Comfort Ye 井田 泉

Comfort Ye(慰めよ、あなたがたが) 旧約聖書・イザヤ書第40章1節

日ごとの聖句799 主よ、憐れんでください 2017/8/20〜26

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2017年8月20日(日)聖霊降臨後第11主日    マタイ15:21-22
イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て叫んだ。

8月21日(月)               マタイ15:22
女は、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。

8月22日(火)               マタイ15:23,25
イエスは何もお答えにならなかった。しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。

8月23日(水)               マタイ15:28
イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。

8月24日(木)使徒聖バルトロマイ日      詩編30:11
主よ、耳を傾け、憐れんでください。主よ、わたしの助けとなってください。

8月25日(金)                イザヤ55:7
主に立ち帰るならば、主は憐れんでくださる。わたしたちの神に立ち帰るならば、豊かに赦してくださる。

8月26日(土)                ヨエル2:17
祭司は神殿の入り口と祭壇の間で泣き、主に仕える者は言うがよい。「主よ、あなたの民を憐れんでください。」

説教者としてのわたしの歩み

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以前に『福音と世界』に書いた文章です。
(写真は京都復活教会礼拝堂)

本文 → 説教者としてのわたしの歩み

歴史を忘れない 2017長崎原爆の日

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2017年8月9日 奈良基督教会
「長崎原爆の日 平和の祈り」メッセージ


72年前に広島、長崎で投下された原子爆弾によって命を失った人々を覚えて祈りましょう。

すべて世にある人また世を去った人の父なる神よ、
72年前に広島、長崎に投下された原子爆弾によって
命を失った人々の死を悼(いた)み、
その魂を主のみ手にゆだねます。
わたしたちがその犠牲をむなしくせず、
世界の平和の実現と核兵器の廃絶を求め、
また人の魂にまごころと愛が満ちることを願い求めて歩むようにしてください。
主イエス・キリストによってお願いします。アーメン

点鐘 8:15(8月6日) 11:02(8月9日)

司式者 亡くなった人びと、ことに広島、長崎の原爆犠牲者に
    永遠の平安と慰めをお与えください。
    またそのうちに含まれる外国人、
    ことに韓国・朝鮮人被爆者を顧みてください。
 会衆 主よ、お聞きください


 72回目の原爆記念日を迎えました。
 1945年当時、広島の人口は約35万人、そのうち約14万人が犠牲となったと言われます。長崎の人口は約24万人、そのうち約7万人が犠牲となったと言われます。

 歴史の記憶は、意識しなければ消え去ってしまいます。痛ましい事実も、むごく苦しめられた人々のうめきも、なかったことになってしまいます。しかも、それを「なかったことにしたい」人々がいます。しかしそのようなことは許されません。

 わたしたちは主日ごとに主イエスの受難と復活を記念して聖餐式を行います。主イエスの出来事を絶対になかったことにせず、生き生きと記憶し、よみがえらせるためです。それが信仰の営みです。ここから繰り返し新しい歩み出しが起こります。

 ところでこの8月7日、国連では「核兵器禁止条約」が122カ国の賛成で締結されました。条約は前文で「核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道上の帰結を憂慮する」とし、「核兵器を完全に除去する」必要性を強調。広島、長崎の被爆者の訴えをくみ取り、「核兵器使用の被害者(ヒバクシャ)と核実験の被害者の受け入れがたい苦しみと被害に留意する」との文言も盛りこまれました。

 会議を主導した南アフリカの代表は「被爆者がいなければここまで来られなかった」と述べ、被爆者らの条約制定への働きかけをたたえたとのことです。

 しかし日本政府はこれに参加しませんでした。被爆国としての責任と使命を裏切るものとしか思えません。

 わたしたちは戦争の悲惨と過ち、原爆の悲劇と悪を繰り返すことがないように、平和の実現を求めて歩みたいと願います。

日ごとの聖句798 ヨナの祈り 2017/8/14〜19

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  上野聖ヨハネ教会





2017年8月13日(日)聖霊降臨後第10主日    ヨナ書2:1
さて、主は巨大な魚に命じて、ヨナを呑み込ませられた。ヨナは三日三晩魚の腹の中にいた。

8月14日(月)               ヨナ書2:2-3
ヨナは魚の腹の中から自分の神、主に祈りをささげて、言った。
苦難の中で、わたしが叫ぶと、主は答えてくださった。

