
2014年9月28日・聖霊降臨後第16主日
西大和聖ペテロ教会での説教
明日9月29日は、「聖ミカエルおよび諸天使の日」です。それで今日は、天使ミカエルのお話をしたいと思います。
聖書に天使が出て来ます。その中で固有名詞を持つ天使というと、まずクリスマス物語に登場するガブリエルです。乙女マリアに「あなたは神の子を生む」と告知したのは、天使ガブリエルでした。ガブリエルのほかに、もうひとり固有名詞を持つ天使が新約聖書の中に登場します。ミカエルです。マイケル、ミッチェル、ミシェル、ミヘル……は同じミカエルのことです。
「エル」は「神」の意味、「ミカ」は「だれがそのような?」という意味だそうで、「ミカエル」とは「だれが神のようであろうか?」、つまり、「神と並ぶ者はだれもない」というのが、その名まえの意味だそうです。神と出会った人たち、神さまを経験した人たちの驚きと恐れと喜びが、この名前にはこめられているようです。
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天使ミカエル