのです。

なぜか人間は視野と遠近感を両目で捉えているからなのです。

オープンサイトなら自然と両目で獲物を追っているのに、対しスコープで倍率を上げて覗き込んでいるため
視差が大きくなってしまい、スコープを覗いていない目が本来の役目を果たさなくなり、獲物を
見失うからなのです。

ではどうすれば良いか答えは簡単で、もう一つの目も今まで通り使う事をすれば良いだけなのです。

凄く簡単に書きましたが、では実際はどうなのか・・・結構難しいはずです

元来、高倍率の可変倍率スコープは焦点(ピント)調整がついているタイプが多いですが、
近い距離からは焦点が合ってくれないのです(もちろん固定でも近い距離はには焦点は合いません)

これに対して、低倍率は焦点調整はついておらず、近い距離でも焦点が合うように作られています。

ですので、1~4倍程度までの可変倍率を、お勧めするの理由がここにもあります。

スコープを覗くと言う意識が強まり過ぎないように、最初は倍率を1倍にして スコープと言う輪っかを
覗いている感覚で、両目で獲物を追う練習をします。

これに慣れれば倍率を上げて さらに獲物を練習をします。

最終的にオープンサイトで見ていた頃の感覚を取り戻せたら、もう90%は成功と言ってよいでしょう。

では、残りは何かそれはスコープハイトによる超近距離に対応しきれない現象を知る事。
つまり、スコープ特性を知る必要になると言う事なのです。

では次回、スコープの特性をご紹介いたします。




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