8月15日(火)主の母聖マリヤ日         ルカ1:28
天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」

8月16日(水)                ヨナ書2:5
わたしは思った。あなたの御前(みまえ)から追放されたのだと。生きて再び聖なる神殿を見ることがあろうかと。

8月17日(木)                ヨナ書2:8
息絶えようとするとき、わたしは主の御名(みな)を唱えた。わたしの祈りがあなたに届き、聖なる神殿に達した。

8月18日(金)                ヨナ書2:10
わたしは感謝の声をあげ、いけにえをささげて、誓ったことを果たそう。救いは、主にこそある。

8月19日(土)                ヨナ書2:11
主が命じられると、魚はヨナを陸地に吐き出した。

日ごとの聖句797 祈るために 2017/8/6〜12

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2017年8月6日(日)主イエス変容の日         ルカ9:28
この話をしてから八日ほどたったとき、イエスは、ペトロ、ヨハネ、およびヤコブを連れて、祈るために山に登られた。

8月7日(月)                    ルカ9:29
祈っておられるうちに、イエスの顔の様子が変わり、服は真っ白に輝いた。

8月8日(火)                 使徒言行録2:42
彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。

8月9日(水)                    ルカ22:32
「わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」

8月10日(木)                   ルカ26:36
イエスは弟子たちと一緒にゲツセマネという所に来て、「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここに座っていなさい」と言われた。

8月11日(金)                   詩編80:5-8
万軍の神、主よ、あなたの民は祈っています。
御顔の光を輝かせ、わたしたちをお救いください。

8月12日(土)                   ヤコブ5:13
あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌をうたいなさい。

日ごとの聖句796 聞き分ける心を 2017/7/30〜8/5

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2017年7月30日(日)聖霊降臨後第8主日   列王記上3:9
「どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、この僕に聞き分ける心をお与えください。」

7月31日(月)              列王記上3:11
神は言われた。「あなたは自分のために長寿を求めず、富を求めず、訴えを正しく聞き分ける知恵を求めた。」

8月1日(火)              列王記上3:12
「見よ、わたしはあなたの言葉に従って、今あなたに知恵に満ちた賢明な心を与える。」

8月2日(水)               ヨハネ10:27
わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。

8月3日(木)                詩編5:2-3
主よ、わたしの言葉に耳を傾け、つぶやきを聞き分けてください。 わたしの王、わたしの神よ、助けを求めて叫ぶ声を聞いてください。

8月4日(金)              イザヤ32:3-4
見る者の目は曇らされず、聞く者の耳は良く聞き分ける。
軽率な心も知ることを学ぶ。

8月5日(土)              イザヤ33:19-20
あの傲慢な民をあなたはもはや見ない。その民の唇は重くて聞き分けることができなかった。シオンを仰ぎ見よ、我らの祝祭の都を。

知恵は神の友と預言者を育成する ──旧約聖書続編「知恵の書」をひもとく

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2017年7月23日 奈良基督教会
2017年7月25日 奈良朝祷会
旧約聖書続編「知恵の書」についての説教・講話です。

全文 → 知恵は神の友と預言者を育成する ──旧約聖書続編「知恵の書」をひもとく

 旧約聖書続編に「知恵の書」という書物があります。「ソロモンの知恵」とも呼ばれるものですが、あまり触れる機会がないかもしれません。今日は、この「知恵の書」をひもといてみたいと思います。
 この書物は、エジプトのアレクサンドリアのユダヤ人によって書かれたと言われます。イエスさまの誕生より50年前から100年前くらいの間に書かれたそうです。

