Comfort Ye 井田 泉

Comfort Ye(慰めよ、あなたがたが) 旧約聖書・イザヤ書第40章1節

2012年08月

日ごとの聖句540 新しい歌を 2012/9/2〜8

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2012年9月2日(日)聖霊降臨後第14主日        詩編33:3
新しい歌を主に向かってうたい、美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。

9月3日(月)                    詩編40:4
主はわたしの口に新しい歌を、わたしたちの神への賛美を授けてくださった。人はこぞって主を仰ぎ見、主を畏れ敬い、主に依り頼む。

9月4日(火)                    詩編96:1-2
新しい歌を主に向かって歌え。全地よ、主に向かって歌え。主に向かって歌い、御名をたたえよ。

9月5日(水)                    詩編98:1
新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。右の御手、聖なる御腕によって、主は救いの御業を果たされた。

9月6日(木)                ヨハネの黙示録5:8
彼らはおのおの、竪琴と、香のいっぱい入った金の鉢とを手に持って、小羊の前にひれ伏した。この香は聖なる者たちの祈りである。

9月7日(金)                ヨハネの黙示録5:9
彼らは新しい歌をうたった。「あなたは、屠(ほふ)られて、あらゆる民族と国民の中から、御自分の血で、神のために人々を贖(あがな)われました。」

9月8日(土)                    詩編144:9
神よ、あなたに向かって新しい歌をうたい、十弦の琴をもってほめ歌をうたいます。

ティンダル訳英語新約聖書 1526年版 

NTTyndale


ウィリアム・ティンダルの1526年版英訳新約聖書ファクシミリ版を手に入れました。

ドイツで印刷され、秘密裏にイングランドに持ち込まれてものすごい勢いでひろがったものです。

ヨハネ福音書の最初のところをお目にかけます。

この聖書がドイツにおけるルター聖書同様に、宗教改革の力となり、また近代英語の基礎となったものと言われます。1611年の欽定訳の元となったものです。

日ごとの聖句539 朝ごとに 2012/8/26〜9/1

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2012年8月26日(日)聖霊降臨後第13主日     イザヤ書30:21
あなたの耳は、背後から語られる言葉を聞く。「これが行くべき道だ、ここを歩け」と。

8月27日(月)                  イザヤ書33:2
主よ、我らを憐れんでください。我々はあなたを待ち望みます。朝ごとに我らの腕となり、苦難のとき、我らの救いとなってください。

8月28日(火)                  イザヤ書33:5
主は、はるかに高い天に住まわれ、シオンに正義と恵みの業を満たされる。

8月29日(水)                  イザヤ書33:6
主はあなたの時を堅く支えられる。知恵と知識は救いを豊かに与える。主を畏れることは宝である。

8月30日(木)                 イザヤ書33:22
まことに、主は我らを正しく裁かれる方。主は我らに法を与えられる方。主は我らの王となって、我らを救われる。

8月31日(金)                 イザヤ書35:1 荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ。砂漠よ、喜び、花を咲かせよ。野ばらの花を一面に咲かせよ。

9月1日(土)                  イザヤ書35:2
砂漠はレバノンの栄光を与えられ、カルメルとシャロンの輝きに飾られる。人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。

広島・長崎 原爆の日のための祈り

2012年8月6日(月)、および8月9日(木)
奈良基督教会礼拝堂にて

 2日間で合計約20名の参加がありました。

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(沈黙)

 広島の当時の人口は約35万人、そのうち約14万人が犠牲となったと言われます。
 長崎の当時の人口は約26万人、そのうち約7万人が犠牲となったと言われます。

出来事──広島の爆心地で

「……爆心地500m圏内では閃光と衝撃波が殆ど同時に襲った。巨大な爆風圧が建築物の大半を一瞬にして破壊した。木造建築は全数が全壊した。鉄筋コンクリート建築である産業奨励館は垂直方向の衝撃波を受けて天蓋部は鉄骨を残して消失、一部の外壁を残して大破した。相生橋や元安橋の石の欄干も 爆風で飛ばされた。また強力な熱線により屋外にいた人は、内臓組織に至るまで全身の水分が蒸発・炭化し、遺体が道路などに大量に残された。爆心地を通過していた路面電車は炎上したまま遺骸を乗せて、慣性力で暫く走り続けた。吊革を手で持った形のままの人や、運転台でマスター・コントローラーを握ったまま死んだ女性運転士もいた。爆心地での生存者は極僅かであるため、詳細な実態報告は少ないが、投下直後は一寸先も見えない闇の世界であったという。原子雲と爆風で舞い上げられた大量の粉塵が太陽の光を完全に遮断したためである。その闇の中で、高温に熱せられた木造建築物等の発火が始まった。……」
                ウィキペディアから

