2007年05月31日

登山学校日程

★岩と雪 '07年6月-11月登山学校山行予定★ 
 <プロ・ガイドがあなたの山行きのお手伝いをいたします>
 
 ・ 6月 2日(土)から 3日(日) 八ヶ岳 天狗尾根 ≪八ヶ岳東面の代表的な岩稜です≫ 
 ・ 6月 9日(土)から10日(日) 大峰 神童子谷(沢登り)≪大峰の古典的名渓≫
 ・ 6月17日(日) 鈴鹿 矢原川本流(沢登り)≪鈴鹿一の大滝のある沢です≫
 ・ 6月24日(日) 比良 シン谷(沢登り)≪ゴルジュの発達した渓谷です≫
 ・ 6月30日(土)から7月1日(日) 大峰 八経ヶ岳 ≪大山レンゲの咲く頃です≫
 ・ 7月 8日(日) 湖北 赤坂山
 ・ 7月14日(土)から16日(月) 北ア 西穂から奥穂 縦走 ≪国内屈指の岩稜の縦走となります≫
 ・ 7月22日(日) 鈴鹿 神崎川本流(ゴルジュは泳ぎ、滝はザイルを出して登ります)
 ・ 8月 4日(土)から5日(日) 中央ア 越百山 ≪中ア南部の名峰登山≫
 ・ 8月10日(金)から14日(火) 北ア 上ノ廊下(沢登り)
 ・ 8月19日(日) 比良 口ノ深谷(沢登り)≪比良の沢シリーズ≫
 ・ 8月25日(土)から26日(日) 北ア 前穂高 北尾根
 ・ 9月 1日(土)から2日(日) 中ア 滑川本谷(沢登り)
 ・ 9月 9日(日) 台高 石ヶ平谷 ≪薊岳へ直登する、滝の多い沢です≫
 ・ 9月15日(土)から17日(月) 北ア 奥穂南稜 ≪クラシックルートから奥穂へ≫
 ・ 9月24日(日) 比良 荒谷(沢登り)≪比良の沢シリーズ≫
 ・ 9月30日(日) 鈴鹿 前尾根
 ・10月14日(日) 金毘羅山(クライミング)≪岩登りの基本から始めます≫
 ・10月20日(土)から21日(日) 中ア 駒ヶ岳と宝剣岳 ≪中アの名峰、ゆったり山行≫
 ・10月27日(土)から28日(日) 木曽 南木曽岳と小秀山 ≪木曽路の名峰、紅葉を楽しむ≫
 ・11月 3日(土)から4日(日) 北山 由良川源流(テント泊)≪ゆったりと流れる源流≫
 ・11月11日(日) 鈴鹿 前尾根
 ・11月17日(土)から18日(日) 台高 迷い岳と池小屋山
 ・11月23日(金)から25日(日) 北ア 西穂高岳と焼岳 ≪新雪の岩稜≫


★詳細はこちらをどうぞ。→クリック!
★お申し込み、お問合せは岩雪まで。  

2007年05月23日

岳友との出会い

続き・・・

さて、そんなある時ネギやんが釣り上げた一匹の岩魚の魚拓を取り
それを拡大コピーし数を増やして私に見せたことがある。
この悪戯は、周囲の皆は知っており私だけが知らなかった。
で、「こんな大きなヤツが、またこんなに沢山一体何処で釣れた?」
と喰いつくと、場所は何と私が釣っていたポイントだったと言う。
驚いた私は、「そんな筈がない、釣れる筈がない・・・しかし・・・?」
半分悔し紛れに言葉が出てしまった。
すると、周りの大爆笑と種明かしがあり、「ドッキリ・カメラ」は
これにて終了と相成ったが、何とも楽しいワンシーンだった。
こんな懐かしい思い出をいっぱい残して、彼も若くして病気のために
永眠してしまった。

加藤氏のことは、みんな「ヤッチャン」と呼んだ。
背の高いイケメンであった。
文登研の講師仲間ではあるが、彼とはプライベート山行を共にする
チャンスはなかった。冬季のサガルマータに登頂したが下降時に
行方不明となった。1982年12月のことであった。

  

2007年05月21日

岳友との出会い

1969年、JECC隊の加藤兄弟(滝男・保男の両氏)と根岸知氏、
今井道子氏他2名の合わせて6人は、ヨーロッパアルプス、アイガー北壁
赤い岩壁の直登ルートを初登攀する。日本人クライマーとして大岩壁に
新ルートを開拓したのは、彼等が最初であった。

1970年、5人のメンバーは京都在住の高田光政氏を訪ねた。シャモニで
高田氏と出会った時、日本に帰ったら是非一度遊びに来るようにと誘われ
ていたのだ。その折に私を含めた計8人で京都の寺院仏閣や名所地を巡り
交流を楽しんだ。
7年後の3月、文登研大学山岳部リーダー冬山研修会にて、根岸・加藤保男
両氏と再会をする。
根岸氏を「ネギヤン」と呼び、山登り以外にバイクや渓流釣り、その頃
熱中していたパラグライダー等の趣味が同じということもあり、よく
近藤邦彦氏を含めた3人で空を飛んでいた。
剱岳へのアプローチに別山より剱沢に飛び降り、下山時には室堂を目指す
という具合であった。

・・・・・続く・・・・・