昔、同じ校舎にいたメンバーと、久しぶりに顔を合わせるテンション急上昇なイベント、同窓会。しかもそれを機に彼女までできちゃう人が増えているらしい！　友情も恋も盛り上がるなんて聞いたら、同窓会、今すぐやるしかないじゃないか！というわけで、いまどきの同窓会事情を徹底調査してみた。

「同窓会にこれまで参加したことがあるか」についてアンケートをとってみると、回答者のうち84％が「参加経験がある」と回答。なかには10回以上出席経験があるというつわものも……。さらに、女子限定に「同窓会に出会いを期待しますか？」という問いを投げたところ、31％が「強く期待する」「多少期待する」とのこと。つまり、3割以上の女子たちが、同窓会での出会いを望んでいるわけだ。

同窓会の企画、参加者の取りまとめ等の幹事代行サービスをおこなう「同窓会ネット」代表取締役の伊丹正人氏は、「2004年の設立当初には20件ほどだった取扱件数が、2010年には400件程度になりました。利用者の世代では若い世代が増えていて、今は30代が5割を占めており、20代の利用者も2割いらっしゃいます」。

　そこで、同窓会のプロフェッショナルである伊丹氏に「同窓会でモテる秘訣」についてズバリ教えてもらった。「借りてきたような服を着て、見た目を飾り立てるのではなく、面倒見の良さや心の広さなど内面の成長を見せるのが一番ではないでしょうか。相手は昔の自分を知っている人たちですから、無理して取り繕っても見抜かれてしまいます。」旧知の仲であるからこそ、カッコつけても無駄ということ！

　そこで、実際に大学時代の映画研究のサークル仲間であるY子さんと「同窓会LOVE」で結婚したという編集者のK男に、二人が再会するきっかけとなった同窓会の様子を聞いてみた。

「当時仲のよかった大学サークルのグループで集まりました。10人くらいでかなりこぢんまり。場所はフツーの居酒屋さん。全然堅苦しくなかったから、すぐにみんな打ち解けられました」（K男）

――同窓生とつき合って、よかった点を教えて下さい。

「共通の友達がいるので、話が自然と盛り上がります。それに生活環境や価値観が似ているから、結婚にもつながりやすいと思う」（Y子さん）
「昔の自分を知っていてくれる彼女の前だと飾らなくていい。ありのままの自分でいられて安心感があるんです。同窓会LOVE、おすすめです！」（K男）
　
【MEN’S NON-NO4月号（3月10日発売）『今、ちまたで大増殖!!　同窓会LOVE』より】