詩編第42編(交唱)


祈り
67年前に広島、長崎で投下された原子爆弾によって命を失った人々を覚えて祈りましょう。

すべて世にある人また世を去った人の父なる神よ、67年前に広島、長崎に投下された原子爆弾によって命を失った人々の死を悼(いた)み、その魂を主のみ手にゆだねます。また、私たちがその犠牲をむなしくせず、悲しむ者を慰め助け、ともに主による平和を追い求めさせてください。主イエス・キリストによってお願いします。アーメン
(2012年8月5日 「広島平和礼拝2012」実行委員長 司祭 オーガスチン 小林尚明)

点鐘
 参加者全員、交代で
 時間を例えば5分間と決めてもよい。
 あるいは、当時の人口+犠牲者の数を打ってもよい。


(次の祈りを用いてもよい)

アッシジのフランシス「平和の祈り」

主よ、
わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみのあるところに愛を、
争いのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びを、
  蒔くものとしてください。

聖なる主よ、
慰められるより慰めることを、
理解されるより理解することを、
愛されるより愛することを、
  より多く、わたしが求めますように。

わたしたちは、与えることのなかで受け、
ゆるすことのなかでゆるされ、
死ぬことのなかで
新しく生まれて永遠のいのちに至るのですから。
主キリストによって。アーメン        (井田 泉 訳)

祈り
真理と平和の源である神よ
あなたの愛と平和をこの世界に満たしてください。
わたしたちとすべての人の心に平和を愛するまことの愛を燃やしてください。
あなたを畏れ敬う霊をお与えください。
どうか今、戦争、弾圧、災害などのために家族や住まいを失った人びと、離散させられた人びと、また飢えと暑さや寒さ、暴力や虐待、不安と恐れのうちにある人びとを顧み、あなたの救いのみ業を現わしてください。
亡くなった人びとに永遠の平安と慰めをお与えください。
あなたが今も平和の実現のために働いておられることを信じます。
私たちもまた犠牲をむなしくせず、平和を求め、平和を造り出す者として歩むことができますように。
神のみ子イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

主の祈り

祝祷

(原爆投下の時間、奈良の多くの鐘が鳴らされました。教会の鐘とお隣の興福寺の鐘は、平和のために祈りを合わせているように聞こえました。)

日ごとの聖句538 主を待ち望む人の幸い 2012/8/19〜25

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2012年8月19日(日)聖霊降臨後第12主日     イザヤ書30:15
イスラエルの聖なる方、わが主なる神は、こう言われた。「お前たちは、立ち帰って、静かにしているならば救われる」と。

8月20日(月)                 イザヤ書30:15
わが主なる神はこう言われた。「安らかに信頼していることにこそ力がある」と。

8月21日(火)                 イザヤ書30:18
主は恵みを与えようとして、あなたたちを待ち、それゆえ、主は憐れみを与えようとして、立ち上がられる。

8月22日(水)                 イザヤ書30:18
まことに、主は正義の神。なんと幸いなことか、すべて主を待ち望む人は。

8月23日(木)                 イザヤ書30:19
まことに、シオンの民、エルサレムに住む者よ、もはや泣くことはない。主はあなたの呼ぶ声に答えて、必ず恵みを与えられる。


8月24日(金)使徒聖バルトロマイ日       イザヤ書30:19
シオンの民よ、もはや泣くことはない。主がそれを聞いて、直ちに答えてくださる。

8月25日(土)                 イザヤ書30:20
あなたを導かれる方は、もはや隠れておられることなく、あなたの目は常に、あなたを導かれる方を見る。

近刊予告『これが道だ、これに歩め──イザヤ書説教集』

私の説教集が近く刊行される見通しとなりました。9月発行を目指して校正を進めています。

  かんよう出版  約170頁  予価1500円

『これが道だ、これに歩め──イザヤ書説教集』
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 (予定目次)

