聖書の中の川をたどってみることにします。原則的に聖書に出て来る順番としますが、気が変わることがあるかもしれません。気楽に長く続けるつもりです。
聖書は大きく旧約聖書と新約聖書に分かれています。旧約聖書はイエス・キリスト以前の文書で39巻、新約聖書はイエス・キリスト以降で27巻あります。計66巻。「サンクニジョウシチ」と覚えるといいでしょう。旧約聖書と新約聖書の間に「旧約聖書続編」というのがありますが、これには十余りの文書が含まれます。
聖書の中の最初の川はエデンの園を流れています。エデンは神が造られた園で、ここで最初の人、アダムとエバが創造されました。
「水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。」創世記2:6
ここから川が流れ出てエデンの園を潤し、そこで分かれて、四つの川となっていきます。
「第一の川の名はピションで、金を産出するハビラ地方全域を巡っていた。その金は良質であり、そこではまた、琥珀の類やラピス・ラズリも産出した。第二の川の名はギホンで、クシュ地方全域を巡っていた。第三の川の名はチグリスで、アシュルの東の方を流れており、第四の川はユーフラテスであった。」創世記2:11‐14
第一のピションは実際にどの川を指すのか不明です。「ハビラ地方」とはアラビアを指すそうです。川は貴金属や宝石の産出と関係づけられています。
第二のギホンはおそらくナイル川でしょう。クシュとはエチオピアのことです。
第三のチグリスと第四のユーフラテスは知っている名前です。
水は人の命にとってなくてはならないもの。川は人の営みを支え、育むものです。神が創造されたエデンの園から、川が四つに分かれて世界に流れ広がる。逆に言うと、世界の多様で大きな広がりは、神の創造に源を発している。わたしたちの命と生活、働き、また力が、神の創造から来ていることを思います。
聖書は大きく旧約聖書と新約聖書に分かれています。旧約聖書はイエス・キリスト以前の文書で39巻、新約聖書はイエス・キリスト以降で27巻あります。計66巻。「サンクニジョウシチ」と覚えるといいでしょう。旧約聖書と新約聖書の間に「旧約聖書続編」というのがありますが、これには十余りの文書が含まれます。
聖書の中の最初の川はエデンの園を流れています。エデンは神が造られた園で、ここで最初の人、アダムとエバが創造されました。
「水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。」創世記2:6
ここから川が流れ出てエデンの園を潤し、そこで分かれて、四つの川となっていきます。
「第一の川の名はピションで、金を産出するハビラ地方全域を巡っていた。その金は良質であり、そこではまた、琥珀の類やラピス・ラズリも産出した。第二の川の名はギホンで、クシュ地方全域を巡っていた。第三の川の名はチグリスで、アシュルの東の方を流れており、第四の川はユーフラテスであった。」創世記2:11‐14
第一のピションは実際にどの川を指すのか不明です。「ハビラ地方」とはアラビアを指すそうです。川は貴金属や宝石の産出と関係づけられています。
第二のギホンはおそらくナイル川でしょう。クシュとはエチオピアのことです。
第三のチグリスと第四のユーフラテスは知っている名前です。
水は人の命にとってなくてはならないもの。川は人の営みを支え、育むものです。神が創造されたエデンの園から、川が四つに分かれて世界に流れ広がる。逆に言うと、世界の多様で大きな広がりは、神の創造に源を発している。わたしたちの命と生活、働き、また力が、神の創造から来ていることを思います。