b410fac0.JPGサルスベリが咲き出しました。「百日紅」と呼ばれるように、これから長い間、その花を楽しませてくれます。ヒメシャラやナツツバキ(ともにツバキ科)、リョウブ(リョウブ科)も別名「サルスベリ」と呼ばれるようです。いずれも幹の表面がつるつるで猿が滑りそうだから、という理由ですが、どちらかというとツバキに似て少しマットな感じがあるので、やはりこのミソハギ科のサルスベリのつるつるさ加減が、サルスベリの名に相応しいように感じます。ちなみにヒメシャラやナツツバキは、ツバキのような小さな花が咲き、リョウブは動物のしっぽのような白い花が咲きます。このサルスベリも床柱に使われますが、リョウブは茶室の落掛や床柱、中柱などによく使われ、その表面の風合いを楽しみます。写真は、頼山陽の書斎「山紫水明処」の前のサルスベリ。