2009年12月31日

来るや来ぬやら・・・

竹箒
師走の心模様

年の瀬。

なかなか片付かない部屋を
あせる思いで大掃除。



もうすぐ新年が来る。
新しい年がやってくる。

来年こそはきっと。
来年こそはもっと。

新しい年にかける思い。
期待に胸はふくらんでいく。


ふと 現実に戻り
立ちどまる。

この片付いていない部屋

これは

私の心の象徴なのかな。



そっと筆をとり 綴ってみる



来るや来ぬやら
わからぬ人も
  掃いて捨てよか
  大掃除



iwasakisikibu at 17:15|PermalinkComments(1)TrackBack(0)都々逸 | 師走の心模様

2009年12月20日

今宵行きたい・・・

囲炉裏師走の心模様

この季節
お酒の誘いがたくさんある。
いつもの面々や
懐かしい面々からもある。


すごく行きたいと思う誘いもあれば
あまり気のりしない誘いも 正直ある。

すごく会いたい人からの誘いもあれば
そうでない人からの誘いも 正直ある。

ただ

お酒の席に私を誘ってくれるのは
本当に嬉しい。


どんな誘いにも
笑顔で参加したいのだけれども
そうはいかない状況がある。

まこと悔しいことだが
そのような状況は多々ある。

せっかくの誘いを
断らねばならないのは悲しい。

とくに会いたかった人からの誘いを
断らねばならないことは
本当に悲しい。

ただただ 悲しい。



そっと筆をとり 綴ってみる



今宵行きたい
酒場が遠く
  酒のかわりに
  涙飲む



iwasakisikibu at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 師走の心模様

2009年11月30日

ここでやめたら・・・

ひょう柄
霜月の心模様

もう少し頑張ってみよう。
この忍耐は
後になって
必ず報われるはずだ。

ここで心が折れてしまったのなら
今までやってきたこと全てが
なんだか無駄になるような気がして。



そんな思いを抱えながら
過ぎていった年月。

この年月こそが
本当の無駄だったような
そんな気がする。

まあ・・・
今それを悔いても
仕方ないんだけれど。
それがまた無駄になるから。



そっと筆をとり 綴ってみる



ここでやめたら
後悔すると
  耐えて続けて
  悔いる今







iwasakisikibu at 04:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 霜月の心模様

2009年11月28日

目には見えない・・・

ハロウィン
霜月の心模様

傷ついた。

もう歩けない。

立ち上がれないかも。

私がどれだけ傷を負ったのか
あなたには絶対にわからない。



私を捨てたあなたは
きっと今は清々しい気持ちなんだ。

しっかりとした足どりで
気持ち新たに
もう次へと進んでいるかもしれない。


それを考えると
余計に傷が痛むんだ。
厭な厭な
いつまでも取れそうにない痛みが。

この傷の痛みを
あなたもわかってくれているのなら
少しは楽になるのかしらん。




そっと筆をとり 綴ってみる



目には見えない
心の深手
  見えりゃあなたは
  傷害罪




iwasakisikibu at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 霜月の心模様

2009年10月31日

かるく一杯・・・

7438d98e.jpg神無月の心模様

お誘いはなるべく軽くね。
もともとむこうもお酒が好きなんだし。
自然と腰は据えられるよ。

あとはどれだけ
むこうの心に入り込めるか。
入り込めればむこうも楽しくなる。
楽しくなればお酒がすすむ。
どんどんどんどんお酒もすすむ。


お酒がすすめば
よけいに楽しくなる。
しだいに夜は深くなる。
ふたりの仲も深くなる。




そっと筆をとり 綴ってみる



かるく一杯
暖簾をくぐり
  今夜帰さぬ
  深い酒




iwasakisikibu at 23:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 神無月の心模様

2009年10月30日

そんなつもりじゃ・・・

20b9c477.jpg神無月の心模様

そうか。
そういう展開にもってきたか。
そういう筋書きなんだ。
今日はあなた
そういうつもりだったんだ。
だからこういう風にもってきたわけなのね。

それでこの後
ああなってこうなって

そして最後はこうなっちゃうわけね。

私 ぜんぜんそんなつもりじゃなかったから
なんだかこの展開
笑えてしまうんだけれど。

一生懸命なあなたが
なんだか面白くて
可愛いから。

今日は
あなたの筋書きに
付き合おうかな。



そっと筆をとり 綴ってみる



そんなつもりじゃ
なかったけれど
  そんなつもりの
  ふりをした



iwasakisikibu at 01:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 神無月の心模様

