2017年01月17日 : 磐田弓道協会だより

小國神社御弓始祭 (2017)

２０１７年１月１７日火曜日
毎年恒例の小國神社御弓始祭が開催されました。
ＲｅｐＩ欠場のため射初会と同じＨＰ管理者ＲｅｐＫが報告します。
この祭典は毎年１月１７日開催されますので、何曜日になるかは
毎年変わります。
去年は日曜日だったのですごい人数でした。
今年はどうかな～
磐田弓道協会からは１３名の参加でした。
神社の片隅で射場が静かに開始を待っています。

図１　静かに開始を待つ小國神社の射場

平日ながら参加してくれた磐田女子２名。　ありがとうございます。
控室も去年に比べると荷物も少ない様な気がします。

図２－３　会場前と控室

参加者は弓と矢を持って神社社屋の方へ向かいます。
実は本殿で射手だけでなく弓道具もお祓いを受けられます。
本殿入口前でお見掛けしたのは磐田弓道協会会員でもある
衆議院議員のＫ先生ではありませんか。
今年も政治活動ともども弓道の方も宜しくお願いします。

図４　本殿入口

中には広～いきれいな控室があります。
神事の前のひと時を輪になってのんびり過ごします。
写真左手前ののおじさん達『この着物いいね～どこで買ったの？』
てな話で盛り上がっていました。
写真右の磐田女子、飲んでいるのはお酒じゃないよね。

図５ー６　控室にてのんびり

神事の時間が来ました。
参加者は控室から本殿へ廊下を進んでいきます。
だんだん厳かな気持ちが高まっていきます。

図７　本殿へ続く廊下

本殿の中には参加皆さんの弓道具が所狭しと並んでいます。
これから本殿では厳かな神事が繰り広げられますが
写真はこれまでです。

図８　神事を待つ弓道具

本殿での神事が終わると外で奉射神事が行われます。
射手は地元の弓道協会の会員の方々です。
射手は地射手と呼ばれ、太郎・次郎・三郎の三種類の作法があり
それぞれを４名の射手が演じられました。
各２本づつ合計８本の矢が射られます。
普段なかなか見られない古式に則った射は見ごたえがあります。
ＮＨＫを含め各放送局の取材のカメラもたくさんまわっていました。

図９－１２　奉納神事

この神事の矢はすごく御利益があるそうで、矢が放たれると
皆さんすごい勢いで矢に殺到します。
磐田のメンバーも何人かこの矢をゲットしていました。
そういえば矢をゲットしたＫ原さん夕方のＮＨＫの地方版ニュースで
インタビューが放映されていましたね。

図１３　矢に殺到する人々

下の写真の矢は奉納神事の矢ではありません。
今回の御弓始祭に参加すると全員もらえる御札と破魔矢です。
今年もいいことが続きますように

図１４　小國神社の御札と破魔矢

神事がひと通り終わるといよいよお待ちかねの直会（なおらい）です。
直会（なおらい）の会場はかなり登った高台にあります。
皆食べ物の香りにつられてひたすら坂を登ります。
あ～腹減った！

図１５－１６　直会会場への苦難の上り坂と会場

会場に入ると席についていよいよお待ちかねの直会（なおらい）です。
直会（なおらい）とはブリタニカ百科事典によると
神祭りの終了後、司祭者と氏子が神供を降ろして共同飲食すること
となっています。
ただ空腹を満たすための昼食ではありませんよ。
でも、下写真の協会員は直会の意味が解っているのかな？

図１７　さあ、食うぞ！！

神事の直会（なおらい）ですので当然御神酒はつきものです。
この御神酒はよく言う「どぶろく」です。
少し米粒の残った白く濁ったとろりとしたお酒です。
少し炭酸も残ったおいしいお酒です。
皆、美味しいおかずとたしなむ程度に御神酒を頂きました。
あれ！　なんだか御神酒の空徳利の数の多い人がいるような～