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昨日(2018/10/11)、興福寺中金堂再建落慶法要(最終日=結願けちがん)に出席してきました。
親愛幼稚園園長宛に案内が来たので、奈良基督教会牧師・親愛幼稚園園長として参加したのです。

2時間半ちかく。大変めずらしい、意味ある経験でした。

開始前に雨になり、入り口で簡易なカッパをもらって着ました。そのうち止んで助かりました。

中金堂は七度焼失。そしてこのたびは300年ぶりに再建が成ったとのことです。

舞楽やバロック演奏などもありました。これは信仰的にどう関係しているのか? 「蘭陵王」は長時間でひとりの舞でした。
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「講問」というのがあって、ひとりの僧(欧米人でした!)が、長い質問をするのです。お経のようなモノトーンで、内容はよくわかりませんでしたが、問い(数回ありました)の最後は「アーアーアー」と言うのです。

この問いに答えるのが貫首で、これもかなり長く、最後は「イーイーイー」でした。

これまで感じたことのない読経への肯定的印象が起こりました。ひとりの先唱と、合唱(斉唱?)のタイミング、奏楽(笛や太鼓)との関係が興味深かったです。

司会はNHK奈良放送局の女性キャスターでした。

大型スクリーンが左右に用意されていて、直接見えない位置からも中の様子がわかりました。
遠くに見える実物(人間)と、近くに鮮やかに大きく見えるスクリーンの姿とをしばしば見比べました。
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スクリーンのほうが実に鮮明で派手に見えるのですが、実物にはスクリーンには十分に感じられない「心と体を持った人間」が感じられます。

今日は建物の中に入ることはできませんでした。

現在の貫首さんは親愛幼稚園のご卒園だそうです。

たまたまこの時期に奈良基督教会牧師として居合わせたばかりに興味深い経験をさせていただきました。

キリスト教の中には他の宗教に対して「偶像崇拝」と決めつける立場があり、そのような立場からすれば法要出席などとんでもないことかもしれません。けれども私(たち)はそういう考えではないのです。

私たちの聖公会は儀式的(典礼的)礼拝をするので、儀式としての関心もありました。

奈良基督教会・親愛幼稚園の土地はかつては興福寺の境内でした。廃仏毀釈で興福寺が手放した土地を教会が後に取得したのです。それですから今も興福寺と教会は壁を隔てて接しています。

私の書斎は牧師館の一番北側ですが、この部分は元々興福寺参道の茶店だったとか。

教会と興福寺の関係の歴史もいろいろあるようです。
(実は私も何度か経験しています。)
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