Comfort Ye 井田 泉

Comfort Ye(慰めよ、あなたがたが) 旧約聖書・イザヤ書第40章1節

2023年06月

日ごとの聖句1105 洗礼

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 東舞鶴聖パウロ教会の十字架


2023年7月2日(日)聖霊降臨後第5主日
                   ローマの信徒への手紙 6:3
キリスト・イエスにあずかる洗礼を受けた私たちは皆、キリストの死にあずかる洗礼を受けたのです。

7月3日(月)            ローマの信徒への手紙 6:4
私たちは、洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかる者となりました。

7月4日(火)            ローマの信徒への手紙 6:4
それは、キリストが父の栄光によって死者の中から復活させられたように、私たちも新しい命に生きるためです。

7月5日(水)            ローマの信徒への手紙 6:8
私たちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。

7月6日(木)         ローマの信徒への手紙 ロマ 6:10
キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。

7月7日(金)            ローマの信徒への手紙 6:11
このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きている者だと考えなさい。

7月8日(土)           ガラテヤの信徒への手紙 3:27
キリストにあずかる洗礼を受けたあなたがたは皆、キリストを着たのです。

(聖書協会共同訳)

(ひとこと)
今週冒頭の「キリスト・イエスにあずかる洗礼を受けた」は、ギリシア語原文を直訳すると「キリスト・イエス<の中へと>洗礼を受けた」です。
洗礼とは、わたしたちが理解し決意し約束するという以上に、わたしたちがキリスト・イエスの中に入ってしまうことだというのです。

イエスがわたしたちを招き引き寄せて、ご自身の中に迎え入れてくださる。
わたしたちの人生は、洗礼という神の恵みの土台の上に据えられます。

日ごとの聖句1104 一人の従順によって 2023/6/25〜7/1

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2023年6月25日(日)聖霊降臨後第4主日  ローマの信徒への手紙 5:1
わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ています。

6月26日(月)            ローマの信徒への手紙 5:6
実にキリストは、わたしたちがまだ弱かったころ、定められた時に、不信心な者のために死んでくださいました。

6月27日(火)            ローマの信徒への手紙 5:8
しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。

6月28日(水)           ローマの信徒への手紙 5:15
一人の罪によって多くの人が死ぬことになったとすれば、なおさら、神の恵みと一人の人イエス・キリストの恵みの賜物とは、多くの人に豊かに注がれるのです。

6月29日(木)使徒聖ペテロ・使徒聖パウロ日  ローマの信徒への手紙 5:18
一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、一人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。

6月30日(金)           ローマの信徒への手紙 5:19
一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように、一人の従順によって多くの人が正しい者とされるのです。

7月1日(土)           ローマの信徒への手紙 5:20
罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。

(新共同訳)

(ひとこと)
40年近くも前、ある役職(日本聖公会管区の)を引き受けたことによって、それまで一緒に行動していた仲間を裏切ったような負い目を感じて苦しむことがありました。悪いことをしたわけでもなく、責められたわけでもありません。しかし心はあまりに重く、食事もろくに喉を通らないような状態になりました。

救いを求めて聖書を探り、出会ったのがロマ書5:19でした。
「一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように、一人の従順によって多くの人が正しい者とされるのです。」

ただひとりイエス・キリストの神への従順によって、不従順のわたしも救われる。
わたしはこれによって生きることを許されたのでした。

日ごとの聖句1103 鷲の翼 2023/6/18〜24

鷲の翼


2023年6月18日(日)聖霊降臨後第3主日   イザヤ書 40:31
主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。

6月19日(月)               出エジプト記 19:4
主は言われた。「あなたたちは見た、わたしがあなたたちを鷲の翼に乗せて、わたしのもとに連れて来たことを。」

6月20日(火)                 申命記 32:11-12
鷲が巣を揺り動かし、雛の上を飛びかけり、羽を広げて捕らえ、翼に乗せて運ぶように、ただ主のみ、その民を導かれた。

