伏見の離れ新築工事、上棟翌日。今日も良い天気。


まず表の破風板の取付け。


そして垂木の取付け。きれいな起くり具合。


今日は垂木や面戸の取付けのお手伝いをさせていただきました。本来なら素人は手を出すべきではありませんが、棟梁の計らいで支障のない範囲の作業をさせていただきました。起くらせた垂木はどれほどの力で押さえつけるのか、面戸の寸法はどの程度の精度で切断し、設置するときにする木殺しの具合はどんなものなのか、実際の作業を経験することは、些細なことであっても設計をする上でとても有意義。こうした経験を次の設計へと活かしていきたい。


とりつけられた面戸。


垂木を切断。


下からの見上げ。垂木は一尺ピッチと少し細かめに設計しています。なぜなら、、


よしずが載るから。今日作業をお手伝いしたのも、よしずが載ったところを早くみたいから(笑)。


広げられたよしず。いい感じです。


よしずの隙間から差し込む陽射し。屋根をガラスで葺いたら、出来上がってもこんな景色が見られますが、今回はガルバリウムで屋根を葺きます。


よしずを踏み抜かないように垂木の上に載っての作業。垂木の上にコンパネなら簡単ですが、よしずを使うと気を使う上に作業が多く手間がかかります。こんな手間のかかる作業をいやがらずにしてくれる大工さんには本当に感謝です。


垂木の上に紐を持って来て又釘で固定。ちょうど垂木の上にくるように、紐をちょっとずつずらす、というジジくさい作業も作業場でしてくれています。


片面が出来上がったところ。やっぱりヨシベニアとは違います。安っぽい小屋になってしまうか、建築主の美意識を表すような建物になるか、が問題。桂離宮/月波楼や雅俗山荘/即庵の葭詰打の天井と、四君子苑の門のつばくろ天井との間くらいの雰囲気になってくれるのでは、と期待しています。その予算では出来ないと言うのは簡単ですが、限られた予算の中で如何に良いものを作るかが設計の仕事、それに答えてくれる職人さんがいることの有り難さ。


今日はここまで。


帰り道の賀茂川。菜の花や月は東に日は西に。三日前が新月なので月も西ですが、綺麗な西日でした。