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 去る(2018年)4月27日、大韓民国の文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩朝鮮労働党委員長は「板門店宣言」発表した。これを受けて同日、大韓聖公会も加盟している韓国基督教教会協議会は次のような声明を出した。(訳・井田)

韓国基督教教会協議会 「南北頂上会談」歓迎声明書

「板門店宣言」、民族の和解と平和の新しい歴史を開く!

 わたしたちは民族の和解と平和のための新しい歴史の第一歩を踏み出す感激の上に立っている。南北の境界を交差往来して始まったこのたびの南北頂上会談は、わが民族すべてと全世界に極めて大きな感動を与えた。

 本協議会は早くから民族の分断がもたらす不条理な状況を認識し、半世紀以上にわたって民族の和解と平和のために祈り、努力してきた。ゆえに4月27日、板門店平和の家で行われた南北首脳の歴史的宣言文発表を歓迎し、この合意を成し遂げた南北首脳に敬意を表する。

 本協議会はこの宣言文に盛り込まれた韓半島の平和的共生と繁栄、統一のための極めて意味深い諸合意を尊重する。

 1. 民族自主精神に立脚して年内に停戦協定を平和協定に転換し、完全な非核化をとおして韓半島に恒久的で強固な平和体制を構築しようとの合意を積極支持する。

 2. 非武装地帯を実質的な平和地帯とし、黄海平和水域を設置し、すべての軍事的敵対行為を中止するとの合意を積極支持する。
 3. 南北共同連絡事務所設置と離散家族の再会等、統一運動に民意の参与を保障した合意を積極支持する。

 本協議会はこの諸合意がよく履行され、70年間続いてきた分断と対立を終わらせ、韓半島に平和が完全に定着することを期待する。また今後続いて北米首脳会談をとおして、韓半島に恒久的な平和定着を実現することを願い、そのために世界のすべての国と市民社会
および諸教会が積極的に協力してくださるように願い求める。

         2018年4月27日

           韓国基督教教会協議会
             総務 イ・ホンジョン
           和解統一委員会
             委員長 ナ・ヘクチプ