Comfort Ye 井田 泉

Comfort Ye(慰めよ、あなたがたが) 旧約聖書・イザヤ書第40章1節

2014年07月

日ごとの聖句640 暴力の終わり 2014/8/3〜9

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2014年8月3日(日)聖霊降臨後第8主日        詩編17:3-4
わたしの口は人の習いに従うことなく、あなたの唇の言葉を守ります。暴力の道を避けて。

8月4日(月)                   詩編17:5-6
あなたの道をたどり、一歩一歩、揺らぐことなく進みます。あなたを呼び求めます、神よ、わたしに答えてください。

8月5日(火)                    詩編62:11
暴力に依存するな。搾取を空しく誇るな。力が力を生むことに心を奪われるな。

8月6日(水)主イエス変容の日            箴言21:7
神に逆らう者は自分の暴力に引きずられて行く。正義を行うことを拒んだからだ。

8月7日(木)                    箴言21:8
歩む道が曲がったりそれたりしていても、清く正しい行いをする人がある。

8月8日(金)                  エレミヤ20:8
わたしが語ろうとすれば、それは嘆きとなり、「不法だ、暴力だ」と叫ばずにはいられません。

8月9日(土)                    詩編17:15
わたしは正しさを認められ、御顔(みかお)を仰ぎ望み、目覚めるときには御姿(みすがた)を拝して、満ち足りることができるでしょう。

幼子に福音を示される神

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マタイ11:25−26

2014年7月6日
聖霊降臨後第4主日
奈良基督教会での説教です。

「そのとき、イエスはこう言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。』」
マタイ11:25


今、イエスは感動しておられます。感動が祈りとなりました。

「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。」

何があったのか。それはほとんど何も書かれていないのですが、はっきりわかることがあります。それは、イエスが幼子と出会われた、ということです。

全文はここをご覧ください。

日ごとの聖句639 うめき

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2014年7月27日(日)聖霊降臨後第7主日       ローマ8:22
被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。

7月28日(月)                   ローマ8:23
被造物だけでなく、"霊"の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。

7月29日(火)                   ローマ8:26
"霊"も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、"霊"自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。

7月30日(水)                出エジプト記6:5
わたしはまた、エジプト人の奴隷となっているイスラエルの人々のうめき声を聞き、わたしの契約を思い起こした。

7月31日(木)                    詩編77:4
神を思い続けて呻き、わたしの霊は悩んでなえ果てます。

8月1日(金)                    詩編42:6
なぜうなだれるのか、わたしの魂よ。なぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう、「御顔(みかお)こそ、わたしの救い」と。

8月2日(土)                  詩編102:20-21
主はその聖所、大空から地上に目を注ぎ、捕われ人の呻きに耳を傾け、死に定められていた人々を解き放ってくださいました。

日ごとの聖句638 忍耐と希望 2014/7/20〜26

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2014年7月20日(日)聖霊降臨後第6主日       ローマ8:25
わたしたちは、目に見えないものを望んでいるなら、忍耐して待ち望むのです。

7月21日(月)                  ルカ21:15、19
言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授ける。忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。

7月22日(火)マグダラの聖マリヤ日       エフェソ4:2-3
柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。

7月23日(水)                  箴言14:29-31
忍耐によって英知は加わる。穏やかな心は肉体を生かす。造り主を尊ぶ人は乏しい人を憐れむ。

7月24日(木)                  ローマ5:3-4
わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

7月25日(金)使徒聖ヤコブ日            ヤコブ5:7
兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。

7月26日(土)                    詩編62:6
わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。

宗教者九条の和ニュースレター29号

2014年5月3日発行

聖護院門跡 宮城泰年門主
カトリック 松浦悟郎司教
ほか重要な発言が収められています。
  ↓
宗教者九条の和ニュースレター29号

一人の従順によって

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ローマの信徒への手紙5:19

2014年6月22日
聖霊降臨後第2主日
西大和聖ペテロ教会での説教。

「一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように、一人の従順によって多くの人が正しい者とされる。」ローマ5:19

前の十字架を見つめてみましょう。

主イエスの姿を示す十字架。それには三つの意味があります。

第一に、十字架は主イエスがわたしたちを招いておられる姿です。両手を上げて主イエスはわたしたちを招いておられます。

第二に、十字架は、主イエスがしっかり立ってわたしたちを支えてくださる姿です。わたしたちがどうであろうと、イエスはしっかりと立っておられます。それは、わたしたちを支えるためです。

