2012年01月09日
Fujimi FZR750 TECH21

プラモを最後に完成させたのはもう何年前だろうか。ツールも仕舞いこんでしまって新しくキットを買うのも控えておりました。しかしこちらのキットは完成させるかどうか考える前に購入してしまいました。
1985年と言えば空前のバイクブーム、レーサーレプリカが街中を走り回り、ツーリングカップルなどを尻目にバイトにいそしんでいつか自分もと憧れていた高校生の頃のワタクシの記憶が蘇ります。
こちらのキット、8耐全盛期にケニーロバーツと平忠彦のペアで話題をさらったあのバイクです。当時、バイクプラモと言えばタミヤだったのでタミヤからの発売を心待ちにしていたファンも多かったのではないでしょうか。
しかし、タミヤはCBRやVT,NSRやMVXまでキット化しながら遂にヤマハはFZもFZRもTZRもキット化しなかったよな。FZRは250のフェーザーはキット化したけれど、とてもファンの方を向いたリリースでは無かったよな。
そして長年の時を経てフジミから堂々のリリースです。

比較的枠の多い仕様ですが、ちょっと定価設定は高めですかね。まぁ、キット化してくれただけでワタクシの世代のバイクファンは感涙なのでしょうが。
カウルパーツを変に青で抜かないで白で成型してくれたことは感謝です。タミヤのマツダ787Bの様な妙な色で抜かれると後で塗装で苦労しますので。。。
デカールも長期保存可能なように別包装されています。昔のキットは説明書に貼りついて最初から使えない場合も多かったけど、最近はきちんと配慮されています。

ってか、最近タミヤが全然元気がなくて、フジミやハセガワ、アオシマ辺りがかつてのタミヤの意思を継いだような状況なんだけど、どうなってるんでしょうか。タミヤも出す時はこないだの戦艦大和の様にとんでもな大作をだしてくるんだけど、それ以外はラジコンと金型メンテの為の再販ばかり。

これ以外にもインターネットで実車の写真を見ることが出来ます。ディテールアップに使えそうな写真が沢山掲載されています。
実車はカウルの裏側は無塗装なんだけど、プラモは無塗装だとしまりがないので黒で塗るのが無難か。ただし、完全な黒をそのまま塗らずに黒に近いグレーを塗る方がそれっぽく見えます。

このTECH21のカラーは調合で作るのは大変面倒なのでこれはありがたい商品です。後はフジミからエッチングパーツが発売されると思うんだけど、未だアナウンスありませんねぇ。
待ってますよフジミさん、作る予定無いけど、出たら一応買いますんで。