2006年12月04日

ストックはあった方がいい?

さて今回はストックの選び方、使用法などをうんちくします。

まず、ストックは本当に必要なのか?それは無いよりは在った方が良いでしょう。
いきなり結論を出してしまいましたが問題はそこではないですね。

ストック、トレッキングポールなど呼び名はいくつかありますが登山(ハイキング、トレッキング、ウォーキング)においては杖のことです。
伸縮式や折畳み式などいろいろありますが、山向きは長さが調整できる三段の伸縮式がほとんどです。一昔前までは、この手のストックは山岳スキーでよく使用されていました。今では山スキー用のストックも随分変わりました。その辺はまた別の機会に語るとして、
登山のストックですが、一度使ったことがある人ならお解りになると思いますが、有ると無いとでは足腰の負担が随分違います。
特に下りでは必要性を感じるのではないでしょうか?下りでは全体重の2倍以上の衝撃が足腰を襲います。山を下りて来て何のダメージも無い方が不思議なことかもしれません。
一番良いのはストックなしで歩けることで、その方が要らない荷物を待っていかずに済むし、手もフリーになって良いのですが、
例えば“ ネコ足 ”と呼ばれる歩き方があります。極端に言うと絶えず膝を曲げた状態で歩くのですが、ようは足が接地したときの衝撃を逃すような歩き方です。わかりやすく言うと、パントマイムなどで階段やエスカレーターを下に降りていくマネをよく見かけますが、あんな感じです(よけい解り難いですね、失礼しました)。はじめは意識して歩いていると逆に疲れてしまうかも知れませんし、口で言うほど簡単ではないかもしれませんね。  続きを読む