
アーモンド(エレミヤ1:11)
エレミヤ書14:7−22による説教
2016年10月23日
聖霊降臨後23主日
奈良基督教会にて
今日の旧約聖書日課に、祈りが響いていました。エレミヤ書第14章です。
エレミヤ。彼はイエスさまよりもおよそ600年前、ユダ王国が滅亡しようとする時期に活動した預言者です。
「エレミヤ」とは、神は持ち上げてくださる、神が確かにしてくださる、の意味だそうです。
エレミヤは一言で言えば悲しみの預言者、涙の預言者です。彼の魂は、その時代の悪と堕落に対してはあまりに繊細でした。しかし神は、そのようなエレミヤを、ご自身の口として選ばれたのです。
彼の時代のユダの王はヨシヤという人でした。ヨシヤ王は国の乱れと混乱は信仰の乱れにあるとして、宗教改革を進めました。エレミヤもそれに共感し、ヨシヤの宗教改革に協力しました。
しかしそうした中で、やがてエレミヤは二つの深い悲しみと失望を味わいます。
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全文 → 「あなたは我々の中におられます」