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2017年4月30日
復活節第3主日
奈良基督教会での説教です。

 二人の人が遠い山道を下って行きます。日曜日の午後です。二人は、悲しみと困惑と恐怖の入り交じった思いで道を急いでいます。

 悲しみというのは、もっとも大切な人、主イエスを失ったからです。このイエスを信じ、このイエスにのみ希望を託し、頼りにしてきたのに、無残にもイエスは一昨日の金曜日、十字架にかけられて殺されました。イエスを失ったことはすべてを失ったことでした。

 困惑というのは、今朝聞いたことです。仲間の女の人たちが朝早くにイエスの墓に行ったところ、イエスの遺体がなくなっていた。そして天使が現れて彼女らに、「イエスは生きておられる」と告げた、というのです。いったいどういうことなのか。いくら考えても議論してもわかりません。

 恐怖というのは、エルサレムにいるのがこわかったのです。……

全文 → イエスご自身が近づいて来て