第三に、十字架は、主イエスがわたしたちのことを引き受けてくださる姿です。わたしたちの重荷、わたしたちの病、わたしたちの罪や負い目の一切を引き受けて、主イエスは立っておられます。

全文は次をご覧ください。

一人の従順によって

日ごとの聖句637 あなたがたは神の子 2014/7//13〜19

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2014年7月13日(日)聖霊降臨後第5主日        詩編29:1
神の子らよ、主に帰せよ。栄光と力を主に帰せよ

7月14日(月)                   マルコ1:11
すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

7月15日(火)                  ガラテヤ3:26
あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。

7月16日(水)                   ローマ8:15
あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。

7月17日(木)                   ローマ8:15
わたしたちが受けたこの霊(神の子とする霊)によってわたしたちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。

7月18日(金)                フィリピ2:14-16
あなたがたはよこしまな曲がった時代の中で、神の子として、世にあって星のように輝き、命の言葉をしっかり保つでしょう。

7月19日(土)                  ヨハネ一3:2
わたしたちは、今既に神の子です。御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。

アキラとプリスキラ(プリスカ)──聖書の人物

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使徒言行録18:24-28

 ローマにアキラというユダヤ人がおり、その妻がプリスカ(プリスキラ)でした。ところが、ローマ皇帝クラウディウスが、ローマからユダヤ人を追放したので、アキラとプリスカ夫妻は、ギリシアのコリントに移住しました。二人は家でテント(天幕)づくりを仕事としていました。

 コリントに移住してしばらくしたとき、パウロというキリスト教伝道者がコリントにやってきました。アキラとプリスカは、パウロの宣べ伝えているイエス・キリストを救い主として信じ、パウロを自分の家に迎え入れました。

 非常な幸いと言うべきか、パウロもテントづくりを仕事としていたので、パウロはアキラとプリスカの家に住み込んで、一緒に仕事をしながら、福音を伝道しました。

 プリスカの家と仕事場を拠点として、最初のコリント教会が始まります。パウロの熱心な伝道と、アキラ、プリスカの熱心な応援によって、コリントの町にはイエスを信じる人びとが増えていきましたが、反対に迫害も激しかったのです。

 プリスカは夫アキラとともに、アキラ以上に、非常な苦労を重ねながらパウロの働きを支援したのです。パウロを支えて福音を広めることが、神さまから与えられた自分たちの使命と思っていました。

 やがてパウロはコリントを去り、船で東へと海を渡ることになったとき、プリスカとアキラも同行しました。エフェソにしばらく滞在してから、パウロはさらに東へ、シリアのアンティオキアからエルサレムに行くと言います。

 プリスカとアキラはエフェソに留まって、エフェソの新しい教会を守ることになりました。

 そこに、同じユダヤ人で、アフリカのアレキサンドリア生まれのアポロという、聖書に詳しく雄弁にたけた人がやって来て、イエスのことを広めました。

 プリスカとアキラは、アポロを家に招いて接待し、援助するとともに、アポロがまだ福音について十分に知らないことがあると感じたので、もっと正確に、詳しく神の道を説明しました。

 つまりプリスカは夫アキラと共に、ただ伝道者を支援するというばかりではなく、救い主のことを人に正確に伝えていく働きをしていたのです。

 パウロは後に、ローマの信徒への手紙の結びでこう書いています。

「キリスト・イエスに結ばれてわたしの協力者となっている、プリスカとアキラによろしく。
命がけでわたしの命を守ってくれたこの人たちに、わたしだけでなく、異邦人のすべての教会が感謝しています。 また、彼らの家に集まる教会の人々にもよろしく伝えてください。」16:3-5


 プリスカとアキラは、この時はローマに戻っていたのでしょう。

「集団自衛権行使容認」 閣議決定について

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今日、2014年7月1日起こったことを耐えがたく思い、少し感想を記します。

