2005年06月15日

登山靴の選び方

皆さんは登山靴を購入するとき迷ったことはありませんか?

ご存知のように安いものから高いものまで、布製のものから革製のものまで様々なタイプがあります。「いったいどの靴が良い靴なのだろう」「どの靴が履きやすいのだろう」「そりゃできれば高価なのがよいけど予算がなぁ」「1回しか行かないのに、こんなしっかりしたものが要るのかな」「やっぱり靴は出来るだけ軽いほうが良いだろう」などなど疑問をお持ちのことかと思います。

それでは登山靴の選び方をご紹介しましょう。
ポイントは3つほどあります。まず、しっかりと足首までフォローするハイカットのものを選びましょう。ハイキング、トレッキング…言葉はいろいろありますが、山に入れば立派な登山です。カットが浅いものよりは深い方が疲れにくく、怪我も起きにくくなります。

そして次には、全体の造りが堅い、つまりしっかりしているものを選んでください。やはりアッパーの造りがしっかりしているのは基本ですが、見てもらいたいところはソールです。ソールが軟らかいよりは堅い方が、これまた疲れにくく、グリップ力も増してスリップや足をぐねったりなどのトラブルも回避しやすいです。分からなければとりあえず手にとって触ってみることです。なるほどと種類によって違いがわかるはずです。

そして3つめは防水性です。一番違いが分かりやすいのは、GORE-TEXまたはゴアに準ずる素材が使われているかどうかですね。ゴアが使用されているとどうしてもコストが高くなるのですが、防水性もかなり高くなります。ゴアのマークが付いているか確認してください。

以上のように靴がしっかりすればするほど、重量は重くなってきます。また、価格は最低でも¥14,000_以上はするでしょう(¥10,000くらいのものもありますが、防水性以外は期待できません)。しかし、軽いものはダメ、安いのはダメ、と言っているわけでは決してありません。好みや使い勝手を考慮してもらえば良いと思います。例えば、街中や平坦な所しか行かないとなればむしろ軽いほうが良いだろうし、ソールも堅すぎないほうが良いでしょう。何より足入れが大事なので、出来れば実際に履いて選ぶのが理想です。メーカーや種類が変われば足入れも変わります。思っていたサイズより、外れることもあるでしょう。

絶対に¥14,000以上の靴でないとダメということではないのです。
以上のことを参考に選んでみてください。


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