今日と明日で伏見の離れ新築工事を仕上げる予定。朝現場に向かう大工さんに拾っていただいて一緒に現場へ。


現場に入れられた建具。まだ角が伸びた状態。表からみると紙張障子ですが、


裏はガラス戸。見込みを一寸一分として、紙と硝子の間に一分の隙があります。障子と硝子戸を別々にすると枠廻りがごつくなりますし、引き違いの場合は捻締まりを使いにくい。今回は内外ともに真壁で、予算的にもできるだけ建具工事を減らしたい、ということで、硝子入り障子としてみました。一般の雪見障子は硝子入障子ですので、特別なことではありませんが、意外とこうした窓は少ないかも。


硝子は落とし込み。


今回の建具は大工さんが建て込み。最近は建て込みも建具屋さんがするところが多いと思いますが、昔は、建具屋さんは製作のみ、建て込みは大工さんの仕事だったようです。若い大工さんに、建具建て込み時の注意点を説明する棟梁。どんなところに気をつけながら、どのように調整していくか、後ろで聞いていると勉強になります。


格子越しに窓から見える緑。


今日は電気屋さんの器具取り付けも。土壁部分につくコンセントプレートは利休色。結構目立たない。


妻壁には扁額の代わりに古い瓦を取り付けます。建築主さんに見ていただいて、もうちょっと下、とか、もうちょっと傾けて、と指示をしてもらいます。


建物全景。瓦を支える折れ釘を取付中


瓦が取り付いたところ。妻壁の景色が締ります。


おまけ1。庭のシノブ。


おまけ2。なんだろう?と思って、調べてみるとコケガという蛾の繭らしい。毛虫の時の自分の毛をむしってこんな籠のような繭をつくるのだとか。昆虫の繭や動物の巣は、建築のルーツ。