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2024年11月24日(日)降臨節前主日     ヨハネの黙示録 1:1
イエス・キリストの黙示。この黙示は、すぐにも起こるはずのことを、神がその僕たちに示すためキリストにお与えになり、そして、キリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである。

11月25日(月)              ヨハネの黙示録 1:3
この預言の言葉を朗読する人と、これを聞いて、中に記されたことを守る人たちとは幸いである。時が迫っているからである。

11月26日(火)             ヨハネの黙示録 1:4-5
証人、誠実な方、死者の中から最初に復活した方、地上の王たちの支配者、イエス・キリストから恵みと平和があなたがたにあるように。

11月27日(水)             ヨハネの黙示録 1:5-6
わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方に、栄光と力が世々限りなくありますように、アーメン。

11月28日(木)              ヨハネの黙示録 1:6
わたしたちを王とし、御自身の父である神に仕える祭司としてくださった方に、栄光と力が世々限りなくありますように、アーメン。

11月29日(金)              ヨハネの黙示録 1:7
見よ、その方が雲に乗って来られる。すべての人の目が彼を仰ぎ見る、ことに、彼を突き刺した者どもは。

11月30日(土)使徒聖アンデレ日   ヨハネの黙示録 1:8
神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

(新共同訳)

(ひとこと)
降臨節前主日は教会暦の最後の主日です。今年(B年)の使徒書は、新約聖書の最後の書物である「ヨハネの黙示録」の冒頭部分です。

ヨハネの黙示録は、ローマ帝国の迫害に苦しむ信徒を励ますために書かれました。

「見よ、その方が来られる。」1:7

たとえこの世界がいかに悲惨で、悪の力によって多くの人々が支配され苦しめられているとしても、必ずイエス・キリストが来られて悪の力を滅ぼし、世界とわたしたちを完全に救ってくださる。この書はそう宣言します。

この方は、わたしたちを救うためにはご自分の血を流すまで、わたしたちを愛し尽くしてくださった方です(1:5)。その愛の働きは、人々の目の涙が拭われる(21:4)までやむことがありません。