
ガリラヤ湖西岸のマグダラ
2024年7月21日(日)聖霊降臨後第9主日 ルカによる福音書 8:1
イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった。
7月22日(月)マグダラの聖マリヤ日 ルカによる福音書 8:2-3
七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。
7月23日(火) ルカによる福音書 8:3
彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。
7月24日(水) マルコによる福音書 15:37、40
イエスは大声を出して息を引き取られた。婦人たちも遠くから見守っていた。その中には、マグダラのマリアらがいた。
7月25日(木)使徒聖ヤコブ日 ヨハネ福音書 20:1
週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。
7月26日(金) ヨハネによる福音書 20:11、16
マリアは墓の外に立って泣いていた。
イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。
7月27日(土) ヨハネ福音書 20:18
マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。
(新共同訳)
(ひとこと)
「マグダラ」はガリラヤ湖西岸の町。そこの出身なので「マグダラのマリア」と呼ばれます。
「七つの悪霊に取りつかれている」と言われたほど、深い苦しみを抱えた人でしたが、イエスと出会って救われ、イエスに従ってその働きに加わりました。
イエスが十字架につけられて殺されたとき、彼女はそれをずっと見守り、イエスの遺体が葬られるのを見届けました。
三日目の朝、彼女はイエスの体が墓からなくなっているのを発見し、弟子たちに知らせました。
再び彼女は墓に戻り、泣いていました。そのとき、後ろから「マリア」と呼ぶ声がしました。
「わたしは主を見ました」。
マグダラのマリアは今も私たちに、大きな喜びをもって復活のイエスを伝えてくれています。