 まず冒頭はこう始まっています。
「1:1 国を治める者たちよ、義を愛せよ、
善良な心で主を思い、
素直な心で主を求めよ。」


 これは今の日本の為政者、政治家に聞かせたい言葉です。不正、ごまかし、欲望、そして戦争するための国づくり……。どこに義があるのか。どこに善良な心があるのか。
「義」とは、神さまが願われるところを求め、それに従って生きることです。
……

日ごとの聖句795 「知恵の書」から 2017/7/24〜29

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2017年7月23日(日)聖霊降臨後第7主日   知恵の書12:18
力を駆使されるあなたは、寛容をもって裁き、大いなる慈悲をもってわたしたちを治められる。

7月24日(月)              知恵の書12:19
神に従う人は人間への愛を持つべきことを、あなたは御民(みたみ)に教えられた。そして御民に希望を抱かせ、罪からの回心をお与えになった。

7月25日(火)使徒聖ヤコブ日        知恵の書1:1
国を治める者たちよ、義を愛せよ。善良な心で主を思い、素直な心で主を求めよ。

7月26日(水)               知恵の書1:14
生かすためにこそ神は万物をお造りになった。世にある造られた物は価値がある。滅びをもたらす毒はその中にはない。

7月27日(木)               知恵の書6:12
知恵は輝かしく、朽ちることがない。知恵を愛する人には進んで自分を現し、探す人には自分を示す。

7月28日(金)               知恵の書6:16
知恵は自分にふさわしい人を求めて巡り歩き、道でその人たちに優しく姿を現し、深い思いやりの心で彼らと出会う。

7月29日(土)              知恵の書7:7-8
わたしは祈った。すると悟りが与えられ、願うと、知恵の霊が訪れた。わたしは知恵に比べれば、富も無に等しいと思った。

神に対して生きている

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2017年7月2日
聖霊降臨後第4主日
奈良基督教会での説教です。

ローマ6:3−11

全文 → 神に対して生きている

 わたしたちの教会は先週、創立130周年を記念して礼拝をささげ、神さまを賛美し、先輩たちの信仰の労苦を感謝しました。同時にこの教会に新しく6名の堅信、ひとりの初陪餐者が与えられたことをともに喜び祝いました。礼拝、祝会、130周年記念誌、その他さまざまな面で多くの方々が祈りと奉仕をささげてくださったことを心から感謝します。

 記念礼拝と祝会は終わった。しかしただ終わったのではありません。ここから新しい教会の歴史が始まったのです。神さまの祝福と使命を受けて、将来に向かって歩んで行きましょう。
 
 ところで教会創立130周年記念の一環として、公開聖書講座を昨年から開始し、この5月には第6回として「ローマの信徒への手紙」を取り上げました。十分な準備したとはとうてい言えませんが、しかしそれでもローマ書の中の核心部分、言い換えれば、ローマ書の中に燃える神の愛の火について触れたものです。(全文原稿を印刷したものがありますから、参加されなかった方もご一読くださればありがたく思います。)
 この聖書公開講座を思いついたひとつのきっかけがあります。
……

父よ、あなたをほめたたえます

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2017年7月9日
聖霊降臨後第5主日
奈良基督教会での説教です。

全文 → 父よ、あなたをほめたたえます

「そのとき、イエスはこう言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。』」マタイ11:25

 今日の福音書の冒頭で、このようにイエスは祈っておられます。その祈りは賛美の祈りです。

「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます」

 このとき、イエスさまはどのような表情をしておられたのでしょうか。聖書には直接書かれてはいません。だいたい聖書を読むとき、わたしたちはイエスさまの表情を考えたり思い浮かべたりすることがあるでしょうか。でも今はあえて想像してみます。そのときのイエスさまの表情は? 目は開けておられたか閉じておられたか。手は組んでおられたか合わせておられたか。それとも両手を上げておられたか。何も書かれていないのですから、唯一の正しい答えはなく、どう想像したとしても誤りではありません。

 けれどもわたしはこのように想像します。イエスは喜びに満ちてほほえんでおられた。場所は戸外で、目は開いて天に注がれていた。両手は開いて上に向けられていた。
……
 


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奈良基督教会牧師
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富坂キリスト教センター・日韓キリスト教関係史研究会主事
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