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2023年4月16日(日)復活節第2主日  ルカによる福音書 6:13-15
イエスは十二人を選んで使徒と名付けられた。それはシモン、アンデレ、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ……トマス……である。

4月17日(月)          ヨハネによる福音書 11:15-16
イエスは言われた。「さあ、彼(ラザロ)のところへ行こう。」すると、ディディモと呼ばれるトマスが、仲間の弟子たちに、「わたしたちも行って、一緒に死のうではないか」と言った。

4月18日(火)           ヨハネによる福音書 14:5-6
トマスが言った。「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。」イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。」

4月19日(水)            ヨハネによる福音書 20:25
ほかの弟子たちが「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「この手をそのわき腹に入れてみなければ、決して信じない。」

4月20日(木)            ヨハネによる福音書 20:26
トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

4月21日(金)            ヨハネによる福音書 20:27
イエスはトマスに言われた。「あなたの手をわたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」

4月22日(土)            ヨハネによる福音書 20:28
トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。

(新共同訳)

(ひとこと)
他の弟子たちが「わたしたちは主を見た」と言ったとき、トマスはそれを強く否定しました。とても信じられなかったのです。けれども一方で、自分だけが取り残されたように思うと、耐えがたい悲しみに心は乱れました。

8日後、イエスが来られたとき、トマスは一緒にいました。
「あなたがたに平和があるように」。
これこそトマスが必要としていた言葉でした。トマスの心は、喜びと平安に満たされました。
イエスはご自分をトマスに示して、彼を「信じる者」として引き寄せられたのです。