Comfort Ye 井田 泉

Comfort Ye(慰めよ、あなたがたが) 旧約聖書・イザヤ書第40章1節

2015年10月

日ごとの705 牧者 2015/11/1〜7

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2015年11月1日(日)諸聖徒日        ヨハネの黙示録7:17
玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、命の水の泉へ導き、神が彼らの目から涙をことごとくぬぐわれる。

11月2日(月)(聖霊降臨後第23主日の週)       マタイ2:6
ユダの地、ベツレヘムよ、お前から指導者が現れ、わたしの民イスラエルの牧者となる。

11月3日(火)                 創世記48:15-16
イスラエルは祝福して言った。「わたしの生涯を今日まで導かれた牧者なる神よ。この子どもたちの上に祝福をお与えください。」

11月4日(水)                エゼキエル34:12
牧者がその群れを探すように、わたしは自分の羊を探す。わたしは雲と密雲の日に散らされた群れを、すべての場所から救い出す。

11月5日(木)                 ペトロ一 2:25
あなたがたは羊のようにさまよっていましたが、今は、魂の牧者であり、監督者である方のところへ戻って来たのです。

11月6日(金)                  エレミヤ23:4
彼らを牧する牧者をわたしは立てる。群れはもはや恐れることも、おびえることもなく、また迷い出ることもない。

11月7日(土)            エズラ記(ラテン語)2:34
聞いて理解する異邦の民よ、あなたたちの牧者を待ち望みなさい。彼はあなたたちに永遠の休みを与えてくださる。

聖書にふれる〜はじめのはじめ

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光 土 火 木 水 風

それぞれについて聖書の言葉をひとつずつ選んだ小さな黙想集です。

「聖書にふれる〜はじめのはじめ」

奈良基督教会の歴史と文化財

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      日本聖公会 奈良基督教会
           司祭 井田 泉

 奈良基督(キリスト)教会は、英国国教会を母体として世界に広がった聖公会(アングリカン・チャーチ。約8500万人)に属する教会です。奈良では1885年に伝道が開始され、最初の礼拝堂は2年後の1887年、花芝町に建てられました。

 1909年、元は興福寺の境内であった現在地を取得。3年後の1912年に現在の正門の傍らに礼拝堂を建てつつも、将来その丘の上に「大聖堂」を建設することを目指して準備を進めました。1919年、第一次世界大戦の終息に際して、教会は「世界平和記念事業」を行い、その一環として桐の苗700本を植えました。その桐が現在の礼拝堂の欄間に用いられています。

 新しい礼拝堂は、最初米国人建築家が寺院風の設計試案を出したが宣教師が同意せず、次には日本人二人がゴシック様式の設計を行いましたが、興福寺の国宝建造物に隣接する地であり風致を損なうとの理由で奈良県社寺課の許可を得られませんでした。

 そこで当教会信徒であった宮大工・大木吉太郎が工夫を凝らし、純日本風木造建築とすることでようやく建設の運びとなりました。吉野および和歌山県伊都郡富貴の立檜、樹齢130年から160年のもの計254本を購入、教会境内で製材したそうです。建築に従事した職人の多くは、その前は和歌山の日前宮(にちぜんぐう)の造営に当たっていた宮大工たちだったとのことです。

 1928年定礎、翌年に信徒会館(現、親愛幼稚園舎)が完成、1930年に礼拝堂が完成し、聖別献堂式が行われました。

 十字架がなければ寺院と見まがう造りをなしていますが、寺社建築の様式、意匠を生かしつつ、明確にキリスト教の礼拝堂として設計されたものです。例えば、伸びやかな曲線を持つ桟瓦葺(さんかわらぶき)屋根、小組(こぐみ)格天井(ごうてんじょう)などはまさに和風ですが、礼拝堂全体はやや変形ながら十字架の形をなしています。

 全体は会衆席、聖所、至聖所の三つに区切られ、また祭壇に向かう身廊(会衆席の間の中央通路)部の天上は高くして上部に高窓を設け、左右の側廊部の天井は低くされて、身廊部と側廊の間は列柱で区切られています。これは「三廊式バシリカ型」と呼ばれる礼拝堂の形式です。

 祭壇上に置かれている十字架、花瓶、燭台は礼拝堂完成と同時に設置されたものですが、これは伝統的金属工芸技法の七宝焼です。十字架の土台の裏側には「奈良帝室博物館長 監督 久保田 鼎、図案 吉田包春、製作 加藤寅次郎」と刻まれています。

 しばらく前、正倉院の宝物の画集を見ていて「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」(銀製の宝飾鏡)に引きつけられました。これが当教会の十字架の原形に違いないと感じたからです。この鏡を模して製作されたに違いない十字架ですが、ただ転用したのではなく、微妙な工夫がなされ、その中央にはキリストの象徴であるギリシア文字「X」と「P」の組み合せが刻まれています。天平文化とキリスト教が千数百年を超えて出会った美しい姿ではないでしょうか。