1945年8月15日の日本の敗戦は、大日本帝国の不義に対する神の審判であったと私は理解しています。

二度と同じ過ちを犯さない決意が、日本国憲法にはこめられています。
日本は「戦争の道」を捨てて、「平和の道」を選んだのでした。

信仰的に言えば、神によって強いられたのが「平和の道」でした。

今日の閣議における「集団自衛権行使容認決定」は、「平和の道」を捨て、もう一度決定的に「戦争の道」を選んだことになります。

しかもそれを、憲法を改正する手続きを取らず、内閣の「解釈」と「決定」によって行うという、立憲民主主義を踏みにじる仕方で行いました。

「第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

このように憲法が明確に定めているのに、どうして時の「内閣の決定」で「自衛隊を海外に送ってアメリカの戦争に参加する」ということが許されるでしょうか。

安倍氏が言っていた「日本を取り戻す」とは「戦争する国を取り戻す」ということだったと、はっきりわかります。

すでに公立学校で進められている愛国心の強制が、幼稚園にも影響してくるのではないかと私は恐れています。

いま、奈良基督教会・親愛幼稚園の正門前には、園児が書いた短冊が飾られています。

今朝、園児を出迎えたとき、ある女の子が
「わたしが書いたのは……」
と言うので、一緒に見上げて探しました。

「大きくなったら○○になりたい」と書いてあるほほえましい言葉が並んでいる中で、その子が書いたのは

「世界じゅうの人がみんなしあわせになれますように」
でした。

幼い子どもたちの中に育っている平和の願いを、大切にしなければならないと感じます。

私は今日の出来事から二つの聖書の言葉を思い浮かべます。

ルカ19:41-42
「エルサレムに近づき、都が見えたとき、イエスはその都のために泣いて、
言われた。
『もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら……。しかし今は、それがお前には見えない。』」

ヨハネの黙示録13:3
「この獣の頭の一つが傷つけられて、死んだと思われたが、この致命的な傷も治ってしまった。そこで、全地は驚いてこの獣に服従した。」

戦争する国家は死んで、平和国家に生まれ変わったはずだったのに、闇の力がまたそれを復活させてしまいました。

しかし、世界を創造し、歴史を統治されるのは主なる神であって、不義は必ず審判を受けるでしょう。

私たちは「平和の君」(イザヤ9:5)イエス・キリストを送ってくださった神の熱意(9:6)から励ましを受けて、どこまでも平和を求めて祈り、行動していきたいと思います。

奈良での緊急集会・行動は次のようになっています。

           記

  1.集団的自衛権閣議決定に反対する緊急集会
   (1)日時  2014年7月3日(木)18時30分から
   (2)場所  JR奈良駅東口広場
   (3)内容  集会とデモ行進(興福寺階段下まで)

  2.緊急座り込み行動 → 中止になりました
   
「戦争をさせない1000人委員会」ニュースNo.3 は私のホームページでも読めるようにしました(既報)。
http://johnizaya.com/wp-content/uploads/2014/07/1000news140625.pdf

なおこのニュースの中に掲載されている精神科医・香山リカさんの発言に深く共鳴しますので、ここに紹介します。

(ここから引用)
私たち日本は戦後、自分たちが犯した過ちを認めて、その形の一つが日本国憲法なのではないかと思います。
ところがここにきて、なぜそれを手放すのでしょうか。

自分たちは間違っていなかったとか、あの戦争は正しかったと言い出すような声も出て来ました。
猛々しく威勢のいいふりをすることで、日本は強い国だと非常に不自然な形で強調しようとしている。

それは精神科医から見ると非常に危険な態度です。

自分の中にある不安や弱さから目を背け、敵は外にいる、自分たちは悪くないと言い出して、周りの人たちを攻撃しようとするのは、末期症状のように見えます。

個人であれば精神科医が診察室に来てくださいと言って治療をすることもできますが、国家や政権に対する精神科医というのは誰なのでしょうか。
きっとそれは皆さんの声です。
まず病院に行きましょうと政権に対して声をかけることが第一歩になるのだと思います。

ではその政権が行くべき病院はどこにあるのか私にはわかりませんが、自分たちの中にある不安や弱さがあるなら、まずそれを認める勇気を持とうと呼びかける事ができるのは、私たちや皆さんだけだと思っています。これから国会に出かけて行って、早く治療を受けましょう、早く気付きましょうという呼びかけを私も一緒に行いたいと思います。皆さん一緒に頑張りましょう。
(引用おわり)
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奈良基督教会牧師
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