6月21日(水)                  ルツ記 2:12
どうか、主があなたの行いに豊かに報いてくださるように。主が、その御翼のもとに逃れて来たあなたに十分に報いてくださるように。

6月22日(木)                   詩編 57:2
神よ、わたしを憐れんでください。わたしの魂はあなたを避けどころとし、あなたの翼の陰を避けどころとします。

6月23日(金)                 イザヤ書 31:5
翼を広げた鳥のように、万軍の主はエルサレムの上にあって守られる。これを守り、助け、かばって救われる。

6月24日(土)洗礼者聖ヨハネ誕生日    ヨハネの黙示録 12:14
女には大きな鷲の翼が二つ与えられた。荒れ野にある自分の場所へ飛んで行くためである。女はここで、蛇から逃れて養われることになっていた。

(新共同訳)

(ひとこと)
出エジプトの民は、途中、飢え、渇き、敵との戦いなど、多くの困難を経て、シナイ山にたどり着きました。
けれども主は、「わたしがあなたたちを鷲の翼に乗せて、わたしのもとに連れて来た。それをあなたたちは見た」と言われます。

自分の人生を振り返るとき、重い「うつ」の数年があり、神さまを見失った闇の時期が3度あり、過ちがあり、また攻撃にさらされたこともありました。そのようなわたしもまた、鷲の翼に乗せられて今ここまで導かれたのかと思うと、不思議な感慨と感謝が起こってきます。

日ごとの聖句1102 マタイ 2023/6/11〜17

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2023年6月11日(日)聖霊降臨後第2主日       マタイ 9:9
イエスはマタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。

6月12日(月)使徒聖バルナバ日           マタイ 9:10
イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。

6月13日(火)                   マタイ 9:13
イエスは言われた。「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」

6月14日(水)                  マタイ 10:1
イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。

6月15日(木)                  マタイ 10:2-3
十二使徒の名は次のとおりである。まずペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、……トマスと徴税人のマタイ……である。

6月16日(金)                  マタイ 11:28
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」

6月17日(土)                  マタイ 18:20
「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」

(新共同訳)

(ひとこと)
「疲れた者、重荷を負う者は……」はよく知られた聖句です。その続き、「休ませてあげよう」のところをギリシア語原文で見ると、「わたしが」という主語と、「あなたがたを」という目的語がはっきり書かれています。

「わたしがあなたがたを休ませてあげよう」

このように直訳すると、ほかでもないイエスが主体となって決意し呼びかけておられること、ほかのだれでもなくわたしたちが呼びかけられていること、が明確になります。

新共同訳は日本語としての簡潔さを重んじて、しばしば代名詞を省略していますが、代名詞に注目することでイエスの強い思いを知ることのできる場合があります。

日ごとの聖句1101 三位一体主日の日課(A年)から 2023/6/4〜10

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 京都聖三一教会


2023年6月4日(日)三位一体主日・聖霊降臨後第1主日
創世記 1:1-2
初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、神の霊が水の面(おもて)を動いていた。

6月5日(月)                  創世記 1:3-4
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。

6月6日(火)                   創世記 1:11
神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」

6月7日(水)                   創世記 1:24
神は言われた。「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」そのようになった。

6月8日(木)                   創世記 1:27
神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。

6月9日(金)         コリントの信徒への手紙 二 13:13
主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同と共にあるように。

6月10日(土)          マタイによる福音書 28:19-20
イエスは言われた。「彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

(新共同訳)

(ひとこと)
10数年前、わたしは京都聖三一教会にいました。

ある日の朝、ひとり礼拝堂で聖書を読み、祈り、黙想していたとき、高い窓から差し込んで来る温かな光を感じました。美しい光、柔らかな光、命の光に包まれるのを感じたとき、聖三位一体の喜びが心に起こってきました。

そのとき、三位一体はむつかしい理屈ではなく、わたしたちを愛される神の自由な働きであり、またわたしたちの側から捧げる神への賛美なのだと知ったのです。
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井田 泉
奈良基督教会牧師
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富坂キリスト教センター・日韓キリスト教関係史研究会主事
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