2024年9月8日(日)聖霊降臨後第16主日 ヤコブの手紙 1:18
御父(おんちち)は、御心のままに、真理の言葉によって私たちを生んでくださいました。
9月9日(月) ヤコブの手紙 1:19
私の愛するきょうだいたち、よくわきまえておきなさい。人は誰でも、聞くに速く、語るに遅く、怒るに遅くあるべきです。
9月10日(火) ヤコブの手紙 1:21
植え付けられた御言葉を謙虚に受け入れなさい。御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。
9月11日(水) ヤコブの手紙 1:22
御言葉を行う人になりなさい。ただ聞くだけの人であってはなりません。
9月12日(木) ヤコブの手紙 1:25
自由の律法を一心に見つめて離れずにいる人は、行う人になります。このような人は、その行いによって幸いな者となるのです。
9月13日(金) ヤコブの手紙 1:27
みなしごや、やもめが困っているときに世話をし、世の汚れに染まることなく自分を守ること、これこそ父なる神の前に清く汚れのない宗教です。
9月14日(土) ガラテヤの信徒への手紙 5:6
キリスト・イエスにあっては、割礼の有無は問題ではなく、愛によって働く信仰こそが大事なのです。
(聖書協会共同訳)
(ひとこと)
ヤコブの手紙1:21〜22で、御言葉について三つのことが言われています。
第一に、すでに御言葉は「植えつけられている」、つまりそれはわたしたちの一部になっているというのです。それを謙虚に、柔らかな心をもって受け入れなさい。
第二に、御言葉はわたしたちの魂を救うことができる。御言葉は動かない物体のようなものではありません。わたしたちを生かそうとして生きて働くものなのです。
第三に、御言葉を聞くだけではなく、行う人になりなさい。御言葉はみずから意志を持ち、願いを持ち、わたしたちをとおして行動しようとするのです。
第三のことはむつかしいことかもしれません。けれどもわたしたちに神と隣人への温かい思いがあれば、御言葉はわたしたちをとおしてみずから働いてくれるでしょう。それに信頼し、勇気を持って一歩を踏み出しましょう。