2005年07月31日
登山靴の選び方<その2>
そこで登山靴の最適なサイズの選び方をご紹介します。
まず、実際に店頭に行って試し履きできる場合の話すですが、靴を履きましたら、足をつま先に当たるまでいっぱいに詰めてください。そして、かかとに人指し指を入れて、指が1本入るくらいの余裕があれば、それが理想の余裕であり、理想のサイズと言えます。
次には幅などを確認します。とくに当たっり、痛かったりということがなければ、まず問題はないでしょう。幅などに違和感がある場合は、半サイズ上のサイズを履いてみるか、違う種類の靴を履いてみてください。
メーカーや種類が変われば、履き心地も変わります。また、足入れには好みや個人差があるので、いろいろ履き比べて自分に合うものを選びましょう。
店頭で試し履きをして確認してから購入するのが理想ですが、それができない場合は、実寸(素足のサイズ)より1cmは大き目のサイズを選びましょう。素足が24.0cmとするならば25.0cmの靴にする、といった具合です。
ただ、何度も言うようですが、メーカーや種類によって足入れは異なりますので、24.5cmでよい場合や25.5cmでないとダメなこともあるかもしれません。
ですので、実際に足入れができない場合は、その欲しい靴について可能な限り情報を集めましょう。
いずれの方法で購入するにしろ、ソックスの厚みや履き方で、選ぶ靴のサイズが変わってきます。上記の靴の選び方は、中厚手のソックスを1枚履くのが前提です。薄手のインナーソックスとの組み合わせなら、そんなに違いは感じられないと思いますが、厚手のソックスを2枚履くなどされる場合は、さらに大きめのサイズを選ぶことになるでしょう。
また、冬靴の場合は保温性を確保するために、通常より大きめのサイズにすることが多いです。
以上のようにサイズ選びも重要です。“しっかりした靴”、“しっかりしたソックス”、“最適なサイズ”で、楽しい登山をしてください。
→ 山の店 岩と雪 登山靴のラインナップ
2005年07月28日
ピッケルの選び方
また、必要のないのにピケッルを持っていくと、当たり前な話で、重く荷物になるだけです。
では、ピッケルは要らないのでしょうか。もちろん雪山であればピッケルが必要ですし、ピックを突き刺して登るアイスクライミングなどにも使用します。
それでは、雪山デビューしたいという方、また無雪期でもどうしてもピッケルがほしいという方に選び方をご紹介しましょう。
まず形ですが、主に杖代わりや滑落停止などにしか使わない方や、積極的にピックを使う山行(アイスクライミングなど)をしない方は、シャフトがストレートのものがよいです。
さらに、軽量のタイプならより扱いやすいでしょう。ただし、重い方がピックは刺しやすいので、後々、雪山のピークハントや縦走をお考えの方は強度的に考えても、重い(しっかりした)タイプがよいでしょう。
また、ピックで刺しやすいようにシャフトが少しカーブした、アイスクライミングにも対応できるタイプもあります。
長さは、杖代わりに使うのであれば身長から90〜100cm引いた長さ、もしくは手にピッケルを下げて、石突きが地面に着くか着かないか位の長さが適当です。また、クライミングでの使用の場合は短めを選びます。
その他には超軽量のタイプがあります。アルミやチタンといった素材で作られており、シャフトの途中で切ったような形のピッケルもあります。予備的(使うか使わないかわからないとき)に持つには最適です。山岳スキーなどにもよく使用されています。
あとは、アイスアックスやアイスハンマーといったものがありますが、これは読んで字のごとくアイスやミックスルートのクライミングに使用するもので、どちらかと言えば特殊な道具になります。
以前お見かけしたのですが、無雪期に氷壁用のアイスアックスを手に持って歩いている方がおられました。こういったことのないように、道具はしっかり理解してつかいましょう。しかし、承知の上で使ってらしたのなら、よいのですが…。
→ 山の店 岩と雪 ピッケルのラインナップ
2005年07月22日
2005年07月10日
梅雨時の山支度
この時期は何と言ってもじめじめがやっかいですね。
梅雨と一口に言っても、雨が降るばかりでもないようですが・・・
雨具は必携ですが、蒸れにくいGTX素材のものが快適に使えます。
またヤッケの代わりにも使用できますし、年中利用出来て重宝します。
山で使うには上下に分かれた物が一番ですが、その時どきのシーンに
合わせて、使い分けると便利です。
林道など上から真っ直ぐ降ってくる雨の場合は、傘の方が調子イイ時もありますヨ。
2005年07月06日
不思議な交差点
バミューダ海域の魔のトライアングルは世界七不思議に数えられ
たりしてますが、この交差点は何ら関係ないのです。^^;
けど、ちょっと不思議なんですよね・・・
大津駅前から琵琶湖に向かって、緩い坂の中央大通りがあります。
この通りと交差する県庁前の道路は、ここ京町三丁目の交差点より
西へと延びる狭かった道幅が拡がり、一方通行も解消され交通量も
増えてきました。でも交差点内の歩道より中央に近い場所にある
分岐帯はずっとそのまま。
で、これが西から大津駅方面に右折するドライバーの盲点になるのか
よく事故が起きます。道路にペンキでラインが引かれてからは大きな
事故はさすがに減ったようですが、軽いものから一人相撲の破損事故
などは絶え間が無いのです。
分岐帯の大きさは高さ30cmくらい、幅は1〜2m程の変型長方形で
点滅灯が埋め込まれたブロックが組んであり、内には花が植わり、
やはり目立つように点滅灯が付いたカラフルなポールが立っていたり
します。
大きなクラッシュ音で店から出て見ると、セダンが分岐帯に乗り上げ
まるで亀さん状態だったり、ワゴン車が横倒しになり、天を向いた
ドアをバッタンと開けて中からドライバーが戦車から出るような格好で
這い出したり、ダラリと下がったバンパーで、10cm進むのにも大音響を
響かせて動くに動けない車等々・・・
数えたらきりが無く、その度にブロックは崩れポールは倒れもちろん
点滅灯も壊れるのです。いつのまにやら修復され、また壊される、
この繰り返しなのですが。
この分岐帯はどうして存在するのか、それなりに理由はあるので
しょうが、よく分からない当方にとっては不思議なのです・・・