2009年09月30日

嫌と言えずに・・・

b9d7aa56.jpg長月の心模様

流されるのは まっぴらごめん。
相手の思うがままにされるのは嫌だ。
相手に思うがままだと思われるのも嫌。

自分の流れが作りたい。


そんな自尊心だか虚栄心だか
なんだかわからないものが示した
ほんの少しの抵抗。


それが
あなたの心を
余計に躍らせてしまったみたい。




そっと筆をとり 綴ってみる



嫌と言えずに
心を許し
  求めながらも
  嫌と言う




iwasakisikibu at 23:23|PermalinkComments(9)TrackBack(0)都々逸 | 長月の心模様

2009年09月27日

深くなれずに・・・

82ee932e.jpg
長月の心模様

あの頃の
ずっと伝えたかった思い。
しまいこんでしまった言葉。


今なら
今の私なら
上手に伝えられるかもしれない。

でも
今はもう
あの頃ではないし。
あなたもいないし。


もしも今
あなたと会えたなら
今の私は
あなたに何を伝えるのだろうか。


きっと
何も伝えないんだろうな。
思い出は思い出のまま。
きっとまた
しまいこんじゃうんだろうな。



そっと筆をとり 綴ってみる



深くなれずに
過ぎゆく月日
  ひとり美化して
  満たす胸



iwasakisikibu at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 長月の心模様

2009年08月17日

ふたり寄り添い・・・

9bd79249.jpg
葉月の心模様

五山の送り火の日に
会いたいと誘われた。


京都の夜。
山に明るく文字や形が浮かびあがる。

美しい。

そんな日に
あなたが隣にいるのは
悪くはない。


でもでも
五山の送り火って
盂蘭盆会の魂送り。

あなたとふたりで大文字を眺めていると・・・

あっちから帰ってきているご先祖様や祖父母や親類達が
なんだか皆で私を見ているようで
恥ずかしくなってしまう。


ちゃんと皆のこと
見送りますから。

これからも私のこと
見守っていて下さいね。

大文字に手を合わせる。



そっと筆をとり 綴ってみる



ふたり寄り添い
これからどこへ
 背中で見守る
  大文字




iwasakisikibu at 16:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 葉月の心模様

2009年08月16日

酔ったふりして・・・

a32c306f.jpg
葉月の心模様

花火大会なんて
ひとりじゃわざわざ見にいかないよ。

どんなにきれいな夜景だって
ひとりじゃわざわざ見にいかない。

美味しいお店を見つけたって
ひとりじゃわざわざ食べにいったりしない。


どこに行くのか。 なにをするのか。
そんなことは問題じゃないの。

誰と行くのか。 誰とするのか。
それが問題なの。


私自身がそんな考えなもんだから・・・

だからなかなか
あなたを誘えない。

だって 私自身を受け入れてもらっているのかどうか
わからないし。



そっと筆をとり 綴ってみる



酔ったふりして
涙も見せて
  少し触れさせ
 餌をまく




iwasakisikibu at 02:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 葉月の心模様

2009年07月31日

拒む言葉に・・・

e5f5bcb1.jpg
文月の心模様

感情が先ばしりするのは 好きではない。
理性や理論を働かせるのが けっこう好きだ。

だけど・・・

時には理性や理論を曖昧にさせてしまうような
そんな雰囲気が ある。



あなたのつくりだす上手な雰囲気にやられた。

そんなつもりじゃなかったのに。


あとは・・・

後悔のないように
自分の理性や理論を
働かせるだけだ。




そっと筆をとり 綴ってみる



拒む言葉に
くちびる重ね
  閉ざす扉に
  指が這う



iwasakisikibu at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 文月の心模様

2009年07月17日

汗がにじんだ・・・

8e4fb177.jpg文月の心模様

祇園祭。
京都の夏が始まる。

今年も浴衣を着て 家を出る。

流石は祇園祭。
人が多い。
湿気の多い京都の夏。

暑い。

浴衣ってこんなに暑かったかしらん。
汗で浴衣が肌に吸いつく。
人ごみの中 他人の体温が私に伝わる。

歩きにくい。

汗がふきだしてくる。
厭な厭な暑さだ。
なんでこんな人ごみの中
浴衣なんて着て出てきたのかしらん。

脱ぎたい。


でも
我慢しよう。
あなたが待っているから。



そっと筆をとり 綴ってみる



汗がにじんだ
浴衣の下で
  何を待ってる
  白い肌




iwasakisikibu at 20:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 文月の心模様

2009年06月30日

辛い恋でも・・・

b8da4b41.jpg水無月の心模様

惚れた弱みかどうかはわからないけれども
いつも私ばかりが泣いている。

日々 辛い気持ちが増してくる。

でも 何故なんだろう。
嫌いにはなれないんだ。

辛くても あなたにしがみついていたい。


きっと 私の器が小さいんだろうな。
思慮も浅くて 心も狭いんだろうな。
だって私 いつも自分のことで精一杯だものね。
だから あなたとの恋がこんなにも辛いんだろうな。


私がもっともっと大きな愛を持てばいいんだね。
あなたを包みこんでしまうくらいに大きくて深くて広い愛を。

頑張ってみよう。
やれるだけやってみよう。
あなたの全てを受け入れてみよう。

間違っているかもしれないけれど
今の私には
それしかない。



そっと筆をとり 綴ってみる



辛い恋でも
恨みはせずに
  それが愛だと
  言いきかす




iwasakisikibu at 23:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 水無月の心模様

2009年06月12日

傘をさしだし・・・

5a1bbafc.jpg水無月の心模様

梅雨入りした。

雨が降っているから今日はやめにしよう。

あなたから そう言われた。


べつに雨が降っていても大丈夫なのにね。

わかっているんだ。
雨のせいじゃないんだ。
私と会うのを避けたいんだ。
雨は口実。

雨があがれば
視界が広がって
はっきりと現実が見えてしまう。

雨が降っている間に
色々と考えておこう。
整理しておこう。

雨が先延ばしにしてくれている。

優しい雨だね。



そっと筆をとり 綴ってみる



をさしだし
いらぬと去られ
  ひとり濡れゆく
  傘の中



iwasakisikibu at 18:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 水無月の心模様

