2024年8月18日(日)聖霊降臨後第13主日 箴言 4:4-5
わたしの言葉をお前の心に保ち、わたしの戒めを守って、命を得よ。知恵を獲得せよ、分別を獲得せよ。
8月19日(月) 箴言 9:5-6
知恵は言った。「わたしのパンを食べ、わたしが調合した酒を飲むがよい。浅はかさを捨て、命を得るために。」
8月20日(火) 詩編 119:50
あなたの仰せはわたしに命を得させるでしょう。苦しみの中でもそれに力づけられます。
8月21日(水) イザヤ書 55:3
耳を傾けて聞き、わたしのもとに来るがよい。聞き従って、魂に命を得よ。
8月22日(木) ヨハネによる福音書 3:16
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
8月23日(金) ヨハネによる福音書 6:54
イエスは言われた。「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。」
8月24日(土)使徒聖バルトロマイ日 ローマの信徒への手紙 5:18
一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、一人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。
(新共同訳)
(ひとこと)
日本聖公会で用いられている3年周期の主日日課では、旧約聖書「箴言」は、B年の「特定15」のたった1回しか出て来ません。この主日はその貴重な機会です。
ここに「知恵」が登場します。知恵は人格を持ったものとして描かれ、神のみもとにあって神を楽しませ、また人と共に楽しみます(8:30-31)。このような喜び、楽しみが信仰の大切な一面であることを知らされます。
箴言第9章に至って、知恵は人々をみずから整えた食卓に招きます。人々が「命を得る」ためです。
神から来られた独り子イエスは、わたしたちに「命を得させるために」ご自分を差し出されます。
わたしたちは主の命を、み言葉として受け、また聖餐のパンとぶどう酒として授かります。こうして何ものにも代えがたい喜びと力が与えられます。