お茶のお稽古。今日はお稽古場で炉開き。茶事形式で、社中の皆さんと。私は前半の亭主役で、炭所望。お炭はNさんにしていただき、持ち寄りの点心をいただいたら、後半は続き薄茶。Tさんが濃茶、途中で入れ替わって、Sさんが薄茶のお点前。

寄り付きのお床は、森寛斎の狸。本席のお花は、ナツツバキの照り葉に、白い椿は八朔。西王母とともに、早く咲く椿。膳所の鶴首。鶴首は活けやすいから、持っていてよい花入。

会はつつがなく済み、後片付け。炉の炭を上げる。先輩の継がれた炭の残りを見て、どのようにするべきかを考える。先生より「枝炭はよけてとっておいてね」。枝炭だけ、慎重に火箸で取り出す。カラカラになった枝炭はまるでお骨(こつ)のよう。「お葬式の時の収骨みたい」と何とはなしにつぶやくと、先生は「そうなのよね。燃え尽きた枝炭の感触は、まさにお骨よね。燃え尽くして、成仏させる。そういった意味が込められているのかも知れないわね。」とのこと。「こうしたことは、まだ若い子に言ってもわからないのよね。ある程度、歳をとらないとわからないことというのもありますね。」炉中には、まだまだ知らない、色々な意味が込められているのかもしれない。

翌日の朝の散歩より。


賀茂川は快晴。


虫喰いの桜葉。


出雲路橋より。


比叡山を見る。


常緑の松と桜の紅葉。


紅葉した桜と川鵜と鷺。