2009年05月31日

ちょっと近くに・・・

4cd540cf.jpg皐月の心模様

あなたの居るところは知っている。
そんなに遠いところではない。

そこにはすぐにでも行ける。
そこに行けばあなたは居る。


でも そこに行っても
あなたと会えるかなんてわからない。

そこに行っても
あなたとの間にはまだ距離がある。

目には見えない距離が。


どれだけの距離があるのか
ぜんぜんわからないから
なかなかそこには行けない。


行けそうに思えるときもあれば
ぜんぜん行けそうにないと思うときもある。

今日も行こうかどうしようかと・・・

迷っている。



そっと筆をとり 綴ってみる



ちょっと近くに
来てみたけれど
  行くか行かぬか
  恋の距離




iwasakisikibu at 23:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 皐月の心模様

ただの遊びか・・・

2eb7b171.jpg
皐月の心模様

たぶん好きなんだろうから
ちょっと本気になって動いてみようかな。

でも本気になった分
拒絶されたときに負う傷は大きいだろうな。

でも本気にならなければ
恋に発展するかはわからないし。


たとい私が本気になったとしても
むこうが本気かどうかなんてわからないし。
本気っぽく思えても
それは・・・
恋ではなく・・・

まったく別のものを求めてのことかもしれないし。

もう少し様子をみてみよう。
次のむこうの出方を待とう。

この警戒心が
私にとって得なのか損なのか
それもわからないけれども。



そっと筆をとり 綴ってみる



ただの遊びか
本気か否か
  恋に育つか
  次を待つ




iwasakisikibu at 23:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 皐月の心模様

2009年04月21日

曲げて捻って・・・

3278a6f1.jpg卯月の心模様

好きで
一緒にいたくて
でもそれは
私の独りよがりな勝手な都合で。

そんな私の都合を
通したいがために
あえて自分の心を押し殺し
あなたに合わせた。


あなたの都合をひたすらに受け入れることで
いつかは私の都合も受け入れてもらえると
そう信じた。

だけど
そんな日々は
楽しくはなかった。
辛かった。

いつのまにか
きれいな心であなたに接していけなくなった。


今 思うに・・・

もっと自分の都合を通してもよかったのかしらん。

素直な まっすぐな心でいた方が
もっと修正もきいたはずだ。




そっと筆をとり 綴ってみる



曲げて捻って
あなたに合わせ
  もつれほどけず
  切る心




iwasakisikibu at 14:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 卯月の心模様

2009年04月15日

好きで全てが・・・

7f80fbde.jpg卯月の心模様

好きになりすぎると
細かなところが見えない。

今日のあなたが
どんな服を着ていたのか
どんな髪型をしていたのか
どんな靴を履いていたのか
どんな鞄を持っていたのか

まるで見えていなかった。

だって私
今日 あなたと会えたことで
かなり舞い上がっていたから。
あなたとおしゃべりするのに
もう夢中だったから。


あなたには見えていたのかしらん。

今日の私が
どんな服を着ていたのか
どんな髪型をしていたのか
どんな靴を履いていたのか
どんな鞄を持っていたのか

久々にあなたと会えるから
実はかなり気合を入れて
お洒落をきめこんでいたのだけれど。



そっと筆をとり 綴ってみる



好きで全てが
見えないけれど
  あなたの全てが
  たぶん好き







iwasakisikibu at 19:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 卯月の心模様

2009年03月31日

めぐる季節に・・・

040d75df.jpg弥生の心模様

お花見に誘うには
まだ早いかしらん。

せっかくだから
満開の頃に行きたいな。
どの日がいいのかな。

この日だったら
きっとあの場所なら満開よね。


もし日がずれれば
その日に合わせて満開の場所を選べばよいんだし。

いずれにしても
そろそろ
お誘いの準備を整えなくては。

お花見って・・・

ただ単に 桜を見るだけでよいのかしらん。
ごはんはどうしよう。
お酒もいるのかしらん。

あまりに多くの花見客がいると
風情に欠けてあなた嫌がるかしらん。
じゃあ 場所の下調べも必要ね。

ああ。

ぜんぜん考えがまとまっていないや。
早くまとめないと声も掛けられないよ。
ぐずぐずしていると桜はすぐに散っちゃうし。

散り初めの桜じゃ
あなた来てくれるかわからないし。

満開の桜が必要なのよ。



そっと筆をとり 綴ってみる



めぐる季節に
背中を押され
  旬をつかんで
  武器にする




iwasakisikibu at 22:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 弥生の心模様

2009年03月30日

酔えば酔うほど・・・

ab019537.jpg
弥生の心模様

私 そんなに強くはない。
これ以上飲めば
どうなることか。

あなた
私を酔わせて
どうするつもりなの。



まぁ・・・

どうなったって
どうされたって
べつにかまわないから

私こんなに
飲んでいるのだけれども。

覚悟を決めて飲んでいるつもりが・・・

酔ってくると
なにがなんだか
わからなくなってきちゃった。



そっと筆をとり 綴ってみる



酔えば酔うほど
覚悟の雫
  飲んでこれから
 どこへやら





はぁい♪ いわさき式部です。

いつのまにやら、この 「いわさき式部日記」 も三年目に入りました。
早いもんどすなぁ(微笑)

