2024年11月10日（日）聖霊降臨後第25主日
ローマの信徒への手紙 6:10
キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。
11月11日（月） 士師記 6:39
ギデオンは神に言った。「もう一度だけ試すのを許し、羊の毛だけが乾いていて､土には一面露が置かれているようにしてください。」
11月12日（火） ヘブライ人への手紙 9:12
キリストは、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖(あがな)いを成し遂げられたのです。
11月13日（水） ヘブライ人への手紙 9:26
キリストは世の終わりにただ一度、御自身をいけにえとして献げて罪を取り去るために、現れてくださいました。
11月14日（木） ヘブライ人への手紙 9:28
キリストは二度目には、罪を負うためではなく、御自分を待望している人たちに、救いをもたらすために現れてくださるのです。
11月15日（金） ヘブライ人への手紙 10:10
この御心に基づいて、ただ一度イエス・キリストの体が献げられたことにより、わたしたちは聖なる者とされたのです。
11月16日（土） ペトロの手紙 �� 3:18
キリストも、正しい方でありながら、罪のためにただ一度苦しまれました。あなたがたを神のもとへ導くためです。
（新共同訳、一部調整）
（ひとこと）
今回は、主日の使徒書（ヘブライ人への手紙）に出る「ただ一度」をキーワードとして聖句を選んでみました。
イエスの死は、無数の人々の死のひとつです。ひとりの人として生き、苦しみ、死なれたからです。
と同時に、イエスの死は、特別な死、ただ一度限りの、決定的な死です。なぜならそれが全人類に救いをもたらす死だからです。
「一度かぎり流された血」（ヘブライ9:12参照）。人間の傷と過ちの深さを知るとき、イエスの流された血の尊さを知ります。限りない愛に満ちた血です。
