2005年06月19日

ソックスの重要性

登山では一般的にやや厚手のソックスを履くことはご存知の方も
多いと思います。ではなぜ薄手では駄目なのでしょうか。

なぜならソックスは足の保護のために履くからです。

登山では思っている以上に足に負担が掛かっています。
ソックスは足と靴との間の緩衝材、クッション役というわけです。
ですからソックスは薄手よりは厚手の方がより良いと言えます。

ただしここで気をつけていただきたいことが一つあります。
それは綿のソックスは絶対に履かないということです。
ただ厚みがあれば良いというだけではないのです。綿は汗などで
湿ってもなかなか乾きません。そのままの状態で歩き続けていると
摩擦抵抗が増え、靴擦れなどの原因になります。

登山用のソックスは化繊ウールを選びましょう。また、
極端に分厚いタイプも軽登山では必要ないでしょう。

ソックスの厚みはメーカーや種類によってもちろん違いますが、
大きく薄手、中厚手、厚手の3つに分けられます。一般的には
中厚手を1枚履くだけで十分です。
冬靴のようなよりハードな靴を履くときや、好みに応じて2枚履く方もいます。
また近頃では中厚手の下に薄手の5本指ソックスを履く方も増えて
きてます。踏ん張りがかなり利くようです。

たかがソックスでも、その日の登山が楽しいかそうでないか、
大きく左右させるほど重要です。つまりここでも言えることは
以上のことはあくまで参考にしてもらって、ご自分に合った履き方や
ソックスを探してください。