三年目は 「心模様」 編です。
ぼちぼちの更新になりますが、綴っていきますので、
これからもよろしゅうお願い致します。

おおきに。 おやかまっさんどした〜♪


iwasakisikibu at 18:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 弥生の心模様

2009年02月27日

粋な生け花・・・

308584f9.jpg
如月に思ふ

あなたに好かれるためになら
私はどんな努力も惜しまない。

容姿も整えるし笑顔もつくる。

話題に困らぬよう勉強もする。

服装も小物も揃える。

対人関係を見られても大丈夫なように
日々 良い人を心掛けている。

それなりの自覚を持って
努力はしているつもりなのだが

あなたは・・・ きっと・・・

あの人のことが好きなんだ。


あの人は
私ほどの努力をしているのだろうか。
とてもそんなふうには思えない。

でもでも
私から見ても素敵に思えるのは何故。

なんだか あの人が疎ましい。


疎ましいなどと思っている私の醜い心が
あなたには見透かされているのかしらん。



そっと筆をとり 綴ってみる



粋な生け花
見むきもせずに
  蝶がとまるは
 野の花で





iwasakisikibu at 23:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 如月に思ふ

うらみつらみを・・・

梅の花如月に思ふ

好きすぎて
あなたが許せなくなって
色々とあなたを
傷つける言葉を吐いた。

好きすぎた故に
調整ができなかった。

そんなことが
あまりに続いたので
別れにつながった。


好きすぎたから
今でもあなたに会いたいけれど

あなたを傷つけたという自覚が
ずっとあなたを遠ざけている。



そっと筆をとり 綴ってみる



うらみつらみを
残した罪で
  会えぬつらさが
  残る罰




iwasakisikibu at 23:00|PermalinkComments(3)TrackBack(0)都々逸 | 如月に思ふ

2009年01月16日

恋の塩梅・・・

a7e39935.jpg 睦月に思ふ

 一体 あなたは何が目当てなの。
 心かしらん。
 体かしらん。

 そりゃあね 人間だから
 色々な欲はあるよ。

 心も体も 他にもいっぱい
 欲しくなるし 利害も考える。


それはわかる。
わかるけれども・・・

もっと そこのところを
上手に表現していかないと
きっと私はあなたを誤解してしまう。

今日のあなたじゃ
あなたは本当に私のことを好きなのかどうか
疑問に感じてしまう。

欲だけが見えすぎちゃって
あまり良い気分がしなかったよ。

気分良くさせてよ。
そうすれば 私・・・



そっと筆をとり 綴ってみる



恋の塩梅
ひとくち舐めて
  欲を噛みしめ
  さじ加減





iwasakisikibu at 17:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 睦月に思ふ

拒む私を・・・

7fe7b555.jpg
 睦月に思ふ

 誘われた。

 あなたのことは
 嫌いではない。
 好きかもしれない。

 でも私
 そう簡単には靡かないよ。


私には
私にしかわからない
思いがあるから。

だから・・・
あなたの誘いは
けっして嫌な気分ではないけれども
断ってしまうんだ。


一度は断っても
また あなたは誘ってくれるのかしらん。

あなたのことは
嫌いではない。

好きかもしれないのに・・・



そっと筆をとり 綴ってみる



拒む私を
それでも誘う
  靡く線まで
  あとわずか



Special thanks to  namico   〜 Only Good Times 〜  
( idea & illustration )

※ 秘蔵イラスト公開♪ どーお? びっくりした?



