水辺の茶室。落天井が取付けられました。


落天井の天井高さは五尺六寸(1697)。天井裏の空洞が大きい。


中柱は赤松皮付、壁留はコブシ、天井材は菰黒糸編です。


糸を張って、黒糸編のズレを直す。


真菰の上に杉板を並べ押える。


縁側の下に散水用の蛇口を設置。あちこちから見て、使いやすく、なおかつ、見えない位置を探る。図面ではなかなか決定できない位置、寸法。現場でしか決められない寸法というものがある。


電気屋さんがエアコンの冷媒管を設置してくれた。こちらも茶室からの見えを確認して位置を決定した。