IYEOでは、活動充実のための財政強化を目的に、「IYEOキフギフト」プロジェクトを実施しています。
IYEOキフギフト~つながるIYEO、つながるおいしさ~
IYEOでは、活動充実のための財政強化を目的に、「IYEOキフギフト」プロジェクトを実施しています。
日本青年国際交流機構(IYEO)の本部役員と運営委員が、団体のユニークさや活動の面白さについて発信するリレーブログです。 2014年7月より、週1のペースで更新していきます!
顧問 大河原 友子
昨今、国際交流事業は数え切れない程ありますが、内閣府青年国際交流事業の一番の特徴は「事後活動」が充実している事だと思います。
皆さん「事後活動」と聞いてどんなイメージをお持ちですか?
「なんか難しそう~面倒くさそう」と思う人もいるかもしれませんが、IYEOには全国の魅力的な仲間と楽しく学べる活動がたくさんあるので、全国の皆さんに是非お勧めしたいです。
内閣府青年国際交流事業の国内プログラム、社会貢献活動、各都道府県の受け入れ事業、ホストファミリ-、プログラムの実行委員・・と、様々な機会があります。 又は日本全国で行われるブロック大会や全国大会、および各青年国際交流事業の国際大会に参加するのも良いと思います。
2015年度 世界青年の船 国際大会(フィジーにて)
IYEO活動に参加していると、自分が参加した内閣府事業以外の人との出会いも多く、日本全国はもとより世界中に人脈が広がり、自分の世界がどんどん広がっていきます。いろいろなプログラムに関わり、裏方業務を体験することで、自分の参加した事業の意義や目的をより明確に理解することができます。
チームワークで物事を作り上げる達成感を共有したり、仕事や様々な社会活動に役立つスキルも身につけることができたり。
正に“win-win”で自分を高めていける活動なのです。
私は1987年に「第14回東南アジア青年の船」に参加しました。
毎日が出会い、感動、発見の日々で、本当に貴重な経験をしました。しかし今思えば、青年として参加している時は精一杯楽しんだけれども、プログラムの意義についてはあまり深く理解できていなかったように思います。
翌年、総務庁(現
内閣府)にてプログラムを作る側として働き、管理部(運営スタッフ)として乗船する機会を得ました。
その経験により、事業が日本と関係国はもとより、各自治体、各国の事後活動組織、受け入れ委員会、ホストファミリー、訪問施設等、数え切れない程の人達(ほとんどがボランティア)に支えられて成り立っている事が分かりました。又、事業のプログラムは青年達に無限のチャンスを与え、各国のリーダーを養成するように深く考えられていて、まさに青年育成を目的とする偉大な事業である事を再確認することができました。
同じ事業でも関わる立場が変わると、今まで気がつかなかったことに気づき、そこから又新たな展開があるのです。物事を多角的に捕らえる必要性と大切さに気づかされました。
5回の管理部(運営スタッフ)乗船、航空機派遣でジンバブエ団団長、SSEAYP International(※1)事務局長、IYEO会長、YLS(※2)実行委員長等、いろいろな形で交流事業を作り上げる側として関わらせていただいたお陰で、多くの事を学ぶ機会に恵まれました。
日本代表として青年育成の事業に参加した皆さんなら、社会貢献の第一歩と思い、是非何らかの形でIYEOに関わってみましょう。私達の活動を次世代に継続していく為にも、メンバー達にはIYEO活動は「ライフワーク」だという意識を持っていだだきたいのです。
2年前には娘も「東南アジア青年の船」(SSEAYP)に参加し、文字どおり我が家は「SSEAYP family」となりました。この年は私の第14回事業の同期から3人も Jr が参加し、親達も3家族揃ってシンガポールで開催されたリユニオンに参加しました。
最近は二世、三世の事業参加者も珍しくなくなっています。これからも日本全国のIYEO会員と世界に繋がるネットワークを繋いでいきたいです。
第14回東南アジア青年の船から、第40回にJr.が3人参加!
より良い社会を作る為の小さな種を沢山蒔き、世界中の仲間達と共に実現に向けて進んで行きたいです。
この小さな種が数多く実ることが、やがて世界の平和に繋がると信じて。Peace
on Earth.
※1:SSEAYP International
IYEOとASEAN参加国との「東南アジア青年の船」事後活動組織。国際的なネットワークを確立して社会に貢献するべく設立される。
※2:YLS
日本・ASEANユースリーダーズサミットの略。「東南アジア青年の船」事業の日本国内活動の一環として実施されます。