iwasakisikibu at 17:08|PermalinkComments(4)TrackBack(0)都々逸 | 睦月に思ふ

2009年01月09日

頬のてのひら・・・

1fce646b.jpg
睦月に思ふ

初夢になるのかしらん。

明け方のまどろみの中での
かすかな記憶。

あなたがいて
やさしくしてくれた。


私はいつもどおり
あなたを望み
なんとあなたも
私を望んでくれていた。

そしてそして・・・


いいんだ。
所詮これは現実ではない。
わかっているんだ。

もう少しこのまま
まどろんでいよう。
せっかくのお正月なんだし
そんなに急いて現実に戻る必要なんて全くない。

もう少し・・・
まだ現実に戻るには早過ぎる。



そっと筆をとり 綴ってみる



頬のてのひら
導く先の
  待つは唇
  夢のとき






はぁい♪ いわさき式部です。
あけましておめでとうございまぁす。
今年もぼちぼちと更新していきまぁす♪
本年もどうぞご贔屓に♪
宜しくお願い致しまぁす。



iwasakisikibu at 17:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 睦月に思ふ

2008年12月31日

うかれ はしゃいで・・・

e38b9a1b.jpg師走に思ふ

今年の大つごもりは
みんなと過ごす。
みんなと一緒に年を越す。
みんなとはしゃぎながら
新年を迎える。
きっと楽しいことだろう。

私がみんなと新年を迎えるころ
あなたも別のどこかで
新年を迎える。

あなたはあなたの仲間と
楽しく新年を迎えるのかしらん。

あなたはこの大つごもりを
誰と過ごすのかしらん。

一緒に新年を迎えたかったな。

そのことを考えると
みんなで迎える楽しい新年の中
私の心は少し陰っているんだろうな。



そっと筆をとり 綴ってみる



うかれはしゃいで
着飾る心
  奥に隠した
  闇が舞う





iwasakisikibu at 23:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 師走に思ふ

命捧げる・・・

527e62e9.jpg
師走に思ふ

私 きっと好きなんだろうな。
いや好きなんだ。
間違いない。

でもこの恋は
進めればややこしくなる。
これも間違いない。


だから
あなたのことばにはのらないよ。
あなたに身を任せることもない。
たとい気持ちとは真逆であってもね。

そう心に決めたのだけれども・・・

私の中は あなたでいっぱい。
あなたに会いたい。
あなたと話がしたい。

あなたへの思いがいっぱいで
なんにも手につかないまま
毎日が過ぎていく。



そっと筆をとり 綴ってみる



命捧げる
つもりはないが
  すでに魂
  抜かれたよ





iwasakisikibu at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 師走に思ふ

2008年11月12日

触れたとたんに・・・・

e463eccb.jpg霜月に思ふ

並んで歩いて
少しだけ近づいてみたら
私の手の甲とあなたの手の甲が
触れあってしまった。

触れた瞬間にあなた・・・

あ。 ごめん。

・・・謝ってきた。


まだまだ私たちの関係
こんなものなんだね。

あなたも私も
手くらい
つないで歩きたいのに。

そんなこと
ふたりとも
口にも出さずに
ただただ並んで歩いた。



そっと筆をとり 綴ってみる



触れたとたんに
ひっこめたけど
  求めあってる
  ふたりの手


iwasakisikibu at 00:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 霜月に思ふ

入れてもらえぬ・・・

0eedb23d.jpg霜月に思ふ

きっと何かが
何かがあなたに
ひっかかるはずだ。

何かがあなたの心に
ひっかかりさえすれば
道がひらける。

数多くの何かを
いっぱいいっぱい投げかければ
いつか何かがひっかかるかもしれない。

でもでも
あんまりいっぱい投げすぎても
外してしまうたびに
あなたが遠のくようにも思うから。

効率よく
なるべく少なく
外さないように
投げなければ。

最初はほんの少しのひっかかりでもいい。
少しでもひっかかってくれれば。

いつかはきっと・・・

そこからあなたの中へ
入りこむから。



そっと筆をとり 綴ってみる



入れてもらえぬ
あなたの中へ
  もぐりこむ隙
  さぐる日々


iwasakisikibu at 00:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 霜月に思ふ

2008年10月31日

これを愛だと・・・

ef2ad081.jpg神無月に思ふ

なんであなたと・・・
なんのためにあなたと・・・
一緒にいるのか・・・

なんだかわからなくなってきた。

今のこの状態
私 あなたといて
幸せなんだろうか。


あんまり幸せじゃないのかもしれない。
辛いことも多すぎる。
ふたりに愛はあるのかしらん。
愛があるのなら
あたためていたいのだけれども。

もう少しだけ あたためていよう。

あるのかないのかわからない
ふたりの愛を。




そっと筆をとり 綴ってみる



これを愛だと
言いはるのなら
  私耐えます
  愛のため


iwasakisikibu at 23:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 神無月に思ふ

2008年10月22日

いつか癒した・・・

025501a3.jpg神無月に思ふ

もう忘れたよ
嫌な思い出は。
良い思い出だけが
よみがえってくる。

あなたは私を傷つけた。
だけど あなただけが悪いんじゃない。
あの頃は私も弱かったから
あれだけ傷ついてしまったんだ。


この人恋しい季節。

なぜだか あなたのことが
いちばん思い出されるの。

もう会えないから・・・

傷つけあうことすら
出来ないんだね。



そっと筆をとり 綴ってみる



いつか癒した
心の傷が
  爪をたてたい
  あなたの背




iwasakisikibu at 16:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 神無月に思ふ

日々の思いを・・・

c4abe12c.jpg神無月に思ふ

言葉だけじゃ伝わらないし
とても伝えきれない。
私が今
どんな思いでいるのかなんて。

もしも私に絵が描けたのなら
きっと あなたとのことを
絵に描くのだろう。

辛いことも
悲しいことも
楽しいことも
嬉しいことも
ぜんぶ絵にして
あなたに見せたい。

そうすれば少しは
あなたに伝わるのかも。

光に満ちた極楽浄土のような絵もあれば
ときには地獄絵図だってある。

きっと・・・
壮大な恋絵巻が
出来上がるんだろうな。



そっと筆をとり 綴ってみる



日々の思いを
絵や文字にして
  あなたに見せたい
  恋絵巻



iwasakisikibu at 16:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 神無月に思ふ

2008年09月28日

思い思って・・・

0cc6649c.jpg長月に思ふ

秋風を感じるようになると
少し淋しくなる。

人恋しくもなる。

でも・・・
いつもそばにいるあなたでは
いつのまにか
胸もときめかなくなっている。


新しい恋なども
想像してみたりもするのだけれども
あれこれと細かなことまで考えだすと
面倒くさくなってしまう。


いつもそばにいるあなたとの
ときめいていた頃を
ひとつひとつ思い出していけば
この人恋しさも
少しは紛れるのかしらん。

だって・・・
すごく愛したあなただものね。



そっと筆をとり 綴ってみる




思い思って
実った恋を
  思い出しては
  つなぐ仲




iwasakisikibu at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 長月に思ふ

2008年09月23日

今は前ほど・・・

11766ec5.jpg長月に思ふ

せっかくのお誘いだったのに
ごめんなさいね。
お彼岸だから
お墓参りに行かなきゃいけないの。


ああ そうか 
そうだった お彼岸だ お墓参り行っておいで

さらりとあなた。



そんなあなただから 好きなのよね。

いつかあなたと一緒に
お墓参りにも行ければ・・・

こりゃ本物だわ。




そっと筆をとり 綴ってみる



今は前ほど
気にならないね
  今日は会うとか
  会わぬとか






iwasakisikibu at 16:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 長月に思ふ

いつか見た月・・・

619db43b.jpg
長月に思ふ

ほんとはね

こんなにきれいな月が出ているのだから
月見の宴としゃれこみたかったのだけれども
まだまだあなたは
月なんて眺めながらお酒を飲むよりも
派手な街にくり出しているほうが
よほど好きなのね。