 礼拝堂と幼稚園舎は2015年7月8日、国の重要文化財に指定されました。毎日、百数十人が集う、生きた営みの空間です。子どもも大人も、ここで大切なものと出会い、学び、成長していきます。多くの人々の祈り、嘆き、喜び、感謝がここには積み重ねられています。目に見える建造物や備品とともに、目に見えないけれども人を受け入れ慰め生かしていく「空気」が大切に保たれていかなければなりません。そして次の50年、100年、200年へと譲り渡していく責任が私たちにはあります。

日ごとの聖句704 憐れんでください 2015/10/25〜31

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2015年10月25日(日)聖霊降臨後第22主日      マルコ10:47
バルティマイは、ナザレのイエスだと聞くと、叫んで、「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と言い始めた。

10月26日(月)                  マルコ10:48
多くの人々が叱りつけて黙らせようとしたが、彼はますます、「ダビデの子よ、わたしを憐れんでください」と叫び続けた。

10月27日(火)                  マルコ10:49
イエスは立ち止まって「あの男を呼んで来なさい」と言われた。人々は盲人を呼んで言った。「安心しなさい。お呼びだ。」

10月28日(水)使徒聖シモン・使徒聖ユダ日      詩編6:3-4
主よ、憐れんでください。わたしは嘆き悲しんでいます。主よ、癒してください、わたしの魂は恐れおののいています。

10月29日(木)                 アモス書5:15
悪を憎み、善を愛せよ、また町の門で正義を貫け。あるいは、万軍の神なる主が、ヨセフの残りの者を憐れんでくださることもあろう。

10月30日(金)                 ヨエル書2:17
祭司は神殿の入り口と祭壇の間で泣き、主に仕える者は言うがよい。「主よ、あなたの民を憐れんでください。」

10月31日(土)                 イザヤ書49:13
天よ、喜び歌え、地よ、喜び躍れ。山々よ、歓声をあげよ。主は御自分の民を慰め、その貧しい人々を憐れんでくださった。

日ごとの聖句703 わたしの杯 2015/10/18〜24

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2015年10月18日(日)聖霊降臨後第21主日      マルコ10:39
イエスは言われた。「確かに、あなたがたはわたしが飲む杯を飲み、わたしが受ける洗礼を受けることになる。」

10月19日(月)福音記者聖ルカ日           ルカ22:17
イエスは杯を取り上げ、感謝の祈りを唱えてから言われた。「これを取り、あなたがたの間で分かち合いなさい。」

10月20日(火)                   詩編23:5
あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ、わたしの杯を溢れさせてくださる。

10月21日(水)                 詩編116:12-14
主はわたしに報いてくださった。わたしはどのように答えようか。救いの杯を上げて主の御名を呼び、満願の献げ物を主にささげよう。

10月22日(木)                  マルコ14:23
また、イエスは杯を取り、感謝の祈りを唱えて、彼らにお渡しになった。彼らは皆その杯から飲んだ。

10月23日(金)                  マルコ14:36
「父よ、この杯をわたしから取りのけてください。しかしわたしが願うことではなく、あなたが願われることが行われますように。」

10月24日(土)              コリント一 11:26 あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。

日ごとの聖句702 神の家

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2015年10月11日(日)聖霊降臨後第20主日      ヘブライ3:6
キリストは御子として神の家を忠実に治められます。もし確信と希望に満ちた誇りとを持ち続けるならば、わたしたちこそ神の家です。

10月12日(月)                   イザヤ2:3
多くの民が来て言う。「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう」と。

10月13日(火)                   詩編84:11
あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵み。主に逆らう者の天幕で長らえるよりは、わたしの神の家の門口に立っているのを選ぶ。

10月14日(水)                 ヨハネ14:2-3
わたしの父の家には住む所がたくさんある。行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。

10月15日(木)                  創世記28:17
ヤコブは恐れおののいて言った。「ここは、なんと畏れ多い場所だろう。これはまさしく神の家である。そうだ、ここは天の門だ。」

10月16日(金)                 創世記28:18-19
ヤコブは次の朝、枕にしていた石を取り、それを記念碑として立て、先端に油を注いで、その場所をベテル(神の家)と名付けた。

10月17日(土)                   詩編52:10
わたしは生い茂るオリーブの木。神の家にとどまります。

礼拝奉仕の心と実際

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奈良基督教会修養会「礼拝奉仕の心と実際」(2015年6月14日)の内容を冊子にしました。

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富坂キリスト教センター・日韓キリスト教関係史研究会主事
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