  イザヤ書と私

 1 イザヤの召命 6:1−10

 2 神のぶどう畑 5:1−7

 3 光の到来 9:1−7

 4 まつりごとはその肩にあり 9:1−7

 5 わざわいなるかな、彼らは家に家を    5:8−10

 6 わざわいなるかな、不義の判決を下す者 10:1−4

 7 気をつけて、静かにし、恐れてはならない 7:1−9

 8 主はみずから一つのしるしを   7:10−17    

 9 その上に主の霊がとどまる 11:1−5

10 この民はシロアの水を捨てて   8:1−8

11 主はわたしを捕え  8:9−15

12 教えをわが弟子たちのうちに 8:16−22

13 イザヤは裸、はだしで歩いた 20:1−6

14 これが安息だ  28:7−13

15 一つの石をすえて基とした  28:14−18

16 ああ、アリエルよ    29:1−8

17 封じた書物    29:9−12

18 これは道だ、これに歩め  30:18−21

19 見よ、主なる神は大能をもってこられる 40:9−11

20 彼の上にわたしの霊は置かれ  42:1−5

21 あなたをわたしの手のひらに刻みつける  49:16

22 天地を裂かれる神  63:15−19

   あとがき

日ごとの聖句537 戦うことを学ばない 2012/08/12〜18

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2012年8月12日(日)聖霊降臨後第11主日       イザヤ2:2
終わりの日に、主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち、どの峰よりも高くそびえる。

8月13日(月)                  イザヤ2:2-3
国々はこぞって大河のようにそこに向かい、多くの民が来て言う。「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。」

8月14日(火)                   イザヤ2:3
民は言う「主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう」と。主の教えはシオンから、御言葉はエルサレムから出る。

8月15日(水)主の母聖マリヤ日           イザヤ2: 4
主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。

8月16日(木)                   イザヤ2: 4
国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。

8月17日(金)                  ミカ4:4
人はそれぞれ自分のぶどうの木の下、いちじくの木の下に座り、脅かすものは何もないと、万軍の主の口が語られた。

8月18日(土)                    ミカ4:5
どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む。我々は、とこしえに、我らの神、主の御名によって歩む。

キションのバッハ

旧約聖書・士師記第5章をルター訳ドイツ語聖書で読んでいたら、意外なところに「バッハ」が出て来てびっくりした。

Der Bach Kischon ris sie hinweg, der uralte Bach, der Bach Kischon. Tritt einher, meine Seele, mit Kraft! (Jdg 5:21 LUT)
(少し文字化けがあります)

「キション川は彼らを押し流した
太古の川、キション川が。
わが魂よ、力強く進め。」
士師記5:21

キション川が "Der Bach Kischon" なのである。

高校のときの音楽の先生が「バッハ Bach は小川という意味です。でもバッハは小川などではありません。バッハは大海です」とおっしゃったことを思い出す。

「小川」というと小さな、穏やかな流れをイメージしていたが、聖書のこの箇所で、敵を押し流したキションの川が Bach なのである。

ついでに調べてみると、エレミヤ書の次の箇所にもバッハが出てくる。

「祝福されよ、主に信頼する人は。
主がその人のよりどころとなられる。
彼は水のほとりに植えられた木。
水路のほとりに根を張り
暑さが襲うのを見ることなく
その葉は青々としている。
干ばつの年にも憂いがなく
実を結ぶことをやめない。」17:7 -8

この「水路」がルター訳では Bach になっている。

BachSignature

日ごとの聖句536 恵みの御業 2012/8/5〜11

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2012年8月5日(日)聖霊降臨後第10主日     詩編71:1-2
主よ、御もとに身を寄せます。恵みの御業によって助け、逃れさせてください。あなたの耳をわたしに傾け、お救いください。

8月6日(月)主イエス変容の日 詩編71:3
常に身を避けるための住まい、岩となり、わたしを救おうと定めてください。あなたはわたしの大岩、わたしの砦。

8月7日(火)                    詩編71:12
神よ、わたしを遠く離れないでください。わたしの神よ、今すぐわたしをお助けください。

8月8日(水)                    詩編71:16
しかし主よ、わたしの主よ、わたしは力を奮い起こして進みいで、ひたすら恵みの御業を唱えましょう。

8月9日(木)                    詩編71:18
わたしが老いて白髪になっても、神よ、どうか捨て去らないでください。御腕の業を、来るべき世代に語り伝えさせてください。

8月10日(金)                   詩編71:19
神よ、恵みの御業は高い天に広がっています。あなたはすぐれた御業を行われました。神よ、誰があなたに並びえましょう。

8月11日(土)                   詩編71: 20
あなたは多くの災いと苦しみを、わたしに思い知らせられましたが、再び命を得させてくださるでしょう。
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