あなたとくり出した この派手な街にも
月はきれいに輝いている。

いつか・・・
ふたり静かに月を眺めながら お酒を飲む
そんな日は来るのかしらん。


きれいな月が
私を照らしてくれる。

どこにいても・・・
誰といても・・・




そっと筆をとり 綴ってみる。




いつか見た月
今年も見てる
  横にいる人
  変わっても





iwasakisikibu at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 長月に思ふ

2008年08月25日

ひとつひとつの・・・

8480a795.jpg
葉月に思ふ

あなたがそれを私に言うのであれば
私はこれをあなたに言うよ。

あなたがそこまで私に言うのなら
私はここまであなたに言うことも出来る。



そりゃあ人間なんだから
お互いに色々と細かな欠点はあるよ。

でも そんなこと
いちいち取りあげていたらきりがない。

単なる あげあしとりになってしまって
論点はずれていくばかり。


そんなお互いの欠点を
ふたりで攻めあうのではなくて
補っていけるような仲にならないとね。

なんだかんだ言っても
結局のところ
ふたりとも好きで一緒にいるんだしね。



そっと筆をとり 綴ってみる



ひとつひとつの
ふたりのかけら
  足して合わせて
  育つ恋



iwasakisikibu at 12:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 葉月に思ふ

ほんの少しの・・・

cdd81204.jpg
葉月に思ふ

自分で吐いた言葉なら
ちゃんと責任を持ってよ。
たといそれが
嘘の言葉であっても
嘘なら嘘で ちゃんと嘘のまま
つきとおしてよ。


たしかに私は
あなたに嘘をつかれて悲しいし
騙されたことは腹立たしい。

でも もっと悲しくて腹立たしいのは
あなたの覚悟のなさ。

嘘がばれて
ただ平謝りを繰り返すなんて
見苦しいよ。

いくら謝られても
潔いとは微塵にも思えない。

謝るくらいなら嘘なんてつかないで。

そうすれば私は
こんなに苦しまなくてすむのだから。



そっと筆をとり 綴ってみる



ほんの少しの
小さな嘘に
  秘めた覚悟の
  恋模様




iwasakisikibu at 12:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 葉月に思ふ

2008年08月17日

夏の未練を・・・

3fbfa42e.jpg
葉月に思ふ

昨夜は 五山の送り火。
京都の山々が
夜空に優しく燃える日。


この日 例年は必ず京都にいるのだが
今年は忙しくて 朝から京都にいなかった。

五山の送り火に間に合うよう
所用を終えた後 急いで京都に戻ったのだが・・・

私が京都に帰った頃には
もう五山の火は消えてしまっていた。

毎年の当り前の風景が
今年は見れなかった。
そのことに少しの淋しさを感じた。

私のまわりに当たり前に存在する物事ひとつひとつが
とても尊いんだと考えさせられた夜だった。


京都の夏の夜。

見れなかった五山の送り火が
私の中に尊いものを残してくれた。



そっと筆をとり 綴ってみる



夏の未練を
残さぬはずが
  秋の足音
  追いつかれ



iwasakisikibu at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 葉月に思ふ

2008年07月31日

酔いにまかせて・・・

3327858f.jpg
文月に思ふ

あなたとお酒を飲んで
楽しくて飲みすぎて
酔ったいきおいで
日頃だったら絶対にしないようなことを
いっぱいいっぱい
やってしまったような気がする。


あなたの手を握ったような・・・
あなたの頬にも触れたような・・・
なんだか甘い台詞もいっぱい吐いたような・・・
曖昧で断片的な記憶が頭をめぐる。


お酒に酔って・・・
あなたに酔って・・・
心の中に閉じ込めていたはずの思いが
どんどん開放されてされていった。

お酒の力って けっこう恐いな。
あなたと飲むのは危険だわ。

いやいや。
あなたやお酒が悪いわけじゃあない。
悪いのは私自身なんだ。

こんな思いをするなら
もうお酒なんて飲むのをやめよう。
なんて いつも思うんだけれども・・・


あああああああ・・・

ほんと なにをやっているんだろう私。
あなたと顔を合わせるのがすごく恐い。




そっと筆をとり 綴ってみる




酔いにまかせて
強気になって
