Comfort Ye 井田 泉

Comfort Ye(慰めよ、あなたがたが) 旧約聖書・イザヤ書第40章1節

2024年12月

日ごとの聖句1183 イエスの名 2024/12/29〜2025/1/4

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 福井聖三一教会礼拝堂


2024年12月29日(日)降誕後第1主日  ヨハネによる福音書 1:14
言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。

12月30日(月)            ヨハネによる福音書 1:14
それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。

12月31日(火)           ヨハネによる福音書 1:16-17
わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。

2025年1月1日(水)主イエス命名の日   ルカによる福音書 2:21
八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。

1月2日(木)                使徒言行録 3:6-8
ペトロは言った。「ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」するとたちまちその男は立ち、歩きだした。

1月3日(金)           ローマの信徒への手紙 10:13
「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。

1月4日(土)             ヨハネによる福音書 20:31
これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。

(新共同訳)

(ひとこと)
生後8日目、幼子は「イエス」と名付けられました。「主は救い」という意味です。

母マリアは、愛をこめてイエスの名を呼びました。父となったヨセフも愛をこめてイエスの名を呼んだでしょう。

後に、盲人バルティマイは通りかかったイエスの名を必死で呼びました。イエスは立ち止まり、彼の目を開かれました(マルコ10:46-52)。

わたしたちも心をこめてイエスの名を呼びましょう。
イエスは、その名を呼ぶ人をけっして無視されません。

日ごとの聖句1182 群れを養う 2024/12/22〜28

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2024年12月22日(日)降臨節第4主日         ミカ書 1:2
諸国の民よ、皆聞け。大地とそれを満たすもの、耳を傾けよ。主は、その聖なる神殿から来られる。

12月23日(月)                  ミカ書 3:1
聞け、ヤコブの頭(かしら)たち、イスラエルの家の指導者たちよ。正義を知ることが、お前たちの務めではないのか。

12月24日(火)                  ミカ書 4:2
多くの国々が来て言う。「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう」と。

12月25日(水)降誕日                ミカ書 5:1
エフラタのベツレヘムよ、お前はユダの氏族の中でいと小さき者。お前の中から、わたしのために、イスラエルを治める者が出る。

12月26日(木)最初の殉教者聖ステパノ日      ミカ書 5:3
彼は立って、群れを養う。主の力、神である主の御名の威厳をもって。彼らは安らかに住まう。

12月27日(金)福音記者使徒聖ヨハネ日      ミカ書 7:14
あなたの杖をもって、御自分の民を牧してください、あなたの嗣業である羊の群れを。

12月28日(土)聖なる幼子の日           ミカ書 7:19
主は再び我らを憐れみ、我らの咎(とが)を抑え、すべての罪を海の深みに投げ込まれる。

(新共同訳)

(ひとこと)
ミカは紀元前8世紀、南ユダ王国の預言者です。内には不正義の横行と貧富の差の拡大、外からは帝国アッシリアの侵略という厳しい時代でした。

ミカは国の指導者たちについて、「頭(かしら)たちは賄賂を取って裁判をし、祭司たちは代価を取って教え、預言者たちは金を取って託宣を告げる」(3:11)と痛烈に批判し、民衆の生活と権利を擁護しようとしました。

そして彼は、「正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと」(6:8)を主が求めておられる、と訴えました。

そのミカが、「立って、群れを養う」(5:3)救い主の到来を予告したのです。

わたしたちは救い主に守られ養われつつ、ミカの精神に倣いたいと願います。

日ごとの聖句1181 喜びの歌 2024/12/15〜21

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2024年12月15日(日)降臨節第3主日     ゼファニヤ書 3:17
その日、人々は言う。「主はお前のゆえに喜び楽しみ、愛によってお前を新たにし、お前のゆえに喜びの歌をもって楽しまれる。」

12月16日(月)                   詩編 30:6
主は、ひととき、お怒りになっても、命を得させることを御旨としてくださる。泣きながら夜を過ごす人にも、喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。

12月17日(火)                  詩編 63:6
わたしの魂は満ち足りました。乳と髄のもてなしを受けたように。わたしの唇は喜びの歌をうたい、わたしの口は賛美の声をあげます。

12月18日(水)                  詩編 126:2
そのときには、わたしたちの口に笑いが、舌に喜びの歌が満ちるであろう。

12月19日(木)                  詩編 126:5 涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。

12月20日(金)                  詩編 126:6
種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。

12月21日(土)使徒聖トマス日         イザヤ書 51:11
主に贖われた人々は帰って来て、喜びの歌をうたいながらシオンに入る。喜びと楽しみを得、嘆きと悲しみは消え去る。

(新共同訳)

(ひとこと)
聖書の中には音楽や歌についての記述がたくさんあります。歌を歌って神を賛美し、音楽を奏でて神を礼拝するのです。歌は人から神へと献げられます。

ところがゼファニヤ書 3:17にはそれとは違う著しいことが記されています。
「主はお前のゆえに喜び楽しみ、愛によってお前を新たにし、お前のゆえに喜びの歌をもって楽しまれる。」

神が人を愛し人を喜ばれるがあまり、喜びの歌を歌われるというのです。

神が人のゆえにみずから歌を歌われる。これはわたしにとって大きな発見でした。

ある人は、ゼファニヤ書3:17は「旧約聖書の中のヨハネ福音書3:16」だと言います。福音の真髄を示しているからです。

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」ヨハネ3:16

日ごとの聖句1180 神の栄光の麗しさ 2024/12/8〜14

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 上野聖ヨハネ教会


2024年12月8日(日)降臨節第2主日        バルク書 5:1 エルサレムよ、悲しみと苦難の衣を脱ぎ、神の栄光の麗しさをとこしえに身に着けよ。

12月9日(月)                  バルク書 5:2
神からの義の外套を身にまとい、永遠なる方の栄光の冠を頭に戴け。

12月10日(火)                 バルク書 5:3
神が、天の下のすべての地に、あなたの輝きをお示しになるからだ。

12月11日(水)                 バルク書 5:4
あなたは、神からとこしえに、「義の平和、神を敬う栄光」と名付けられる。

12月12日(木)                  バルク書 5:5
エルサレムよ、立ち上がり、高みに立って、東に目を向けよ。そして見るがよい。

12月13日(金)                 バルク書 5:5
あなたの子どもたちが、神が心に留めてくださったことを喜びながら、聖なる方の言葉によって、西からも東からも集められた。

12月14日(土)                 バルク書 5:7
神は、すべての高い山や果てしなく続く丘が低くなり、谷が埋められて平地になるように、お命じになった。イスラエルが神の栄光のうちに、安らかに歩むためである。

(聖書協会共同訳)

(ひとこと)
旧約聖書続編に含まれる「バルク書」には忘れられない思い出があります。

もう30年ほども前、教会(日本聖公会)の戦争責任の問題に取り組んでいたときでした。

これについて発題講演をするその前夜、わたしは恐れと緊張で一睡もできず、このバルク書をすがるように読んでいたのです。そこに記されている罪の告白の祈りと涙は、わたしの祈りと涙となりました。

バルク書の最後の第5章には、神の慈しみと義による回復が語られています。
呼びかけが聞こえます。
「エルサレムよ、悲しみと苦難の衣を脱ぎ、神の栄光の麗しさをとこしえに身に着けよ」

悲しみと懺悔をとおして、「神の栄光の麗しさ」を見ることを許されるとは、なんという幸せでしょうか。

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井田 泉
奈良基督教会牧師
親愛幼稚園園長
富坂キリスト教センター・日韓キリスト教関係史研究会主事
聖公会平和ネットワーク共同代表

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