  悔やむ翌朝
  数知れず





iwasakisikibu at 10:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 文月に思ふ

2008年07月28日

少し早いし・・・

cc00df11.jpg文月に思ふ

お酒はもう充分なんだけれど。
もうかなり酔っっちゃってるし。
でもでも
せっかく あなたと
ふたりきりなんだし。

もっともっと一緒にいたいから。
どうやって あなたを誘おうかしらん。

あなたと 一緒にいられる
なにか理由をさがそう。

ああ。
でも。

酔っているから
ぜんぜん良い理由が思いうかばないや。
良からぬ想像だけが
頭の中をぐるぐるぐるぐる。


ええい。
今日はとことんまで飲んでやれ。

そう考えたとたんに
自然にあなたを誘えたの。




そっと筆をとり 綴ってみる



少し早いし
まだ飲みたいね
  だから行きましょ
  もう一軒





iwasakisikibu at 23:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 文月に思ふ

2008年07月16日

祇園祭りの・・・

d1b34240.jpg文月に思ふ

京都の夏は
祇園祭りから始まる。
やっぱり京都人なので
祇園囃子のコンチキチンが聞こえ出すと
心がはずむ。


ああ。
夏なんだな。
夏が来た。


今夜はあなたと祇園祭り。
私から むりやりに誘ってしまった。
少しの時間でいいから
あなたと祇園祭りを過ごしたいの。

少しだけ祇園祭りを堪能させてもらった後は・・・

後は・・・

あなたにまかせるわ。




そっと筆をとり 綴ってみる



祇園祭りの
人ごみ抜けて
  行き先ゆだねた
 つないだ手




iwasakisikibu at 17:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 文月に思ふ

2008年06月30日

今はこんなに・・・

19ebe00a.jpg水無月の某日

年が明けてから もう半年。

今日は 夏越の払いの日。
半年間の罪や穢れを払い 残りの半年に備える日。

せっかくの夏越の払いなんだから
水無月を食べよう。


水無月を食べながら
この半年間を思い巡らしてみる。


とりわけ・・・

なんにも・・・

なんにもなかったな・・・


ずっとずっと
心の中には あなたが居たのだけれど。

あなたとは なんにもなかったし
なんにもできなかった。
なんにもなれなかった。


私のじめじめとした梅雨は
あとどのくらい続くのかしらん。



そっと筆をとり 綴ってみる



今はこんなに
じめじめだけど
  きっと夏には
  熱い恋




iwasakisikibu at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 水無月に思ふ

2008年06月29日

実はこれでも・・・

1ca755d2.jpg水無月に思ふ

ねえねえ。
知っているでしょ。
最近 開店したあのお店。
私まだ行ったことないのよね。

なんかね。
とっても美味しいものを食べさせてくれるって噂よ。

かなりね。
雰囲気も良いらしいのよ。
お酒の種類も豊富らしくって。

でね。
わりと値段もお手頃価格なんだって。
このくらいの値段だったら私のおごりでも平気かな。

一度 私も行ってみたいと思っているのよね。

でもねぇ。
ひとりじゃ ちょっと入りづらいかんじもするし。

やっぱり。
恋人同士とかで行くのが最高だとは思うんだけれども。
私そんな人いないしねぇ。


あ。

そうだ。
いいこと思いついた。

今度 誰かお目当ての人を誘って
一度 あのお店に行ってきてみてよ。
で 後で私にどんなかんじだったか詳しく教えてね。
参考にするから。

もし あのお店を前もって下見しておきたいのなら
私でよければついていってあげるけれど。
今なら少し余裕もあるから
なんならご馳走してあげようか。
いいのよ いいのよ。遠慮しないでね。
あなたはお金を残しておいて
本命さんにご馳走してあげてね。

それじゃ。
下見に行きたくなったら連絡してね・・・



そっと筆をとり 綴ってみる



実はこれでも
誘っているの
  これが私の
  精いっぱい




iwasakisikibu at 20:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)都々逸 | 水無月に思ふ

2008年06月28日

肩を寄せ合う・・・

39365d9e.jpg水無月に思ふ

梅雨。
今日も雨降り。

せっかく あなたに会える日なのに。


はやくあなたに会いたくて
急いで向かった待ち合わせ場所。

急いだせいか どこかで傘を置いてきてしまった。


あなたは私を傘の中に入れてくれた。

小さな傘の中
ふたり並んで歩いた。


私は・・・

あなたの傘の中には入れても
けっして あなたの中へは入れない。

それは わかっている。


だから この雨が
とても冷たくて痛いんだ。



そっと筆をとり 綴ってみる



肩を寄せ合う
相合い傘も
  こころ濡れてく
  このままじゃ






iwasakisikibu at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 水無月に思ふ

2008年05月27日

知れば知るほど・・・

f7452635.jpg皐月に思ふ

あなたは私の知らない世界を知っている。
あなたの心に入りこむためには
その世界に入りこむ必要がある。
そう考えた。

知らない世界は恐い。
一歩踏み出すにも勇気がいる。


けれど

あなたの存在が
私に勇気を与えてくれた。


慣れとは恐いもので・・・

あれだけ恐いと思っていたこの世界を
今ではすごく楽しいと感じている。

私はこの世界が好き。

今やこの世界は
私の生きる糧だ。

たとい あなたが
この世界に 居ようが居まいが、。




そっと筆をとり 綴ってみる



知れば知るほど
危険なところ
  知ってしまえば
  癖になる





iwasakisikibu at 15:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 皐月に思ふ

言うは易いが・・・

d57fea37.jpg皐月に思ふ

よし決めた。
告白しよう。
好きなんだから仕方がない。

たぶん・・・
たぶん うまくいく。



そう決意したのは
あれはいつのことだったかしらん。

ずっと告白できないままで
かなりの月日が流れていった。


いざ告白を決意すると
あなたからの拒絶が恐くなった。
すごく恐くなった。

そうして私は立ち止まってしまった。


もしもあの時
告白していれば・・・

今の私はもっと違っていたかも。


今はもう
あの時とは状況が違う。
あなたも私も。

もう今更どうにもならない。


ああ。

こんな思いを
これからも私 
どれだけの間 引きずって
生きていくのかな。



そっと筆をとり 綴ってみる



言うは易いが
動くはきつい
  残る後悔
  尚きつし





iwasakisikibu at 00:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 皐月に思ふ

2008年05月08日

あなた欲しくて・・・

70bddab8.jpg
皐月に思ふ

高嶺の花だった。

ただただ遠くで眺めていればよかったのに。

私はどうしても
その花が欲しくなってしまった。


その花は
いつも 常人の手の届かないところで
美しく咲いていた。


私は その花を手に入れるために
全てを注ぎこんだ。

心は磨り減り
身体は疲労し
お金もたくさん使った。
友人たちの忠告にも ろくに耳も貸さず
ただひたすらに その花を追い求めた。


そうして私は
その花を手に入れた。

その花を手にした私を
うらやましく思うものは数多くいた。
皆が私の花を狙っているように思えた。


私の花は
けっして私だけのために美しく咲いてはくれなかった。
私の花は 皆に美しく咲いた。
美しく咲くために 私から色々なものを吸いとりながら。

私は 花の存在が苦痛に思えた。


私の花は
やがて誰かが奪っていった。

きっと 皆には美しく見えていたであろうその花は
もう私には 美しいとは思えなくなっていた。


そんな恋だった。




そっと筆をとり 綴ってみる



あなた欲しくて
使ったすべて
  あなた留める
  余力なし




iwasakisikibu at 10:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 皐月に思ふ

2008年04月14日

ひとり密かに・・・

c6b75a22.jpg卯月に思ふ

ひらひらと 薄桃色の花びらが
街を優しく染める頃
あなたのことを思い出す。

伝えなかった想いは今も
あの日あの場所に置いたまま
私たちは大人になった。


時の流れに流されて
形を変えていったあの頃の想い。

この季節が来るたびに

教室の窓から見える校庭や
教科書を置いたままのロッカーや
すれ違った階段や
チャイムが響き渡る廊下や

そんな何気ない風景とともに
色鮮やかによみがえり

胸の奥が少しだけ
少しだけ きゅんとなるんだ。


ひらひらと 薄桃色の花びらが
風に乗り舞い落ちる頃

あなたはひとつ 大人になる。

遠いあなたを懐かしみ
今年もまた この日を祝おう。


お誕生日おめでとう

あなたが幸せでありますように。




そっと筆をとり 綴ってみる



ひとり密かに
お祝いするね
  遠いあなたの
  誕生日




Special thanks to  namico  〜 Only Good Times 〜
( short love story & model )

※ 都々逸だけは私が詠んだものです♪ 念のため(微笑)
  今回、あとはぜーんぶ namicoちゃん♪♪♪


iwasakisikibu at 00:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 卯月に思ふ

2008年04月13日

隙間だらけの・・・

c938d2a6.jpg卯月に思ふ

あんなに好意を抱いているのに
どうしてあんなに
素気無い態度をとってしまうのだろうか。

自分でもわからない。

好意を気付かれたくないのかしらん。

あえて素気無い態度をとって
あなたの心に残りたいのかしらん。


いやいや。

そんな計算はまったくないんだ。

ただただ あなたに話しかけられると
どぎまぎしてしまうだけなんだ。

咄嗟に気の利いた言葉も出ず
下手に口を開いて不快に思われるのも恐くて

それで ついつい素気無い態度に。


ああ。

なんで こんな風になってしまったのかしらん。

ずっと・・・

誰かを好きになりたいと
誰かに好きになってもらいたいと
願っていた私だったのに。




そっと筆をとり 綴ってみる



隙間だらけの
心のくせに
  てんで恋には
  余裕なし





iwasakisikibu at 19:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 卯月に思ふ

2008年04月10日

季節のどかで・・・

efe171c9.jpg
卯月に思ふ

春って ひとつの区切りだ。
色々と環境の変化がある。


そして その変化を
まるで応援してくれているかの如く
景気よく派手に 桜の花が咲く。


でもでも
春の環境の変化によりやって来る
別れの寂しさや
これからの新たな出会いへの不安や
否応なしに心機一転される日常や・・・

そのような中で見る桜の花は
私にとって 少し重たい。

派手に咲くだけ咲き乱れて
雨風に もろくはかなく散ってゆく
そんなところにも
心の寂しさが増してしまう。


それでもやっぱり春になると
桜の花に魅入ってしまう。
不思議な魅力が桜の花にはある。


もっと桜の花を楽しめるように
私の心を明るく暖かくしていきたいな。

この春の季候のように。




そっと筆をとり 綴ってみる



季節のどかで
心は揺れて
  満開桜が
  目に痛い




Special thanks to namico  〜 Only Good Times 〜 (photography)



iwasakisikibu at 12:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)都々逸 | 卯月に思ふ
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